「妊活食事法」コウノトリごはんの著者

子宝体質カウンセラーの小山田明子ですニコ

 

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人生には「なんで今?」というようなことが、重なって起きることがあります。

 

K様には、ご両親の介護、ご自分の脳下垂体腫瘍を疑うほどの高プロラクチン血症、夫の男性不妊、寝込む程のホルモン剤との相性の悪さ、と次から次へと頭を悩ますことが立て続けに起こりました。

 

K様ご夫婦はそんな荒波を乗り越えて妊娠しました。

 

きっと、K様と一つでも同じような境遇にある方に勇気を与えてくれることでしょう!

 

早速、シェアさせていただきます。 本人承認済

 

 

35歳で結婚(夫45歳)しました。結婚と同時に実家の両親が続けて病気で倒れた為、私は実家通いや病院への付き添いでバタバタと、落ち着いた新婚生活とは言えない状況で、夫婦のタイミングを取りづらい環境だから授からないのかと思っていました。

 

そして、結婚から1年が経ち不安になり始め、37歳で出来ていなければ検査をしようと決めて、約半年タイミングを取る様努力しましたが妊娠する事なく、不妊治療専門クリニックを受診、不妊症検査を受けました。

 

検査結果にて2つ心配点が浮かび上がりました。

 

1つ目は、AMHが37歳ならば基準値2.27のところ、1.34しかありませんでした。(41歳程度)

 

2つ目は、プロラクチン値が170ng/ml、本来ならば30ng/ml以下であるはずの数値が異常に高く、脳下垂体腫瘍の疑いがあるとの事で、即MRI検査を受ける事に。

 

幸い脳腫瘍は見つからず、不妊治療クリニックに戻りカバサールにて数値コントロールする事になりました。

 

その他の検査結果に特に異常はありませんでしたが、AMH値が低めなので、治療は体外受精からスタートでも良いくらいとの診断を受けました。

 

そして、私の検査が全て終わり、夫が精液検査を受けると、発覚したのが運動率がとても悪く約98%動きが無いという事実。

 

落ち込んで前向きになれない夫の背中を押しつつ、泌尿器科での詳しい検査と経過観察を待つ頃、私は小山田先生のカウンセリングへ伺いました。

 

カウンセリングでは、望診にて、私の体質を細かくみて頂き、改善方法と今後の不妊治療への心構えや男性不妊についてのアドバイスを受け、とても心強く頑張る勇気がわいてきました。

 

早速、醤油、味噌、みりんを無添加のものへ買い替えました。

 

私は、乳製品が好きで、朝食にパンを食べる事が多く、PMSが酷くイライラしがちで漢方を飲んだりもしていた為、乳製品と砂糖をカット、朝食をお米に変えました。

 

気分が優れない日には、パクチーや香味野菜、レモンを摂取したり、疲れた時に食べがちだった洋菓子系を芋栗などに変更しました。

 

夫は、肉好きで毎日アイスや甘い物を食べるのが日課、スナック菓子も開けたら完食してしまうタイプ。

 

一番困ったのは、食事改善を試みたいのに、夫の理解を得られず思うように徹底出来なかった事です。

 

しかし、そこでストレスをためて諦めるわけにもいかないので、全体を五分つき米などに変えると美味しくない!と食べなくなる為、白米50%残り50%を玄米とモチ麦等に。

 

1日置きに魚食に変え、大根、切り干し大根を使う回数を増やし、ほぼ毎日海藻を何かの形で使いました。

 

スッポンとマムシの粉も購入しましたが、夫に拒まれた為、料理する時に毎日こっそりと食事に混ぜて出していました(笑)

 

少しずつ身体に変化が現れる事を願い、夫は泌尿器科で処方されたビタミン剤とコエンザイムQ10を摂りつつ、私達は4回人工受精にチャレンジし、失敗して、体外受精へステップアップする心構えが出来ました。

 

お世話になっていた女性不妊治療のクリニックから、夫の通う男性不妊に力を入れている大学病院へ転院し、38歳から体外受精治療をスタート。

 

転院先の大学病院でも、私のAMHの低さは心配され、精子の運動率の低さの心配もあった為、治療は顕微受精一択。

 

この頃には精子運動率も10〜20%に改善されてきましたが、念のため夫には採卵当日までに5回分の精子凍結をストックしておいてもらい、初めての採卵は高刺激で行い、15個獲得。

 

内13個成熟卵を顕微受精、そのうち11個受精、7個胚盤胞に成長しました。

 

おかげさまで胚盤胞のグレードも5や4の良好胚が出来た事には、少々ホッとしました。

 

その後、1ヶ月お腹を休ませた後、ホルモン補充周期にて移植。

 

2クール続けてチャレンジしましたが、結果は陰性。

 

どちらも移植日にホルモン値が十分に上がっていなかった事が気になり、また採卵から引き続く副作用も辛く滅入りそうになっていたので、3回目がダメなら少しお休みしようと決めて、自然周期に変更しチャレンジしたところ、3度目でようやく陽性反応が出ました。

 

38歳6ヶ月。食事改善を始めてから10ヶ月の頃です。

 

現在、妊娠9ヵ月。8月初旬出産予定です。

 

無事産まれましたとご報告出来ますよう、あと少しの妊婦生活を過ごしていきたいと思います。

 

小山田先生には、食事改善以外にも、治療の途中段階で悩む時、転院する際なども相談に乗って頂いて的確なアドバイスを受ける事が出来たので、心細い治療も頑張る事が出来ました。

 

本当にありがとうございました。

 

 

 小山田よりコメント

 

 

K様、無事に妊娠9か月を迎えられて良かったですね!本当におめでとうございます。

 

ここからお産まで、体はラストスパートをかけてぐっと重くなってきます。

 

適度にお散歩などをして、食べ過ぎに注意しながら、穏やかに神秘的な臨月を堪能してください。

 

さて、K様の人生の荒波は本当に激しかったです。

 

  • ご両親の介護
     
  • 脳下垂体腫瘍を疑うほどの高プロラクチン血症
     
  • 重度の男性不妊
     
  • 寝込む程のホルモン剤との相性の悪さ

 

私はK様と何回かお話をさせていただいたのですが、妊活をしながらご両親の介護をしたり、薬の副作用と戦ったり、ご主人ともなんだかんだとあったりと、本当に次から次へと乗り越えなければいけないものが押し寄せてきていました。

 

「妊活中はニュートラルな気持ちで」なんて私もよくいいますが、そんなものとは程遠い状況でした。

 

しかし、K様はそんな中でも、食養生をできることから実践し、旦那様の健康のためにもご自分で沢山工夫をしていたのです。

 

体の陰陽バランスが極端だったK様は食事で体の根源をしっかり作りながら、ホルモン補充周期で移植をしていたのですが、このホルモン剤の副作用が本当に辛いものでした。

 

薬に対する副作用は個人個人全く違います。

 

何も感じないまたは軽い吐き気やだるさ程度の人がいれば、寝込むほどこたえる人もいます。

 

K様は後者でした。

 

移植しなければ、妊娠に至らないわけですが、ホルモン剤の副作用が辛くて移植が憂鬱になってしまいました。

 

K様の通院していた病院ではHR周期(ホルモン補充周期)が基本でしたので、なかなか自然周期移植の提案がありませんでした。

 

HR周期の良い点は移植スケジュールを決めやすいところです。

 

排卵のズレは排卵させないので関係ないし、ホルモン値も薬でコントロールできるので患者側も不妊治療の施設側も第一選択となることが多いです。

 

しかしK様にはその薬が地獄のようだったのです。

 

そこで私はK様に自然周期移植の希望をドクターに伝えるようにアドバイスしました。

 

ホルモンバランスの状態からも自然周期移植が可能でしたので少し黄体ホルモンを足しただけで、寝込まない移植周期となり妊娠に至りました。

 

患者側が自分の体に合った不妊治療の方法を知る事で、妊活を成功させた良い例ですね(*^^*)

 

継続的にK様とお話ができたことによって、その時のステージごとに一緒に考えて、より良い妊活スタイルの選択をご本人ができたと思います。

 

K様、リアルで沢山の方に勇気を与えることができる貴重なメッセージをありがとうございました。

 

無事の出産をお祈りしています!

 

下矢印下矢印下矢印下矢印下矢印

その後、満期を経て元気な女の子を出産されました!

 

おめでとうございます!

 

現在育児真っ盛り。大変なことも多いと思いますが、一瞬一瞬を胸に刻んでくださいねウインク

 

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