ぼてふり~な -117ページ目
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妖怪オバサン

交差点の向こうに妖怪オバサンが二人立っていた。
襲われないように、ルートを変えた。

ふと思う。
あのオバサンたちだって、子どものころはまちがいなくかわいかったはずだ。
どうして、ああなってしまったのだろう。

歳のせいにはしてはいけないと思う。
吉永小百合だって還暦なのだ。

よく生き方しだいといわれるけど、それってとても抽象的。
じゃあ、どう生きればいいの。

思うに、結局食べ物なんじゃないか。
老いない食べ物を食べればいいのだ。

妖怪オバサンは、きっと妖怪食を食べてきたのだ。

タクシーのマナー

どうにも不快に思うことが多い。
交差点の手前で客を拾って、後続を止めるとか。
ちゃんと左に寄らないで止まるバカタクシーとか。
運転マナーもなってない「ヘタクシー」とか。

でも半分は、客のマナーが悪い。
タクシーが止まれば迷惑になるようなところで、平気で止める。
ちょっとは気を遣えよ!
タクシーを拾うために、道路の真ん中まで出ているバカも多い。
轢くぞ!コラ

ちゃんとしようぜ。

ヨン髪

前回は昨年7月。
マイケル・ジャクソンのような長髪をバッサリ。

「ジョージ・クルーニーにしてくれ」

残念ながら、ジョージ・クルーニーにはならなかった。

あれから、9ヶ月。
すっかりロングになった。
今日、突然髪を切るといいことがある、というお告げを受けた。

すぐに切りに行った。

「ヨン様にしてくれ」

残念ながら、ヨン様にはならなかった。

しかし、切った髪とともに、なにかが取れたようだ。
人生がよい方向へ向かう、そんな予感がする。
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