おはようございます。
日本は立冬も過ぎ、暦上では本格的に冬の季節の訪れです。
実際、北海道や東北地方などでは雪が積もっている映像などを目にしたりもしました。また一部の地域でも雹が突如降ってきたりと冬を実感するニュースも多々ありますよね。
そこで冬に使える冬に纏わることわざをご紹介致します。
日本には「雪と墨」ということわざがあります。雪は白く、墨は黒いことから、二つのものの違いがあまりに大きすぎて、比較にならないことのたとえを意味することわざです。「月とスッポン」なんかもその類です。
こちらを英語だと、「白墨とチーズほどちがう」という意味の"Be as different as chalk and cheese."となります。
チョークとチーズをあげて全く違うものの意味を表しています。
その他、「雪」が使われた言葉があります。
「柳に雪折れなし」は、柳の木は細くて頼りなく見えても雪が降り積もって枝が折れることはありません。それに対して固く太い枝は意外と雪の重みに耐えられず折れてしまうことがよくあります。
英語では葦と樫の木を比較したことわざがあります。
"Oaks may fall when reeds stand the storm"(葦は嵐に耐えることができるが、樫の木は倒れる)
「我が物と思えば軽し笠の雪」とは、自分のものであれば重くは感じないという意味のことわざですが、英語だと鳥を用いて表現されます。
"The bird feels not its wings heavy"
(鳥は自分の羽を重いとは感じない)
確かに鳥が羽を重いと感じていては空を自由に飛ぶことが出来ませんよね。
これらは大変なことでも、自分の利益になると思えば気にならない・苦労を惜しまないということわざです。
また、冬が来ると辛い寒さから、ポカポカと暖かい春を恋しく思う言葉もふえてきます。
日本での「冬来たりなば春遠からじ」は、
"If Winter comes, can Spring be far behind?"
(冬が来れば、春ははるか遠くなってしまうだろうか?いやそんなことはない)
今は冬の厳しい寒さのようにつらくても、いつかポカポカと暖かい春がやってくるように幸せもきっとやってくるのだということわざです。
「人の一生は重荷を背負うて遠き道を行くがごとし」は、徳川家康の言葉です。
"The life of man is a winter's day and a winter's way"(人の一生は冬の日、冬の道である)
人生はつらく苦しいものだということを表しています。挫けそうになった時や背中を押してあげたい時にかけたい言葉ですね。
"Advice is like the snow. The softer it falls, the longer it dwells upon and the deeper it sinks into the mind."
(忠告は雪の如し。穏やかなものほど、永く、深く、心に降り積もる。)
こちらもことわざではなく、名言です。
イギリスの詩人、サミュエル・テイラー・コールリッジの有名な言葉です。
アドバイスとは雪のようなものだ。柔らかければ柔らかいほど、それは長く留まって、心の中に深く沈んでいく。という言葉です。
"dwell upon"は、「深く考える、長々と話す」という意味です。
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