バレーボールワールド     中西美雁の日々是排球 -12ページ目

韓国戦フォト

ゆんべアップしてから寝ようと思って必死に作業したんですが、いざ!と思ったら「定期メンテナンスデース」って言われました。

あめぶろのばかー!






韓国戦コメント


荻野主将
もうめっちゃ疲れました(笑)朝の練習で監督から終わったことは気にせずやれと言われました。今日は技術よりもムード作り、コミュニケーションに重点をおき、気持ちを1つにする事を考えました。
自分は19歳のとき、89年のワールドカップで監督や河合さんと出場したのが国際試合のデビューです。思いはやはり強いです。もう2度と国際試合のコートに立つ事はないと思っていました。でも、今の目標はずっと先にあります。だから昼からずっと自分に何が出来るか考えていました。

宇佐美
昨日の試合を振り返っていろいろ反省したことが、今日出たんじゃないかと思います。あげるべきところ、あげるべきタイミング等を間違えずにやれて、勝利に繋がってよかったと思います。
全日本に復帰しても勝ち星がなかったのは辛かったけど、今日の勝利は監督に助けられて思い切って出来てよかったと思います。明日のコンビの組立については今日ビデオ見てゆっくり考えます。


ゴッツ
沢山の観客の後押しが自分達の力になっていると思います。今日は切り替えられてよかったと思います。
カウンターアタック、つまりレシーブが上がってからの切り返しのアタックが昨日はあまり決まっていなかったのですが、セッターと2段トスなどについてコーチも交えてしっかり確認出来ました。セットが進むごとに欲しいトスがあがりました。

松本
昨日は最後14点取ってから後1点が取れずに負けてしまいました。今日はスタートから切り替えられてよかったです。ただし、2セット目ムードが沈んでしまったところがあったので、自分の気持ちを強く持つ事を意識して明日も臨みたいです。

清水
荻野さんの2段トスは安心して打てました。それに、自分によく声をかけてくれるので気持ちが引き締まります。
昨日はああいう形で負けてしまって悔しかった。明日はまともに打ったらブロックにかかってしまうので、しっかり気持ちも盛り上げて波に乗っていきたいです。

植田監督
昨日チュニジア相手に悔しい負け方をして、まあ、私の経験の中ではこういうこともよくあった訳ですが、ではそれをどう切り替えるか、絶対負けられない韓国戦に向けて考え、荻野をいろいろな理由から起用しました。彼は大変よくやってくれました。
カウンターアタックについては、石島は今日よかったと思っていますが、実は特に良くはないです(笑)帰ってからまた話したいと思います。荻野がカウンター からの攻撃が9本打って5本決めた、高さはないがかわして打ったり、雰囲気作ったりキャプテンであることをうまく生かしてくれました。
宇佐美にはずっと言っていることが「お前達は何を目指すのか」ということです。高さもパワーも不足しているならおきにいくトスをしていては何も出来ないのではないかと。そして宇佐美で勝ちきることが大切だと思っていました。よくセンター使って頑張ってくれたと思います。




4 MOON SUNGーMIN

練習はしてきましたが、ディフェンスのミスがあった事が敗因だと思います。日本はアジア選手権の時よりミスも少なく、自分達のバレーをしていたと思います。
日本と韓国は今までもよきライバルとして戦ってきました。しかし我々のコンディションの悪さはミスの多さの原因となってしまいました。

監督 YOO JUNGーTAK
大変大きな大会で、多くの観衆の前でのプレーでした。今まで選手達はこのような場所で戦った事がなく、大学生主体のチームということもあり、意欲が空回りしてしまいました。
オリンピック最終予選にはまだ時間があります。チーム、選手を見直して、オリンピックのチケットを何がなんでも手に入れる為に立て直すつもりです。


取材・文:スタッフF

韓国戦

荻野主将が先発してストレート勝ちです。

写真やコメント、選評(雑感?)はまたのちほど。


今日はご飯食べられるぞー!

雑感

写真の整理をしてないんで、簡単に雑感だけ。

植田監督に記者会見で、
「メンバー交代についての采配ミスがあった」との言葉に対し、「さしつかえなければ、どの交代についての事を指しているのか、具体的に教えてください」と質問しました。

監督の回答は、まさに私も試合中に感じていたところでした。


越川から千葉への交代のタイミング。

5セット目の朝長と宇佐美の起用法。


越川はレセプションもレフトもパイプもよくなかったので、千葉の投入がもう少し早い方がよかったかも知れません。ただし、世界バレーを考えると、千葉のスタミナと、あとは今年に入ってからの練習を見ていると、つなぎは相変わらずいいんですが、攻撃力が落ちているかなと。リーグ中怪我でほとんど出ていなかった試合勘が、未だに戻りきっていないというところでしょうか。ですから、植田監督としては、越川に踏ん張ってもらって、本番に強い彼の特性が早く発揮されるのを待っていたのでしょう。

実際千葉を投入して、カットとつなぎは格段によくなったんですが、攻撃自体はやはりあまり通ってなかったので、千葉が前にいるときは攻撃がセンターから右寄りに固まらざるを得ませんでしたからね。

5セット目。
朝長が前に来たローテで、宇佐美を投入しましたが、これは私は納得しながら見ていました。
が、ワンポイントブロッカーだったことが判明して「え?」と。
推測するに、明日以降につなげるためという意味合いもあっての起用だったのかもしれません。

しかし、ワンポイントで使うのであれば、確かに宇佐美は朝長よりはブロックは固いですが、富松の方がよかったようにも思いますし、もっといえば、朝長前衛のローテ中だけでも、宇佐美をそのまま使う手もあったように思います。清水に連続してあげて逆転負けを食らう前にも、朝長のトス回しにも迷いが見られるようになってきましたからね。

3セット目の朝長の起用は成功だったと思いますが。


まあ、外野だからこそいえる結果論ではあります。


清水については賭でしたが……チュニジアはイタリア人のデータを大切にする監督なので、2003、2006と主軸だったやまもとでなく、あえて清水をぶつけるという意味があったのでしょう。

しかし、どこかで山本をスタンバイさせた方がよかったかもしれません。しかし、もともと山本はスロースターターでリリーフ役が向いている選手ではありませんし、実際途中でワンポイントで出場したときに、みんなが何度もオープントスを上げてくれたにもかかわらず決めきれなかったので、2枚替えという案も消えたのでしょうね。

ノーブロックでなんどもディグをあげていた津曲の頑張りが得点につながっていなかったのが悔やまれます。


今日はとにかく、思惑はおいておいて、「勝つこと」への渇望感を12名全員で追求してください。


そんじゃまた!

チュニジア戦コメント

こんにちは。


とりあえずコメントを。



朝長

カウンター拾ってからのトスが短くなっていたと思う。そのため打ち切れなかったのだと思います。外から見ていてBクイックでひっぱっているのが見えていたので、マークを切りたかった。


松本 

今後もいずれにしろ接戦が続くので、はじめからずっといい流れを作りたいというのはありますが、自分たちのぎくしゃくしたプレーでつぶしてしまう。それをなくせば勝てるはずだと思います。


ごっつ

今日の敗戦は仕方ないと言えば仕方ない。明日勝って取り返したいです。今日の収穫は清水が良かった事くらいです。


清水

自分が2段トスとか勝負所でしっかり決めれば勝てたと思う。難しい所こそ決めたいです。初めての大きい大会ですが、緊張、絶対すると思ってけど全然しなくて、コートに立てたことがとても嬉しかったです。大学バレーと違うところ…全て違いますね、精神的にも、背負う物の大きさが違う。日の丸を背負うことの重さを感じました。

最後の最後はブロックが見えなくなってしまって、躊躇して打ってしまいました。もっと思い切り打てば良かったと反省しています。


荻野

最後残念な結果になりましたが、油断やプレッシャーがあったのかなと思います。しかし3セット目いい形で取ったりしているので、それを生かして明日の韓国戦に臨みたいです。


宇佐美

うーん…カウンターアタックからというところで、トスが弱かったりしたのが、原因だと思うので、明日は切り替えて、修正していきたいと思います。


植田監督

最初からどこと当たっても難しいゲームになることは覚悟していました。今日の負けを反省してはやく切り替えたいと思う。

選手達にも言いましたが、今日の結果は全て監督である私の采配ミスです。数字的には全てチュニジアを上回っているのですが、最後1点差で負けたことが全てを表していると思います。


チュニジア キャプテン

まずはプレーした全員におめでとうと言いたいです。いつも日本相手のゲームは非常に厳しい物になるのですが、今日は大変いいプレーが出来ました。長い大会において非常に良いスタートがきれました。このエネルギーを持って残りの試合を戦っていきたいです。

清水選手は大変若いですがすばらしい選手です。チュニジアを苦しめるようなプレーを何度もしました。しかし経験の無さかどうかはわかりませんが、最後ミスが出て、私たちが勝つことができました。


チュニジア監督

大会の一番最初の試合に勝てたこと、そして日本に勝てたことが大変喜ばしいことです。私は精神面と肉体面とは分けることが出来ないと思っています。勝利を得た者は言祝ぎ、敗北した者は説明するということわざの通りになったと思います。

男子12名発表


荻野主将以下12名

お久しぶりです。スタッフMです。

女子大会たけなわですが、男子の12名発表がありました。

すでに御存知かと思いますが一応。

セッター 宇佐美 朝長
ウィング 荻野主将 千葉 石島 越川
オポ 山本 清水
ミドル 山村 松本 富松
リベロ 津曲


以上です。


ぶらさがる 清水と荻野 素子さんとぷりんす トミー

最終的に15名から3名が外れた理由として、

福澤 高さや可能性には大いに見るべき所があったが、サーブレシーブの安定しなさ、紅白戦での決定率、そして何よりも国際大会の経験の少なさが不安要素と判断した

齋藤 世界バレーでは最も得点をあげたゲームもあったが、怪我のせいでリーグで出場ができず、ワールドリーグもアジア選手権も試合に出ていないため。


ニューフェイス組として
清水 最近調子を上げてきていて、ブラジルでの練習ゲームでも十分に通用している。ポジション的に、山本の対抗馬は必要である。また、レフティであり、可能性もある。

富松 身長的には厳しいが、齋藤に比べてブロック力とサーブ力を重視した。


とのコメントが植田監督よりありました。

荻野主将と清水のごっついツーショットは、福井広大福井の大先輩と後輩のもの。ガイチさんも福井出身なんですけど、このあたりの方ってみんなこんな体格なんですか???

宇佐美と朝長が仲良しという珍しいツーショットコメントをとったんですけど、朝長のブログをずーっと更新してなかったのでそちらで使います。

本人が送ってきたのもたいがい遅かったんですけど、その直後に私もちょっくら遠出してたもので……
お待ちになってた方、ごめんなさい。


トミーは、「今の時点では3番手だけど、どんな機会でも全力でアピールできるように準備しておきます」とのこと。
「大学の秋リーグから全然お休みがなくて大変じゃないですか?」と尋ねると、
「体はまあ合間合間に休めれるんですけど、精神的には全然休めてないのでそれがきついっすね」
「ではこのまま一気に北京までいって、その後休みましょう」
「え、そこまでひっぱるんすか!」

清水について聞くと
「去年の冬には『お前とやるのはもう最後だな…』って言い合ってたんすけどね…。なんかまだずっとやってますよね…」
「腐れ縁?」
「や、まだ腐るまでいってないとおもいます」
「では北京までの腐れ縁ということで」

女子と違って安パイはないby植田監督 の男子大会。
どうか頑張って一個でも星を勝ち取ってください。

女子大会のレポートも再会します。多分。再会じゃない、再開。

そんじゃまた!

セルビア戦会見レポ



■セルビア


・ツィタコビッチ主将

勝利の瞬間はベンチにいたので、すまないような気もするが、今回、日本チームのホームゲームで勝つことができてよかった。

1・2セット目は思い通りの展開だったが、2・3セット間のインターバルで調子が狂った。控え室が少し寒かったのが気になった。

4セット目はちょっと信じられない展開。若いプレーヤーが若い心をコートに吹き込んだ結果の勝利だと思う。

昨年の世界選手権では日本に負けているが、今日の試合はそれと同じ試合運びで、前回も休憩を挟んで調子が狂い、逆転された。そのため、今回は休憩前後のことを注意して考えた。日本のアタックは強く、ディフェンスもよいので、休憩で気を緩めないように心がけた。



・テルジッチ監督

まずは日本チームの健闘を称えたい。

我々は試合前からサーブをきちんと入れることと、辛抱して粘るという作戦を立てており、その結果、去年よりよい結果が出せたと思う。ブロックとカウンターアタック、そして最後の粘りで日本に勝つことができた。

ブロックはビデオなどで研究もしており、日本より上回っているという自信があった。

第1セットはミスなどもあったが、特に戦略は変えずに戦った。

第4セットで逆転できたのは2つ要因があり、ひとつはネーショビッチの17・18点目のプレーがよかった。また、ブロックも日本のレシーブを乱し、うまくいった。

去年のチームから3選手が交代しているが、ディフェンスの強い選手もいる。

世界選手権の時は、初の1万人観衆だったが、今回は2度目で、雰囲気に慣れたのもよかった。




■日本


・竹下主将

1・2セット目は、相手のサーブに崩されて、相手にとってこちらの動きが見やすい展開になってしまった。

2セット目後のインターバルで、サーブをもっと寄せることやブロックのつき方などの指示があり、センター線がうまく使えていたが、4セット目後半はサーブで崩され、センターが機能せず、再びサイドとバックアタックという単調で相手から見やすい攻撃になってしまった。

・栗原選手

1・2セット目は自分たちのバレーができなかった。3・4セット目で本来の形を取り戻しかけたが、そこで一気に行けなかったことが敗因。これが厳しい現実と受け止め、これからの試合に生かしたいと思う。


・柳本監督

セルビアはサーブで崩して、速いバレーをさせない戦法で来ると予想していたが、その通りとなった。

それまでもサーブレシーブの効果率は悪くなかったと思うが、2セット目後の休憩でサーブレシーブの見直しを指示。それも4セット目の途中までは効果があったものの、最後にサーブレシーブを崩されてしまったのが敗因。

大山はパワーがあり、破壊力あるバックスパイクが特長。それが理由で今回の12人に選んでいるので、また今回のような形で使っていきたい。ライト攻撃のレシーブが上がった場合も使える。また、試合の空気を感じとってもらいたいという意味もあり、今日は起用した。

帰ってから選手のコンディションを確認し、明日の調整を考えたい。サーブレシーブなど、軽めの個々の練習は必要ではないかと思う。メンタル面も含めて修正し、前向きに1戦1戦トライしていきたい。(文責/T)








韓国戦会見レポ





■韓国


・キム・サネ主将

今日の試合はあまり欲張らずに臨んだが、勝つチャンスもありながら、足りない点がいくつかあり負けてしまった。非常に惜しいと思っている。

第2セットはサーブレシーブが安定していたが、3、4セット目は欲張りすぎて、心が急ぎすぎた感じで、体がついていかなかった。


・キム・ヨンギョン選手

練習期間が短かったのが今回の結果に表れた。昨年の世界選手権と同じ展開で、2セット目の後のインターバル後、ムードが悪くなった。

私自身は手術をしたため、1、2週間前からの練習開始で練習不足、体力づくり不足だった。

(栗原選手についてどう思うかの質問に)

非常に巧い選手。実力もあるが、ファイティングがあり、声もよく出ているので、高く評価している。


・イ・ジョンチョル監督

難しい試合になると予想していた。日本の堅実でスピードあるバレーに対して準備してきたが、ケガ人がいたため短期間での準備となってしまった。キム・ヨンギョンは本人が話したとおりで、チョン・デヨンはボールに触ってない状態で開幕となってしまった。

今日の敗因はセンタープレーヤーと決定力の差だと思う。サーブレシーブが崩れると、悪い結果になってしまう。

しかし、OQTに向け、今から練習すれば、勝つ自信はある。





■日本


・竹下佳江主将

昨日に続き、序盤は苦しかったが、センターとサイドの攻撃をうまく組み合わせることができたと思う。


・高橋みゆき選手

自分の役割である二段トスをブロックが1枚しかない時に決め切れなかったのが反省点。自分がマークされるのはわかっていたが、相手ブロックの微妙な引いたり締めたりのタイミングが合っていて、それをずらしていけなかったのが問題。ベンチスタッフからデータをもらい、躊躇しながら打っていたが、3セット目からは自分の思った方向へ打つようにした。


・杉山祥子選手

試合の後半で持ち直したのはよかった。コンビが合わず、苦し紛れの場面もあったので、明日以降修正していきたい。

スパイクが決まらない時、スピードが落ちてブロックにつかれていた。テン(竹下)さんと監督に「スピードを意識して」と言われ、心がけていた。





・柳本晶一監督

昨日の反省点やセンターラインの課題は、今日の午前中の練習の流れの中で修正するのではなく、1本1本、自分たちのタイミングをチェックして試合に臨んだ。ゲームの中で調子が出なかった時は、その基準を思い出し、修正するように言った。出足がバタバタしてしまい、スタートから波に乗り切れないのが今後の課題。

杉山はスピードを心がけてくれていた。竹下もうまく使ってくれている。

木村のつなぎは無難にこなしているが、まだまだ要求に応えられるだけの能力があると思う。竹下がレシーブに入った際のセットアップもしているので、いい働きをしている。あとは竹下が前衛時の相手がストレートスパイクを打ってきた時のレシーブはもっと上げられるはず。

韓国の出来はアジア選手権の頃よりも集中している感じ。諦めない、粘っこいバレーを展開している。

日本はまだそれを「受けて立つ」というチームではない。出足から火花が散るような集中力がほしい。

今日は明日につながる1勝ができたので、明日のセルビア戦は開幕3連戦の総決算のつもりで戦う。

(文責/T)


全日本女子12名発表記者会見


12名の発表に行って参りました。
でも、体調イマイチでタクシーで行ったらめっっっっちゃくちゃこんでまして、着いたら終わってました。
まーフライングされたとおりでしたけどね。
コメントなどは、Tさんからあるのではないでしょうか……と期待。

なので、持参した『日本女子バレーコンプリートガイド』を献本するためだけにやってきたような感じになってしまったわたくし。

気を取り直して、全員分はないため、割と早いもんがちな感じで、目に入った人から差し上げて参りました。

佐野ちゃんと多治見さんに差し上げた分は、久光のページが多かったせいか大村さんも興味津々。おまけに杉ちゃんまで入って何か指さしてます。佐野ちゃんがはにかんでるので、多分彼女の記事でしょう。


沙織ちゃんに「はいどうぞ」と言ったら「沙織載ってる?」「載ってますよ! 表紙にいますでしょ」「あ、ほんとだ!」と嬉しそう。

シンは持って行くなり「あーこれ見たかったんですよ! なんか最初の写真がいいとかってみんなに言われて」と嬉しいことを。

実は扉の裁ち切りのシンちゃんの写真は、かなりかなりかなり選びに選びまして。セオリー的には新しいものを載せるべきなので、グランプリかアジア選手権の写真から最初はセレクトしてたのです。

しかし、グランプリは本人もインタビューで言ってるように目が死んでましたし、タイは最後の方はあげてきたんですけど、いかんせん体育館が暗すぎ。最初にセレクトした写真からラフを切ってレイアウトしてもらってテキスト流して、色校が出て、色校を戻すぞーというときに
「やっぱサシカエ! 世界選手権のですごい格好いいのがあったからそれで!去年だけどあれがいい、やっぱ写真がいいのが優先だ」

デザイナーとラフ切ってくれた編集スタッフ(とその場にいなかったけどRGBから4色に分解してくれてた印刷屋さんもきっと)
「えええええええええええええええ」

そこでディスプレイいっぱいにその写真を表示して
「だってこれだよ? 絶対こっちの方がよくない? 巻頭だし」
「……こっちの方が全然いいっすね……」

みんなその辺は制作屋なので、「はー」とか言いながらも、納得すればやってくれるのでした。ごめんねみんな。

ちなみに似たようなことを、かおる姫のページでも、加奈ちゃんのページでもやりました……。

シンちゃんいわく、「ペンダントが世界選手権の時のですね。うんうん」。本人が見るとすぐわかるらしい。

まーでも替えた甲斐がありました。
「自信作なのだ!」と渡したら「ほんとですか! やっりー」とやっぱりノリがよかったシンちゃん。ぱらぱらと3人目分くらいを開こうとするので、
「違う違う! 巻頭だから。最初からめくんないといつまでも出てこないよ!」
「!」

カメラマンのSさんが先に帰ってさて私も帰ろうかなとしたところ、絵里香ちゃんが沙織ちゃんにさしあげたのを持ってきて、「私もこれ欲しいです!」

がーん。つい20秒ほど前に迷った挙げ句(絵里香ちゃんはずっと同業他社さんとお話しされてたので、さすがにそこに割り込んで渡すのは気が引けましたからね…)、ラストワンはフジテレビのKさんに「献本デース」とお渡ししちゃったところだったのでした。

「今度、今度ね!」
と言ったらみるみるうちにとっても悲しそうな顔になっちゃった絵里香ちゃん。そこまでほしがって頂けるなら作った甲斐があったわい……というか申し訳なし……と思い、Kさんに謝りまくって絵里香ちゃんに差し上げました。
お気に召すとよいのですが。

Kさんには後日版元さんより別途お送り致しますです。
午前中に版元さんにお電話してもう少し頂いてこようと思ったんですけど、版元さんもちょうどはけちゃってたらしいんですよね。

柳本さんとメグカナのところには相変わらずすごい人だかりでしたね。
加奈ちゃんは少し髪を切ってたかなあ。あ、紗織ちゃんもかな。


いよいよ始まりますね。
ロシアと中国がいないすきに、がんばって一つでも順位を上げていきましょう。

んじゃまた!


コンプリートガイドこぼれ話成田選手撮影編

版元さんのokをいただいたので、ここらでちょっと『日本女子バレーコンプリートガイド』の取材こぼれ話などを解禁に。
私は誰でしょう? 正解は成田選手でした イクちゃん残ポ イクちゃん残ポ2
本当はワールドみたいにこぼれ話のページを作ろうと思ってたんですが、こぼれ話のページってレイアウトもイレギュラーですし、結構作業がコマコマしてデザイナーも編集もライターも大変なので、校了間際に作り込むのは断念しちゃったんですよ。

さて、左の写真は誰でしょう。
どう見てもスギちゃんじゃありませんね。
スギちゃんが全日本合宿で留守の間にキコちゃんなど誰か若手がいたずらで着てみたところ……というわけではありません。




じゃ~ん♪

正解はこの方。

あれ? でも前から見ると6番なんですが……。

「そうなんです。まだ私のユニが間に合わないんで、撮影用に前だけ6番にしてもらったんです。ベースはスギので。だから後ろから撮ったのは、真面目なページには載せちゃ駄目ですからね! 事情説明したお笑いページならいいですけど」

というわけで、ある意味大変レアなユニ写真でした。

ところで、またしてもここで「男性スタッフと女性スタッフのセレクトの違い」が出まして……。実は左の写真は私が「これ使って!」と指示しておいた写真。
別件の取材行って戻ってきたら、はめ込んであったのは、今本に載ってる写真でした。
「あれ? 私が指示したのとちがうことない?」
編集・デザインスタッフ4人の男性全員に
「Mさんが選んだのも笑顔がいいですけど、こっちの方が可愛いと思います」
「あ、そう……」
迫力負けしてそちらを載せてみました。男性にも買って欲しいですしね。

皆さんはどっちがいいと思います?


インタビュー中も非常にいい表情をたくさんしてくださったので、選ぶのが大変でした。貝塚でのインタビューの待ち時間、原稿書き・床で寝る・写真セレクト・床で寝る の繰り返しを永遠にしてたんですが、結婚指輪が綺麗に写っていてなおかつ表情が良くて、向きなどがレイアウトにあってるもの……とすごく考えてセレクトしたのに、仕上がりを見たら……そうです。お手元の本と見比べていただければ分かるんですけど、「指輪が写ってないじゃん! トリミングされちゃってるよ」。

ミセスになってますますしっとりと綺麗になった成田選手をあらわすには、やっぱり指輪かなーとか思って頑張って選んだのに。

デザイナーに「それはMさんが最初のレイアウトより原稿書きすぎたからです」

……すみません。

おまけに「やっぱどうしてもアテネ五輪での写真を入れる! アテネ五輪って分かる背景でなおかつ他の人も写っていてリベロって分かる写真を探さねば!」

とか、「ブロックがおもしろくなってきたのはここ2年とか言う話に合わせてブロックの写真も入れたい!」

とか、「ユニで顔隠して泣いてるピンの写真と、整列しながら泣いてる写真とどっちがいいかな? どっちがいいかな? 写真の絵的にはピンの方がいいけど、ここ横位置だよね……。それに整列してるのの方がりダメージでかいって表現されるかな? どうだろう。うーん。どうだろう……」
「どっちでもいいから早く決めて下さい!」
とかかなり悩みましたね。そしてデザイナーと印刷屋さんに怒られました。
まあどのページもそんな感じでしたけど。


男子の写真は、前の日の写真とかもあったのを忘れてたんで、それも込みで夜にでも第2弾をアップします。


そんじゃまた!