こんにちは。
YUMI KATSURAウェディングプロデュース カリヨンTOKYO
ウェディングデコレーターの新屋です。
さすがに梅雨っぽい日が続いてきましたね
今日は少し昔話を（笑）
最近、私のFacebookに懐かしいお顔の方が友達申請をいただきました。
元上司の部長です。
もう５年はお目にかかっていませんでした。
ある意味で私のブライダル人生を２回も変えた方です（笑）
上司の方とご一緒だった勤務先は・・・
有名店でありながら、私に声がかかった時には
毎月ゼクシィに見開き２Pの広告を出し、毎月120組のカップルが
会場見学に来てくださる、そんなレストランでした。
・・・お表向きはこんな感じ・・・。
その実情は120組新規来店があるのに1か月の成約組数が3組、4組。
そんな状況が2か月続いたところで業者さんを通して、
私にSOS
の声がかかりました。
ブライダル事業部のマネージャーとしてブランドの再構築と
事業部の全面立て直しをしました。
闘いの詳細は今回は書きませんが、本当に本当に苦労して、
2年めには13人のプランナーを5人に減らし、
1人1人を売れっ子にするため、個別にレッスンを繰り返し、
なんと10月には翌年の婚礼組数がある程度取り込め、
計画では6月ぐらいには年間の成約組数を取り込める、
そんなところまで持っていけた！
・・・・・そんな時に会社都合で一方的に事業部閉鎖が決定しました。
今でもあの時の気持ちを思い出すと
複雑な思いと涙が出るぐらいの悔しさなのか、悲しさなのか・・・
そんな気持ちになります。
詳細は書きません！
・・・っが、その時の私は既に紹介で次の勤務先も決定していましたが、
退職日を過ぎると私は「もぬけの殻」状態で辞退をしました。
私は年齢的に考えて、このままブライダル業界で仕事をしていくか、
異業種に転職するなら、このタイミングしかないな、と考え・・・
でも踏ん切りがつかないまま数か月。
あるきっかけをいただき、完全な異業種の仕事を手伝うことにしました。
それから数か月・・・。
今回の上司から電話がありました。
私は電話に出ることが出来ずにいたら、留守番電話に伝言が入っていました。
「新屋さん、お元気ですか？
あれから１年がたちました。
某社がプロデュースに入り、１年たったわけですが、
1年たって新屋さんがいつも言っていた「ブライダルは人の力が勝負を決める」と言っていた、
人を大事にするやり方が正しかった」ということが証明されました。
僕もブライダル事業部存続させるため、
あの時にもっと上層部と闘うべきだったと後悔しています。
噂で新屋さんがブライダル以外の仕事をしていると聞きました。
新屋さんのやり方が正しいと証明されたので、
なんとかブライダル業界に戻って、もう一度頑張ってください。
僕がそんなことを言える立場ではないけれど、
せめて新屋さんがそうしてくれると、僕の後悔も少し軽くなるし、
未来の新郎新婦のためにお願いします。」
こんな長い、長いメッセージでした。
・・・このメッセージをいただいた時に異業種の仕事では
物足りない、どうしようと感じ始めていました。
そして、その数か月後はLuceをスタートさせるために
スターティングメンバーの松岡さんと準備を始めたんです。
男性だし、上司だった方なので、私に連絡をすることは
勇気のいることだし、絶対的な仕事ではなかったはずです。
この部長の伝言がなければ私はブライダル業界から離れていたと
思います。
本当にありがたいことです。
近々またお目にかかれればと思います。
部長と一緒に頑張っていた頃から、少し時間がたちましたが
私の考えは変わりません。
結婚式の仕事は「人の力」だと。
これからも自らがそれを証明していきたいと思います。
それが部長に対する恩返しになると思いますので。
Facebookを通じてパワーをいただきました！
ありあとうございました！
