おはようございます。


以前、類義語の違いについてご紹介していました。

日は経ちましたが今回また、日常的によく使うけどいくつかの類義語が存在する「問題」と「考える」という単語について紹介していきます。
これらの類義語など、似ているけど少しずつ意味が違います。大まかな意味合いは同じかもしれませんが、より明確なニュアンスを掴み取り翻訳するためには僅かな違いも知っておく必要があります。

 



まず「問題」についてです。
"question"と"problem"の違いは、答えが明らかになっているか、そうでないかです。

"question"は、答えが明らかになっている「問題(質問)」を指します。
簡単な質問やクイズの場合にも使われますが、これは日本でもよく活用されているのでなんとなく分かりますよね。その他試験問題などのようひハッキリした解答のある問題を表す際に使います。

一方、"problem"は、困った状況や解決すべき状況など「状況」に対しての「問題」であり正しい正解などが存在しません。
しかし解決をする「必要」は十分にあります。
飲酒運転や高い犯罪率、生活習慣病などの困難な問題でも"problem"は使われています。

主にこの2つの単語がよく使われますが、まだまだ類義語は存在します。

"trouble"
こちらもよく日本でも使われますが、困った、厄介な、面倒な状態でさらに、その問題が個人的だったり直接的に影響がある場合に使われます。「ご近所トラブル」「騒音トラブル」などがピッタリな例ですね。

その他"issue"は経済問題や政治などのシーンで議題の意味の問題として使われますが、「学術的な議論の余地がある問題」を示しています。大学生などは論文などで関係が深い「問題」でしょう。
"matter"は、簡単にいうと個人的な悩みと言ったところでしょうか。心配事やなにか個人が重要だと考える「問題」を意味します。

これらの問題を「考える」ことは当たり前ですし、「考える」という単語は付き物とも言えます。
次に"think"についてです。
「考える」や「思う」と言いたいとき、皆さん大抵使っているかと思います。
意外と"think"の類義語はたくさん存在します。
その中でも "consider""suppose"は比較的頻繁に使われる単語です。
まず"think"はからおさらいです。
"think"は自分がどう感じるかを意見するときにに使います。主観的に感じていることを述べるとき、相手に伝える時に使える表現です。
そういった意味で、より"think"に近い単語は
"feel""guess""assume"などがあります。
どれも「自分がどう感じたかについて述べるときに使う」という点で共通しています。
また、絶対にそうであるという確信がないときにも "think"を使います。

例えば、"I think he is lying."(彼は嘘をついていると思う)という文章は確信性はなく個人的な見解です。

"think"を使った熟語だと"think of"と "think about"などの違いについても知っておいた方が良いですがこちらは後日にしましょう。

 

Webで翻訳オフィシャルブログでは、翻訳、言語、その他の事をアメブロとは違う内容で書いてます。

最新記事は家族にまつわる英語の名言を集めてみたPart2(2019年11月27日)

 

Webで翻訳」(株式会社インフォシード)は経済産業省が推進する「キャッシュレス・消費者還元事業」の加盟店となりました。

2019年10月21日~2020年6月30日の間、「Webで翻訳」をご利用の際にクレジットカードで決済されますと、5%還元されます。

※ポイント還元方法等は、決済時にご利用頂いたクレジットカード会社へご確認をお願い致します。