大きな競技会の片隅で、速そうな選手とトレーナーが、
こんなことをしている光景を見たことがないでしょうか?
何をやってるか? 気になったこと、ありませんか?
抵抗運動をかけて、筋肉にスイッチを入れています。
筋肉と筋力の違い
例えば、片足立ち+背伸びキープが3秒できません。
時速0kmで体が真っ直ぐあげられないのに、
まともに走れる気がしません。(主観です)
曲がって跳べば、曲がって落ちし、
真っ直ぐ蹴り出せなければ、着地も曲がります。
怪我や故障のリスクは当然高くなります。
抵抗運動をかけました
アキレス腱を伸ばすような体制で、前に押してもらいました。
(僕は骨盤ベルト位置を両手で抑えています)
初めは、全然力が入らなかったけど、8カウント×3で力が入るようになりました。
筋肉にスイッチを入れる
強く押せるようになったのは、
“筋肉にスイッチが入った”からです。
片足リフトができるようになりました。
「おぉぉ! 何秒でもいけそうー!」
たったこれだけのことで、安定して立てるようになりました。
「難しいことは解らない」 そんなときは、
走る前に背伸びをするだけでも、
走り方は変わります
ぜひ試してみて下さい。
【壁押し】
らくちんソックスを履いて壁に向かって立ちます。
ベルト位置が壁に並行になるように真っ直ぐ立ちます。
これ、悪い例↓
腰も肩も水平に。足は肩幅に開きます。 つま先とは、親指じゃなくて、人差し指。
踵から、人差し指までのラインを、真っ直ぐ前に向けて。
コレ、悪い例
とにかく、全てを真っ直ぐに立ってから、
「自分が腰の深さまである川の中に居るつもりで、質量の大きい舟をゆっくり押しだすイメージで」
前にある足を徐々に浮かせて壁を押す。「走るとは、蹴ることじゃなくて、ヘソを前に進めること」
そんなイメージで片足8カウントで両足。
真っ直ぐに押し出す筋肉にスイッチが入るので、真っ直ぐに進みやすくなります。