飛行機欠航、新幹線も1時間に25分遅れて青森市で 1月9日 「タネは誰のもの」の映画の自主上映会にやっと参加できました。

主催は青森雲谷プロジェクト、会長は佐々木豊志(青森大学総合経営学部 学部長)、コロナの厳しい中で人数制限して40人ほどでした。

大雪なので前日から泊まりがけで下北半島からも参加された生産者の方もいらして、私も感激しました。

外は吹雪でしたが、会場内は熱っ気の籠った話し合いになりました。

今回の改定種苗法で来年の4月1日から登録品種の自家増殖採種が一律禁止になります。

青森県にはコメで青天の霹靂、まっしぐら等、りんごでも星の金貨等、県民の税金で開発した優良な登録品種があります。

農家のほとんどがそのような登録品種を栽培しています。

これからは毎年対価を払って許諾の手続きをするか、種苗をすべて購入しなければ10年以下の懲役、1千万以下の罰金、農業生産法人で3億円以下の罰金、共謀罪の対象になります。

それに日本モンサントなど大手企業から県の開発した優良な育知見(知的財産権)の提供を求められたら、農業競争力強化支援法8条4項によって、県としては譲渡せざるを得なくなります。

そうなれば今でも公共の米の品種三井化学のみつひかりはコシヒカリの10倍の価格はするので、許諾料も定植苗の価格もバカ高いものになりかねません。

どうしたらいいでしょうか。

種子法が廃止されて2年経過しましたが、既に22の道県で種子法に代わる種子条例が成立しています。

青森県でもこの際「種子・種苗条例」を制定したらいかがでしょうか。

条例の内容について少しまとめてみました。

① 青森県が開発した育種知見(知的財産権 )の提供を求められた場合には県民の住民投票が必要であるなど、条件を付けて事実上譲渡できなくすること。

② 県の開発した登録品種については、改定前の種苗法のように許諾手続きも要らず、種苗も次作以降自由に自家増殖すること、ただし種苗としての譲渡は禁止すること。

③ 青森県の伝統的な在来種を発掘、調査して、保存管理し、農家に無償で提供すること

④ 北海道の遺伝子組み換え作物に対する条例のように、青森県内では県の承諾なくして遺伝子組み換え作物、ゲノム編集作物の作付を事実上禁止すること

詳しくはこちらを読んでください。

改定種苗法についての8つの疑問と4つの対策.pdf - Google ドライブ

いかがでしょうか。

まずは皆様で、 検討していただき青森のタネを守る会の設立をお願い致しました。

映画の自主上映会もあちこちで企画してくれてるようで少しコロナが落ち着いたら春先にはぜひ青森にもう一度出かけたいと思います。

翌日は佐々木先生が八甲田ロープウェイの山頂に雪を固めたブロックで作られた家、エスキモーと同じイグルーを見にいきました。

気軽な気持ちで出かけたのですが、気温-14.6度の猛吹雪で八甲田の死の行軍と同じ気温とか、軽装でしたので悪戦苦闘して、かろうじて生還できた気持ちでした。