こんにちは。
薬を売らない薬剤師、国際中医師の祥乃(よしの)です。
最近、少しずつ
暖かい日が多くなり、
草木の芽が伸びるのを
見ると春を感じます。
私はもう1つ春を
感じる場所があります。
それは「人間」です。
この時期、
「食べてもすぐお腹がすく」
「目が渇く」
「肌荒れがひどくなる」と
訴える方が増えています。
これは、自然界の陽気が
高まるのと一緒に
人の体内の陽気も高まり、
心身の働きも活発になります。
さらに五臓の「肝」は
春をつかさどるため、
外からも内からも
五臓の「肝」の働きが過剰になり、
バランスを崩しやすくなるからです。
→詳しくはこちらの記事
五臓の「肝」の働きが乱れるとあらわれる主な症状
ふわふわとしためまいがする、目が疲れる、イライラする、寝つきが悪くなる、肌荒れ、生理前の不調、むくみ、食欲増進、眠気、下腹部の膨満感、乳房の張り、便秘など。
さらに、ひどくなると
五臓の「肝」は、
余分な熱をため込みます。
胃や体に熱がこもる→食べてもお腹がすく、便秘、ニキビ
「脾」の働きが弱る→日中の眠気、食後の眠気
「気」の流れが悪くなる→イライラ、寝つきが悪い、ガスがたまりやすい
「血」の流れが悪くなる→肌荒れ、ニキビ、生理周期が乱れる
「肝」は目を支配する→目の渇き、目の充血
これらの不調を改善するには、
季節などの外からの影響は
コントロールできません。
こういう状況があると知って
自分でとる食事や生活習慣を
ちょっと気にしてあげることが大切です。
それがわくわく養生です。
特に気をつけてほしい事は、
体内の熱に油をそそがないことです。
<体内の熱に油となること>
暴飲暴食をしない。
お酒を控える。
辛い物などの刺激物を控える。
具体的なわくわく養生→
こちらとこちらの記事をご覧ください。
熱を冷まして、
陰液を補うのに、
豆乳もいいですよ
ただし、
熱を冷えしたいからと、
冷たい飲料を
飲むのはよくありません。
冷たい飲料は、
「脾」を弱らせ巡りを
悪くするので逆効果です。
あと、忘れてほしくないのが、
熱を抑えるための
体内の陰液「水分や血」を
消耗する夜更かしは
気をつけてほしいポイントです。
→詳しくはこちらの記事
できることから一つずつ、
わくわく養生しましょうね
いつもありがとうござます
お客さまに役立てたい!
自分や家族の健康管理に使いたい!
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