連日ブログを書いていたら、「プログを見たんですけど…」そんな、遠方から来る患者さんが増えてしまいました。
望んだことと、真逆のことが起きているので、ブログのタイトルを「若葉治療院のブログ」からら、「まぼろし工房」に変更します。
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遠くから来てくれる方がいるのは有り難いのですが、「遠くから、患者が来なくて済むように」、残された時間を研究に使いたいと思います。
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僕がラクちんソックスを作ったわけ
遠くから患者さんが来るときは、
電話で解るときがあります。
「すみません、
うちの子なんですけど、
すみません、
サッカーやってるんですけど、
すみません、
踵（かかと）が痛いので診て欲しいんですけど・・・。」
「どこか遠くからですか？」
「札幌です。」
「お母さん、まだ何も悪いことしてないから、
謝らなくていいですよ。」
そう言うと、電話の向こうでお母さんが泣き出しました。
いくつも病院や接骨院に行き、その度に、
・運動させすぎ
・クーリングダウンが足りない
・ストレッチ不足
・小さい頃に運動させ無かったから
・毎日来ないから
いろいろ言われてきたそうです。
気に入らない先生もいたでしょう？
腹の立つ先生もいるでしょう？
その度に、お母さんはスミマセン、スミマセン
ありがとうございます。ありがとうございます。
ホント、母親ってありがたいなと思います。
千歳から東京で一泊。
東京から始発で静岡へ。
道中、どんな会話をしてきたのか？
楽しい旅ではなかったと思います。
遠くから来る子供たちは
遠くから来る子供たちはみんな、
小さい体で大きな荷物を背負ってきます。
（札幌市から踵の痛みでの来院）
前の夜に、荷物をつくるお母さんが、
どんな想いだったのか？
街中に接骨院や整体の看板があるのに、
なんで？
こんなに遠くまで来なければならなかったのか？
全国から来る人達は、みんなそんな感じ。
海外から来るとか、おかしいだろ？！ 
自分も含めて、業界は何やってんだよ？って思う。
遠くから患者さんが来なくて済むように、
靴下を開発しています。
●コロナの間にやってた研究
コロナの間にやってた研究は、
足だけ治療して、側弯症をどこまで改善できるか？など、
足が上半身に及ぼす影響について研究したり、
●足型だけ見て治す研究
コロナによる移動制限で、他県から患者が来れなくなったので、
足型だけ送ってもらい、それを元に既成のソックスを改造して送り、
靴下で、どこまで治せるか？
「来ない患者を治す研究」をしていました。
（らくちんソックスができる前の研究です）
収集した足型です。
「遠くから来る前に、靴下でどれだけ治せるか？試させていただきたい。」
そんな訳の解らない申し出に、何軒も電話を切られましたが、
それでも協力してくれた方々に感謝します。
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●プロト３系の開発
練習用ソックスとして開発したプロト３。
「これじゃ、レースには使えない」 そう言われるたびに、
「それなら、速いの作ってやるか（怒）?!」 とか、
正直、何をすればいいのか？方向性に悩んでしましたが、自分の中で決着がつきました。
ありがとうございます!！
●応援してくれる人が、喜んでくれる物を
応援してくれる方が、喜んでくれる物を作ればいい。
そう思いました。
完成度の低い靴下ですが、それでも応援してくれる方々に感謝します。
次は、プロト３系の、ゆるい靴下作ります。
プロト３系の研究を続けます。
2023_09_12