おはようございます。


前回に続き、類義語の細かな違いを紹介しています。今回は「考える」という場合に皆さん"think"を使いがちですが、もっともっと明確な翻訳をしたり相手に伝えるために"think"以外の「考える」のニュアンスを解説していきます。

本日は"consider"からです。
これはじっくりと考慮するような場合に使う単語です。
"consider"は、「検討する」という意味合いの「考える」で、時間をかけて頭の中で考えてから意見するような時に使われます。
"consider"に最も近い意味の単語は"regard""deem"です。
どちらもじっくりと考えて結論に到達することを表現する単語です。

なので例文としては、
"I consider it meaningless."
(私は、それは無意味だと思います)
直訳すると少しキツい文にも見えますが、単語の意味を理解して翻訳すると「頭の中でよく考えた結果、それを無意味だとみなした」というニュアンスなのです。

 



"consider A B "で「AをBと考える・思う」という意味になります。
「〜することを考える」と伝えたいのであれば"consider"の後ろには"~ing""that ・・・"や"what〜など"のように文章の続けたりする必要があります。

これまで確信度的には"consider"は高めで、"think"は60%くらいでしたが"suppose"は半信半疑のニュアンスになります。
多分そうだろうけど、自分の意見でもあまり自信を持てないことってありますよね。そんな時に使える単語です。
辞書を引いたり、意味を検索したりすると「仮定する」とも出てきます。
特別根拠はないけど・・・っていう時ってありますよね。根拠はないけどいい方向に向かうことを仮定して相手に返事をする時などはぴったりです。

"I suppose everything is going to be all right."
(多分、全てうまくいくよ)

「多分、~だと思う」なんていうと、"Maybe, I think ○○."なんて考える人もいるのではないでしょうか?
別に間違いではないのですが、"suppose"だとこれ一つで、そのニュアンスを伝えることが出来ます。
また、"suppose"には「考える」以外にもたくさんの意味があります。"suppose"を上手に使いこなしたり、意味を理解しておくことでかなり英会話での応用力も高くなるのではないでしょうか。

 

 

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おはようございます。


以前、類義語の違いについてご紹介していました。

日は経ちましたが今回また、日常的によく使うけどいくつかの類義語が存在する「問題」と「考える」という単語について紹介していきます。
これらの類義語など、似ているけど少しずつ意味が違います。大まかな意味合いは同じかもしれませんが、より明確なニュアンスを掴み取り翻訳するためには僅かな違いも知っておく必要があります。

 



まず「問題」についてです。
"question"と"problem"の違いは、答えが明らかになっているか、そうでないかです。

"question"は、答えが明らかになっている「問題(質問)」を指します。
簡単な質問やクイズの場合にも使われますが、これは日本でもよく活用されているのでなんとなく分かりますよね。その他試験問題などのようひハッキリした解答のある問題を表す際に使います。

一方、"problem"は、困った状況や解決すべき状況など「状況」に対しての「問題」であり正しい正解などが存在しません。
しかし解決をする「必要」は十分にあります。
飲酒運転や高い犯罪率、生活習慣病などの困難な問題でも"problem"は使われています。

主にこの2つの単語がよく使われますが、まだまだ類義語は存在します。

"trouble"
こちらもよく日本でも使われますが、困った、厄介な、面倒な状態でさらに、その問題が個人的だったり直接的に影響がある場合に使われます。「ご近所トラブル」「騒音トラブル」などがピッタリな例ですね。

その他"issue"は経済問題や政治などのシーンで議題の意味の問題として使われますが、「学術的な議論の余地がある問題」を示しています。大学生などは論文などで関係が深い「問題」でしょう。
"matter"は、簡単にいうと個人的な悩みと言ったところでしょうか。心配事やなにか個人が重要だと考える「問題」を意味します。

これらの問題を「考える」ことは当たり前ですし、「考える」という単語は付き物とも言えます。
次に"think"についてです。
「考える」や「思う」と言いたいとき、皆さん大抵使っているかと思います。
意外と"think"の類義語はたくさん存在します。
その中でも "consider""suppose"は比較的頻繁に使われる単語です。
まず"think"はからおさらいです。
"think"は自分がどう感じるかを意見するときにに使います。主観的に感じていることを述べるとき、相手に伝える時に使える表現です。
そういった意味で、より"think"に近い単語は
"feel""guess""assume"などがあります。
どれも「自分がどう感じたかについて述べるときに使う」という点で共通しています。
また、絶対にそうであるという確信がないときにも "think"を使います。

例えば、"I think he is lying."(彼は嘘をついていると思う)という文章は確信性はなく個人的な見解です。

"think"を使った熟語だと"think of"と "think about"などの違いについても知っておいた方が良いですがこちらは後日にしましょう。

 

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おはようございます。


日本でもそうだとは思うのですが、私たちは日常会話で「相槌」を打ちますよね。
ちなみに「相槌」とは鍛冶場で槌を交互に打つことから「相槌」といわれています。
英語で「相槌」は"Conflict"(感嘆詞)、「相槌を打つ」は"give responses"といいます。
英会話でも相槌を打ちますが、日本語とは少し異なります。日本語まで頻繁に打ちません。日本語の相手を安心させる相槌に対して、英語の相槌はしっかり意味を含んだ反応です。共感したり反対したり、思っていることを口にするのですが、相手の言い方に合わせて相槌を打ちます。

 



よく日本語でも「そうだよね」と同調する相槌は打ちます。英語の場合だと、"It sure is."がよく使われます。
しかし単純にこのフレーズだけを覚えておけばいいのではありません。相手の動詞や主語に合わせて単語を選ぶ必要があります。
例えば、相手が何か動詞を使ってきた場合に対しての相槌で共感したい時は、
"It sure does"
(本当にそうだよね)
と、"does"に置き換えなければなりません。
また、「本当に?」と聞き返したい場合は"It does?"です。

主語が生き物であったり、人であればその性別を見て主語も変える必要があります。

"He is really handsome."(彼は本当にハンサムだよ)
"He sure is."(そうだね)

反対に、「そうかな?」と答えたいとき
"Is he?"

万が一動物で性別が分からないのであれば"it"でも大丈夫です。

そして「大丈夫」についてですが、日本語では断る場合に「大丈夫です」ということありますよね。
日本語の場合だと、この「大丈夫です」という返事をされた時、「結局どっち!?」と思ってしまうことも多々あります…
英語の「大丈夫です」と断る時に使うフレーズだと、"No thank you""No thanks"などが一番に浮かぶ方が多いです。
しかしこの、"No thank you"も間違いではありません。意味はあっていますが、文頭に"No"がつくことで否定が強調されてしまいます。"No"という否定が先に聞こえて来るので断り方がどうしてもキツく聞こえてしまうのです。
では、否定をせずに返事をすると、それこそ日本語の「大丈夫です」というフレーズが必要になってきます。
英語での断る場合の「大丈夫です」により近いフレーズ英語として
"I'm good."があります。
さらに"I'm good thank you."という言い方をすると、相手も断られても嫌な気分にはなりませんよね。

"I’m okay"や"I’m fine"も同じ意味として使えますが、"I'm good"の方が一般的だといえます。"I’m fine"は丁寧な響きがあるようです。

 

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日本は立冬も過ぎ、暦上では本格的に冬の季節の訪れです。
実際、北海道や東北地方などでは雪が積もっている映像などを目にしたりもしました。また一部の地域でも雹が突如降ってきたりと冬を実感するニュースも多々ありますよね。
そこで冬に使える冬に纏わることわざをご紹介致します。

 



日本には「雪と墨」ということわざがあります。雪は白く、墨は黒いことから、二つのものの違いがあまりに大きすぎて、比較にならないことのたとえを意味することわざです。「月とスッポン」なんかもその類です。
こちらを英語だと、「白墨とチーズほどちがう」という意味の"Be as different as chalk and cheese."となります。
チョークとチーズをあげて全く違うものの意味を表しています。

その他、「雪」が使われた言葉があります。
「柳に雪折れなし」は、柳の木は細くて頼りなく見えても雪が降り積もって枝が折れることはありません。それに対して固く太い枝は意外と雪の重みに耐えられず折れてしまうことがよくあります。
英語では葦と樫の木を比較したことわざがあります。
"Oaks may fall when reeds stand the storm"(葦は嵐に耐えることができるが、樫の木は倒れる)

「我が物と思えば軽し笠の雪」とは、自分のものであれば重くは感じないという意味のことわざですが、英語だと鳥を用いて表現されます。
"The bird feels not its wings heavy"
(鳥は自分の羽を重いとは感じない)
確かに鳥が羽を重いと感じていては空を自由に飛ぶことが出来ませんよね。
これらは大変なことでも、自分の利益になると思えば気にならない・苦労を惜しまないということわざです。

また、冬が来ると辛い寒さから、ポカポカと暖かい春を恋しく思う言葉もふえてきます。

日本での「冬来たりなば春遠からじ」は、
"If Winter comes, can Spring be far behind?"
(冬が来れば、春ははるか遠くなってしまうだろうか?いやそんなことはない)
今は冬の厳しい寒さのようにつらくても、いつかポカポカと暖かい春がやってくるように幸せもきっとやってくるのだということわざです。

「人の一生は重荷を背負うて遠き道を行くがごとし」は、徳川家康の言葉です。
"The life of man is a winter's day and a winter's way"(人の一生は冬の日、冬の道である)
人生はつらく苦しいものだということを表しています。挫けそうになった時や背中を押してあげたい時にかけたい言葉ですね。

"Advice is like the snow. The softer it falls, the longer it dwells upon and the deeper it sinks into the mind."
(忠告は雪の如し。穏やかなものほど、永く、深く、心に降り積もる。)
こちらもことわざではなく、名言です。
イギリスの詩人、サミュエル・テイラー・コールリッジの有名な言葉です。
アドバイスとは雪のようなものだ。柔らかければ柔らかいほど、それは長く留まって、心の中に深く沈んでいく。という言葉です。

"dwell upon"は、「深く考える、長々と話す」という意味です。

 

 

これから段々と社会人も主婦も学生も忙しくなってくる時期です。そんな時期はすべてを自分でやろうと思うのではなく、人が出来ることは人に任せるということも大切な事です。自分ですべて抱えて体調を崩したり、失敗したりしては意味がありません。人を信じて任せるということも大切な事です。もし、翻訳をしなければいけないような場合は、是非Webで翻訳をご利用ください。翻訳をしている間に、他の大切な事を済ませることが出来ますよ。

 

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前回から「ダース」"dozen"についてお話していました。
1ダース・"dozen"=12ですが、なぜ10や20といったキリの悪い12なのでしょうか?
よくよく考えれば、伴い星占いの星座を12、時計の目盛りも12です。海外からの影響とはいえ、日本の干支も十二支です。
実は10や20など一見キリがよく見える数字よりも、12という数字は利点があります。

 



それは、10よりも約数が多いことです。
10の約数は1、2、5、10の計4つしかないのに対し、12の約数は、1、2、3、4、6、12の計6つの約数があります。
この約数があるだけ、分割もしやすく区分がとてもしやすいのです。
12=3×4ということは、12が「奇数分割も4分割も可能」であるということです。
そもそも、一年が12ヶ月となった由来は月の満ち欠けに関係してちますが、12の月があることで「上半期」「下半期」のように2分割することも「四半期」や「春夏秋冬」のように4分割することも可能です。
時計の目盛りも同じです。1~12時とあり、60の目盛りがあります。「子午卯酉」というように1日を真夜中・真昼・夜明け・日暮れの局面で4分割することも可能であり、3時・9時の列と12時・6時の列を直交できる、判りやすいアナログ時計にもなります。

ちなみに、20も12と同じく「奇数分割も4分割も可能」なのですが、20だと多すぎますよね。よって12が基準としては丁度いい数字なのです。
アナログ時計の60個の目盛りは12(ヶ月)と30(日、年)と大きく関係しています。1年は12ヶ月、1ヶ月は30日、そして1日は12分割に出来ます。
時間、月日、それらに纏わる分割などは12によって上手く繋がれているこです。

"dozen"の他に、20個のものを表す表現として、"score"があります。かなり古い表現のようですが、こちらもしっかり辞書には記載されています。
使い方の例を上げておくと、"four score and seven years ago"で、「87年前」のことを示します。「4×20+7年前」でということです。現代ではなかなか出る幕がなさそうな気もします。

スコアと言うと、日本では「ゲームのスコア」や試合のスコア表というような、何かスポーツやゲームの得点記録を連想させます。
もちろん、得点や得点記録という意味もありますが、20というものの集まりの他に、楽譜や真実・真相、成功する、手に入れるなどの意味も含まれます。
更には、「麻薬を手に入れる」という俗語としても使われているようです。
日本では芸能人やスポーツ選手の薬物使用のニュースがなかなか後を絶ちません。
意外と私たちの身近にも潜んでいるのかもしれません。海外で不自然に"score"という言葉が飛び交っていたら少し警戒した方がいいのかもしれませんね。

 

 

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最新記事は三毛猫やハチワレは英語でなんていう?英語で猫の柄や模様をいってみよう(2019年11月13日)

 

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