選手が心を傾けるスポーツコーチ ヤディ(八所和己) -4ページ目

日本代表になった日。 ラグビーリーグという競技(後編)

こんにちは。
プレイフルコーチの
ヤディです。

イングランドの新聞での一コマ。
私はどこでしょう?(答えは最後で...)

【ラグビーリーグ】という競技に出会い
日本代表として
イングランドの地に立ったヤディ。

ちょんまげを結って
SAMURAISの主将として初戦の
スコットランド戦に臨みました。

実は、JAPANの監督さんは
オーストラリアの元プロのリーグの選手。
マックス・マニクスさん。

リーグの世界では有名な選手だったそうで、
関係者の間では、
「マックスが率いてくるJAPANはどんなチームだろう」
と話題になっていたそう。

そして、
マックスさんは、
映画“ブライトンの奇跡”の
脚本を書いています。

エディジャパンのスポットコーチも
していたという話も聞きました。
日本とは縁がある方だったんですね。

さて、初戦のスコットランド。
観衆は十分ほど入っています。

結果はというと・・

JAPANチームはスコットランドの
大男たちに翻弄され、
跳ね飛ばされ、
ぼろぼろにされました。

4‐90。
わずかにワントライ。
大敗でした。
けが人も続出。

前途多難の幕開けとなったのです。

その後の試合も
フランス➡0‐76
アイルランド➡10‐66
イングランド➡18‐76

最終戦アメリカ➡点数不明ですが、
負け。。。

12か国中最下位という結果でした。

試合をするごとにけが人は増え、
ギリギリのメンバーで戦ったJAPAN。
最終戦のアメリカ戦を前に
主将の私は監督のマックスに呼ばれました。

「最終戦は棄権してもいいぞ。
なぜならアメリカのタックルは
頭から飛び込んでくるタックルが多い。
これ以上けが人を出したくないからだ」

そう言われました。
でも、私は
「やらせてください」
とお願い。

マックスも
「わかった」
と了承してくれました。

ここまできて、
最後まで試合をする。
勝てなくても、日本の代表として
試合を全うする。

そんな気持ちでいっぱいでした。

今までの4試合は負けても
涙すら出てきませんでした。

でも、最終戦が終わった瞬間
止まらぬ涙が頬をつたい
号泣してしまいました。

メンバーが優しく励ましにきてくれて
「ありがとう」
と皆んなと抱き合ったことを
思い出しました。

日本代表の主将として。
何かできたわけではなかったけど、
JAPANチームのスタッフ・メンバーと過ごせた
日々は、私のその後の人生に大きく影響を
及ぼしました。

チャレンジすること。
そして少しのプライドを持つこと。
また、スポーツを通じて世界と
出会えたこと。
これに感謝した経験となりました。

バックラウンドや経歴にとらわれることはない。
自分がやりたいと思った時に行動してみる。

すると、そこには思いがけない
気づきや感覚や世界観が
生まれてくるものだと思います。

そして、スポーツはメジャースポーツだけじゃない。
ベンチャースポーツがある。

どんなスポーツも
人を成長させてくれる魅力があります。
行動と挑戦を忘れずに。
私もそう思って過ごしたいと思います。

プレイフルコーチ ヤディ

追伸:

冒頭の新聞に掲載されたJAPANのチームの写真。
後ろの列で左から2番目のちょんまげ姿で
鼻にテープを貼っているのが私です。笑

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日本代表になった日。ラグビーリーグという競技(前編)

こんばんは。
プレイフルコーチの
ヤディです。

今日は、
私が携わってきた、
ベンチャースポーツを紹介していきたいと
思います。

【ラグビーリーグ】という競技。

ラグビーというと
皆さんが知っている15人制。
オリンピックでは7人制。

これらの競技を思い浮かべると思います。

もう一つラグビーがあるんです。
13人制の【ラグビーリーグ】。

呼び方は、7人制や15人制は【ユニオン】。
13人制は【リーグ】。

ラグビー発祥の地イングランドや南半球では、
【ユニオン】も【リーグ】も盛んで
エリアによって違うようです。

日本では、ほとんどが【ユニオン】。
日本ラグビーリーグ協会という団体が運営していますが、
【ユニオン】に比べると競技人口は少ないのが現状です。

1996年、【ユニオン】のクラブチームにいた私は、
【ラグビーリーグ】という競技の存在を知ることになります。

そして、その年、
スチューデントワールドカップが
イングランドであると知らされます。

日本代表として行きませんか?
と声が掛ったのです。

「イングランドで行われるワールドカップに
日本代表として出場!!」

これだけ聞くとすごいこと!
そして、こんな機会はめったにない!

ということで2つ返事で
「出ます!!」
と回答しました、

当時私は広告代理店のサラリーマンでした。
営業職だったので、
まずはクライアント先に承諾を得ました。
「ぜひ行ってきなよ」
と快諾。

その後
会社の上司に相談。
こちらも快く承諾してくれました。

準備万端の状態にして、
さて、本番に向けて練習だ!

と言ったはよいが、
実は、13人制と15人制はルールが
全く違うということを知ります。

直前の淡路島合宿で、
メンバーが顔合わせ。
全国から集まってきました。
私は主将に任命されました。

そして、合宿初日は、
動画によるルール説明。

聞いてびっくり。
あまりにもルールが違いすぎて
戸惑うばかり。

決定的な違いは、
【ユニオン】は、タックルされたらボールを放す。
【リーグ】は、タックルされてもボールを放してはいけない。

タックルされたらボールをリリースする
習慣がついていたので、
放しちゃいけないというルールには
一番戸惑いました。

何とかルールを頭に叩き込んで、
淡路島から香港経由でロンドンへ。
ロンドンから北上。
バスで約6時間ほど行った
「ウォリントン」という都市。

近くの大学(名前忘れました)に宿泊。
1人部屋で快適な待遇。

そして、前日に街をパレード。
たくさんの人が手を振ってくれて
気持ちよく手を振替し、
これがワールドカップか!!
と実感したことを覚えています。

その日の夜に
カンファレンスが行われ、
各国の監督と主将が集められました。

実に12か国。
イングランド・スコットランド・アイルランド
ウェールズ・フランス・NZ・南アフリカ・
オーストラリア・サモア・ロシア・アメリカ・
そして、日本。

カンファレンスでは、ただただ圧倒されて。
英語もわからないので
何を言っていたのかさっぱりわからぬまま
終わりました。

組み合わせはリーグ戦で、
スコットランド・フランス・イングランドと同組。

初戦はスコットランド。
開会式直後の試合ということになりました。

開会式は、日本で言えば国立競技場のような
大きなスタジアム。
満員に近い観衆の中行われました。

聞けばそのままこのスタジアムで試合だと。
「え?こんな大観衆の中で試合できるのか!!」
喜びと緊張で、変なテンションになってしまいました。

出発直前に初めてしっかりとルールを教えてもらい
練習をしただけの急造チーム。

それでも現地に着くと
日本代表として見られている。
待ちゆく人にサインも求められる。

そんな現状にどんなテンションで臨めばいいのか?
わからなくなりました。

私は行くと決まった日から髪の毛を伸ばしており
てっぺんで結べるほどに伸ばしました。

なぜなら、日本代表のジャージィには
「SAMURAIS」と書いてあったからです。
侍を気取って、
髪の毛をちょんまげ状態にして
過ごしました。

初戦のスコットランド戦。
試合前の国歌斉唱は、
ぐっときて、自然と涙がこぼれていました。

今、日本の代表として
グランドに立ってる。
そこには実力や経験ではない。

ここにいるという事実だけがあったのです。
それは他のメンバーも同じ気持ちでした。

ここにいるのがチームJAPAN。
気持ちを一つにして試合に臨みました。

急造チームであっても
心を一つにして戦うという気持ち。
国と国が戦うという戦士の気持ち。
国の代表というプライド。

ラグビーリーグという競技によって
日常では体験できないことを
経験できる喜びは
今も忘れずに残っています。

スポーツは全世界に
言葉を超えて
コミュニケーションを発信できる
最強のコンテンツ。

日本では、ベンチャースポーツと呼ばれる
競技人口の少ないスポーツが
たくさんあります。

少ないからといってダメなわけではない。
マイナーと言われますが、
それは日本国内においてだけ。

世界を見たらたくさんの人たちが
競技をしています。

そして、競技人口が少ないからこそ
日本代表になれるチャンスがあります。

そして、メジャー競技と同じように
チームワークやリーダーシップを
育むことができます。

試合結果については、
次回のメルマガでお伝えします。

皆さんもベンチャースポーツで
日本代表を目指してみませんか?

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プレイフルコーチ ヤディ

憧れの「大見謙介」選手と、まさかのマッチアップ!夢が現実になった瞬間

こんにちは。
プレイフルコーチの
ヤディです。

今日は、
私があこがれの人と対戦した時の
話をしたいと思います。

16歳、高校1年生からラグビーを
始めた私は、あっという間に
その魅力に引き込まれていきました。

都立高校でしたので、
そこまで力を入れていないだろうと
軽い気持ちで入ったラグビー部。

当時の3年生の先輩たちは練習も厳しく、
一つでも上を目指そうということで
取り組んでいました。

その3年生の最後の大会で、
負けて悔し涙を流している先輩たちに
感化され、その翌日からは、
人が変わったように練習に取り組んでいました。

そして、2年生になった頃、
JAPAN高校選抜対ニュージーランド高校選抜の試合を
みんなで見に行くことにしました。

記憶が定かではないのですが、そこは、
ちゃんとしたスタジアムではなく、
どこかの学校のグラウンドだったと思います。

観客席もないので、その辺に座って見る。
めっちゃ特等席で見ることができたのです。

その試合で、ある選手に魅せられました。
茗渓学園の13番大見謙介選手。

ニュージーランドの選手が抜きにかかったところを
ギリギリのところで足首に手をひっかけて見事に倒したのです。

「あーー抜かれたなーーー」と
思っていた矢先のことだったので、
びっくり。そして、そのスキルとセンスに
感動しました。すぐさま短パンに目をやると
「茗渓学園 大見謙介」
と書いてありました。

私は一瞬にしてファンとなり、
同じポジションでもあったので、
タックルでは絶対に抜かれない選手になる!
そんな目標を立てていました。

しかし、その後、大見選手がどこかの大学や
選抜チームに出てくることはありませんでした。

選手名鑑を隅から隅まで見ても出ていません。
情報がなく、もうラグビーを辞めてしまったんだ。
とあきらめるしかありませんでした。

私の憧れの選手はたった1試合しか見ることが
できなかったのです。

今みたいに情報がすぐに入る時代ではなかったので、
その後の情報はありませんでした。

時は流れて社会人1年目。
くるみクラブで勝利至上主義の頃、
東日本クラブ選手権の1回戦が熊谷ラグビー場で
ありました。

相手は茨城県のツクバリアンズというチーム。
事前にメンバー表が回ってきました。

普段は相手メンバーなど気にしないのですが、
なぜかこの時は自分の対面(同じポジション)が
誰なのか?確認しようと思いました。

そしてメンバーを見てびっくり!!
私は12番。そして対面となる13番には
「大見謙介」と書かれていたのです。

ん??
まさか。
あの?
おおみ・・。

ん???
しばらくして
えらいこっちゃ!!

あの高校2年生の時にあこがれた
大見選手が、6年の時を経て
自分の対面に。。。

試合前に軽いめまいがしました。
憧れとは自分に持っていないものを
持っているから憧れるんです。
だから叶わない存在なんです。

その人が自分の目の前に立つ。
何と光栄なこと。
私はラグビーを続けてきてよかった。

そう感じました。
そして、自分の力を最大限に試す
不足ない相手だ!
と鼓舞しました、

その甲斐あって私が大見謙介選手とのマッチアップしながら
先制のトライを決め試合を優位に運びました。

憧れの大見選手とのマッチアップは
超楽しい時間をなりました。
チャレンジャーはいつもアグレッシブ。

そんな体験でした。
点数は覚えていませんが、くるみクラブが勝利。

その後のアフターファンクションで
真っ先に話しかけにいき、
握手をしてもらい、
ラグビーの話をさせていただいたことを
覚えています。

憧れの選手には叶わない。
でも、チャンレンジすることができる。
その時間を楽しむことができたら
その競技をやっててよかったと思える時間にもなる。

皆さんも憧れの選手っていますか?
そんな選手と一緒に競技ができたらどんなふうに
感じるでしょうか?

そんなエピソードがあれば
教えていただけると嬉しいです。

プレイフルコーチ ヤディ

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