昨日は
壮瞥町の地域おこし協力隊になりましたー!
のお話でした。
地域おこし協力隊では
『町を知る』という任務があります。
神奈川横浜市から
縁もゆかりもない、単なる
『ここに住みたい!!』というインスピレーションだけで来てしまったもんですから…
沢山ある、パンフレット、資料、インターネットでの、様々な情報から
『壮瞥町』という町がどんな町なのか
全貌が見えて来ました^_^
その中で私が『大注目』したのが
『防災意識が非常に高い町』
という点です。
私は産まれが静岡県浜松市なのですが、
私が物心ついた頃より
『東海地震が来る』と言われていました。
それにあたり、防災訓練も行ってはいましたが、
阪神大震災、三陸地震、福島原発と
東海地方での震災はまだ起きてはいませんが
日本でとても大きな震災があり、今まで行ってきた防災訓練とはなんだったのか?
疑問が起きました。
移住を決めた元をたどると、きっとこの
『震災』がきっかけだったのだと思います。
震災を東京で自分も経験し、
帰宅難民(運良く私は帰ることができましたが、寝泊まりを自分の家で出来ない方は周りにも沢山いましたし、家での余震は恐怖しかありませんでした。
買い物難民(近隣のコンビニ、スーパーから食べ物が消えました)
電車も止まり、恐怖の中自宅で待機していました。
あの経験があったから
自分のすべきことはなんなのか?
生きるとは何か?
このままの平凡な生活で本当に良いのか?
と自問自答の繰り返しの中で本当にすべき事を模索していたんですよね。
そんな中、
これから大人も子供も
『生きる力を養う事』
というのが最も必要な事だろうと感じたのです。
そこから、地球と共に生きたい、自然に帰りたいと思うようになり、移住先をいつも考えていました。
洞爺湖へ訪れた
2015年8月は私の人生の分岐点とも言えます。
その時は感じきれなかった
この壮瞥町の魅力は
こういう事だったんだなぁ…って思いました。
ここは
『生きる力を養う宝庫』
今は自信をもってそれが言えます。
私自信もそうだけど、ここで子育てをして
生きる力を養いたい!っておもったんです。
子供に必要なのは
机の上でカリカリと頭に詰め込む勉強だけでなく、
生きる大地、地球から
生きてる学びを受け取る事だ!
と…
幸いにして、洞爺湖近くの豊浦町には
シュタイナー教育を国の認可で行う
いずみの学校という教育現場もあります。
こーんなに、生きる力を養う条件は他には無い!
と思っています。
今もなお活動する
活火山である有珠山に、国の特別天然記念物として認められている昭和新山は
私たちの地球大先生です。
火山噴火はら地球にとったらおなら程度なのかもしれません。
ちょっとたまったやつ出そうって
そんな程度かもしれません。
そして、その解放(火山噴火)は幾度となく行われ、人間目線で言えば
災害となり、多くの被害や人災も受けてきたわけです。
そこから恐怖として自然と向き合うのではなく、
『地球と共生』し、人間にとって減災となる
対策をしましょうと、過去の経験から常に学ぶ姿勢で地球と向き合ってるのが
この壮瞥町の方々であり、もちろん壮瞥町と隣接する洞爺湖町、豊浦町、伊達市と
1市3町が力を合わせ防災意識を高めるために
日々取り組んでいるんです。
その防災意識を高めようという中には
子供達に過去起きた災害について学ぶ会を常に行い、
地球と共生するとは何か?
どうしたら減災になるのか?
学ぶ姿勢を絶やさないところです。
『防災意識』という点で
地震、津波、水害、台風など
あらゆる災害に対することは共通すると思います。
3.11が起きた直後は日本全体が意識を高く持っていたと思いますが、
意識を維持する、後世につないでいく、学ぶ姿勢をやりつづけるという点で
全国がこの町や市でやっている取り組みを
学び、一度視察に来るべきかと思いました。
地球とは何か?
私達は生かされて今がある。
ということがわかっている方は
とーっても謙虚です。
人柄がとても良くこちらが癒されます。
壮瞥町に来て、ここに決めて本当に良かったと思ったのは
景観も空気も水もありますが、ここに住む
『人々』です。
ほんの新米の地域おこし協力隊ですが、
この町の魅力は何ですか?
と聞かれたら
『人』です^^)
とまずは答えてしまいます。
大自然、地球を前にそれを言うってのは
勇気がいることですよ(^^)
そして、今日はこの町を知ると言うことで
商工観光課の私の上司である
『三松』さんにこの町について勉強させていただきました。
この『三松』大先生が凄い方なんです!
何が凄いかって、、、
続きは次回へ✨
壮瞥町 商工観光課
地域おこし協力隊になりました 長友でした👋