ぼてふり~な -115ページ目

筍(たけのこ)

畑の大家さんから立派な筍をいただいた。
竹林を持っているから、いくらでも生えてくるそうだ。

ぼくは、食べ物としての筍は特に好きでもない。
アクが残ってきつかった記憶が強く残っていたりもする。

でも、季節のものを食べることはとてもありがたく思う。
食べることで季節のパワーをもらえる。

今日いただいたのは、孟宗竹だが、6月には真竹の筍が採れるそうだ。
こちらは、米ぬかを使ったアク抜きは不要とのこと。
また、いただきにあがろう。

マーガリンは健康の代名詞

前回マーガリンは百害あって一利なしと書きましたが、ぼくはマーガリンで育った世代です。
当時わが家では、マーガリンもひっくるめて「バター」と呼んでいました。

マーガリンは植物油が原料だから低コレステロールで健康的というイメージにくわえて、バターに比べて塗りやすいし、バターよりも安いということもあって、バターを選択する理由がなかったほどです。

マーガリンの危険性が言われ始めたのは、まだここ10年くらいではないかと思います。
口の悪い人は、食用のビニールだと言います。

ある人が窓辺にマーガリンを置いてその変化を観察したそうです。
1ヶ月たってもカビも生えなければ虫も寄ってこなかったとのこと。
これが本当だったら、これを食品と呼んでいいのでしょうか。

食用ということは無害ということだろうけど、いったいその基準はどこで誰が決めているのか不思議です。
そして、そういう基準は新しい研究結果などによって変わっていくものです。
少なくとも、マーガリンが健康的という時代は終わったと思っています。

育ち盛りの時にマーガリンを食べなかったら、いまごろは国を代表する政治家か、世界に名の通った芸術家になっていたかも。

風当たりのきつい欧米では、トランス脂肪酸を含まないマーガリンが出てきています。
でも、そこまでしてマーガリンを食さなければならない理由もないと思いますが。
いかがでしょう。

脱!妖怪化2

妖怪化しないためには、悪い油は摂らないに越したことはありません。

ポイントは2つです。

酸化した油とマーガリンはやめましょう。

酸化した油とは、簡単にいうと古い油です。
ですから、ポテトチップスや揚げせんなどは、まず酸化していると思っていいでしょう。
他に、外食の揚げ物はどんな油を使っているかわかりません。
基本的に、安いお店の揚げ物は避けたほうがいいかもしれません。

マーガリンやショートニングには、「狂った脂肪酸」と呼ばれるトランス脂肪酸が含まれます。
これは、人工的に作られるもので、カラダには百害あって一利なしです。

特に心臓には悪いらしく、心疾患の多い欧米では、販売禁止になったり、制限があったりします。

事実、昨年ケンタッキーフライドチキンは、アメリカでトランス脂肪酸入りの油を使わないと発表しました。
今年になって、スターバックスコーヒーも使用禁止を発表しています。
日本のケンタはなにも動きがないようですが、どうなっているのでしょう。
カラダに悪いと認めているのに、アメリカだけしか対応しないのはどういうこと?

あんまり、あれダメ、これダメと考えるのはそれも健全とはいえません。
ぼくのやり方は簡単です。
外食ではなるべく揚げ物を食べないようにしています。
マーガリンはたいていパンとセットなので、加工パンはなるべく食べないようにします。
クッキーにはほぼショートニングが使われていますが、毎日食べるものではないのであまり気にしません。

「なるべく」といっているのは、まったく食べないわけではないからです。
悪いとわかって、たまにはポテトフライも食べます。
恒常的に摂取しなければいいや、くらいでやってます。

あ、あと一番効果が高いのは、外食をしないことです。
これも「なるべく」ってことで。