ライオンは1日に10~15時間も眠っているそうです
しかも、地面に仰向けになっていることもあるとか。
ライオンには天敵となる動物がいないから、のんびりと睡眠時間をとることもできるんでしょう。
さらに、エサとなる肉は、少量でも生命を維持するのに十分で、エサをとる時間が短時間で済むともいえます。
では、首の長いキリンの場合はどうでしょうか
野生のキリンの場合、ふつうは立ったまま休息し、眠るんだそうです。
地面に座ってしまうと、長い首と長い足のせいで立ち上がるのに時間がかかってしまうからです。
そして、横になって寝てしまうと、自分の体重による圧迫で血流が悪くなってしまうからだともいわれています。
立ったままちょっとずつ眠り、1日で3~4時間ほどの睡眠を取るといいます。
安全だと思う場所では座って休むこともあるようで、動物園のキリンは座って休んだり眠ったりするそうです。
座るときは、前足日本と片方の後ろ足をからだの下に折りたたみ、残りの後ろ足を横へ投げ出します。
首は建てたままで眠るのですが、眠りが深くなると首を曲げて、投げ出した後ろ足の上に頭をのせるんだとか。
そして、たいてい3~4分、長くても10分ほど眠ります。
これでもキリンにとっては十分な睡眠になっているというわけです