KATO TORO-Q トロッコ 製作 その3(完成!!) | キハでGo!

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こんばんは!

今日はさすがに寒かった!!

強烈な風も吹き、日中は積もりはしませんが雪が吹雪いていました・・・

こんな日は「家に籠っている」が一番ですねw

 

さて本日は3連休の最終日であり、月から金の朝は朝ドラを欠かさずに視聴しているので、祝日とはいえ7時半起床w

朝ドラを見終わってから本日の「TORO-Q」トロッコ作成を開始しました。

まずは塗装の終わった車両を床下台車とも仮組みをし、ちゃんとキレイにハマるかも確認しておき、干渉部分はデザインナイフとやすりで微調整を行いました。

 

座席パーツは説明書には詳細は有りませんが、ネットで調べると向きが決まっているようで、接着前に確認しました。

1枚目は2号車ですが、写真の左がキハ58で右は3号車です。この時の座席配置はキハ58から見て 「席 机 席 席 机 席 席 机 席 席 机 席 机 席 机 席」となるようにセット、3号車も同じ向きでセットしました。

2枚目は4号車で、左は3号車、右はキハ65です。4号車は非常口が側面についており、座席は2,3号車と同じなので、タイプ品として非常口近くの椅子と机を削り落としていますが、向きは2,3号車と合わせて、左側からみて「席 机 席 席 机 席 席 机 席 席 机 席 机 席 机 席」となるようにセットしました。

因みにトロッコの向きですが、妻面と妻面の間に5本の柱があり、左から2番目に号車札を入れるサボがありますが、このサボがキハ58に近くなるようにします。(ネットや動画をご確認ください。)

 

因みにトロッコの向きですが、妻面と妻面の間に5本の柱があり、左から2番目に号車札を入れるサボがありますが、このサボがキハ58に近くなるようにします。(1枚目は2号車で左がキハ58、2枚目は4号車で左がキハ65です。赤い矢印がサボ付きの柱です。)

ネットや動画で確認しているので、多分あっていると思いますが、各自でご確認くださいませw

 

そしてちまちまとデカールを貼っていきますが、小さい車番、号車札などは大変でしたが、何とか完了!

向きと種類は説明書に入っていますが、屋根の「TORO-Q」ロゴなどの細かい位置は分かりにくかったので、ネットの写真を参照にしました。(私は1枚目の向きはサボの柱に「Q」を合わせ、2枚目の反対側は、サボの柱に「TO」を合わせました。)

 

そして迷ったのが「車番」です・・・説明書では側面パーツの赤丸の側面パーツを指定していますが、実車写真を見ると床下の一番下の部分に車番が入っています。あくまでも今回のキットはタイプなのでワム80000の床下が一部露出してしまうため、側麺パーツに貼ると、ちょっと上のような気がして・・・なので私は1枚目の通り、床下台車パーツに貼りました。(因みに赤丸部分に貼る場合は「トラ」と「番号」を分けないとあおり戸の金具モールドが干渉して貼りにくいので注意です。)

これは、あくまでもタイプなので、好みのもんだいですねw

 

こうして何とか3両ともデカールを貼り終えました・・・疲れた~w

一番、貼りにくかったのが、2枚目の柱にある号車札でした。パーツに対してデカールは余白部分がはみ出すので、こちらはデカールソフターを使用して余白部分を柔らかくして、後ろに畳むように貼り付けるのですが、なんせデカールが小さいので、ソフターのハケについてしまったりと、何回か悪戦苦闘しましたw

 

最後はいよいよクリアの塗布ですが、今回はクレオスのTOPCOAT(つや消し)を使用しました。

2枚目は塗装前と2重と相互ですが、下の2号車が塗装済です。3号車の塗装前は「テカり感」があるのがおわかりいただけますでしょうか?

 

3両とも無事にクリア塗布が完了し、いよいよ完成!と言いたいところですが・・・・

やはりトロッコ間の車間が気になります・・・・・

 

なので先日、JoshinWebで最後の在庫を発見し、店舗受け取りで入手したKATOの2軸貨車用ナックルカプラーセットを試してみました。こちらは主に機関車や機関車と連結する先頭客車で使用されているナックルカプラーですが、このナックルカプラーを2軸貨車に取り付けるためのオプションパーツですが・・10個で定価1100円とカプラー1個110円という贅沢ぶりw

中身はナックルカプラーと2軸貨車に取り付けるための心棒付きカプラーポケットとバネがセットになっています。

2枚目は上からのショットですが、上のNカプラーと違って実感的になりました!

ただ、大事なのは車間です・・・「

この1個110円のパーツの実力とやらを見せてもらうか!」

 

なんと、結果は1㎜短縮できましたw
1枚目はナックルカプラーでトラの最端同士が5㎜、そして2枚目のNカプラーは6㎜・・・110円もするパーツを持っても1㎜が・・・ということは3両で3㎜・・・
660円を使って3㎜短縮したぜぃ!ワイルドだろうぅ??ひゃっほ~!
と、微妙に高価なパーツで微妙な結果にハイテンションになった私は車間を詰めることは諦めましたw
ボギー貨車用の車間縮小カプラという手もありますが、2軸貨車に使うとカーブ径によっては脱線リスクもありますので・・・
 
そして最後は元から予定していたディテールアップの最後として幌パーツの取り付けです。
車両の妻面には幌らしき部分がモールドで再現されていますが、ちょっと短めなので、KATOのキハ40用幌枠を取り付けることにしました。幌に付いている車体との引っ掛け部分をデザインナイフとやすりで落し、瞬間接着剤で直貼りしましたw
すると、こちらは視覚的に緑の車体に灰色の幌を付けたことで妻面や連結部分にアクセントを入れることに成功し、さらに車間は1㎜(しつこい?w)短くなっていますが、幌を付けたことで視覚的に空きがましになったような気がしますw
こちらは効果が視覚のみですが、効果は抜群なのでお勧めですw
 
こうして3連休をフルに活用した工作が無事に完了しました。最後は各車を記念にパチリw
「TORO-Q」のトロッコ編成で1号車となるキハ58の次位にくる2号車です。こちらは「トラ74319」を改造しております。
 
そしてちょっとアングルを変えて残り2両もパチリ!
1枚目は「トラ72792」の3号車、2枚目は「トラ74858」の4号車です。
2,3号車は車番、号車札、編成号車札が違うだけで同じです。4号車は緊急時用の非常口が側面に取り付けられており、手すりも非常ぐち部分で分割されています。
他に気が付いたのは、屋根に付いている車番は編成の番号であり、キハ58は1号車、キハ65は5号車となっており、その間に挟まれるトロッコ車両は「2,3,4」となりますが、柱に付いている車番札は2号車が「1号車」、3号車が「2A号車」4号車が「2B号車」となっており、ちょっとややこしいのですが、おそらく「TORO-Q」で運用する際は屋根の車番を使用し、柱の車番札は号車番号の付いていない普通の九州色キハ58などで運用された「快速トロッコ号」の番号ではないかと推察します。(あくまでも私個人の勝手な想像ですが・・・・w)
 
そしていつものお座敷レイアウトに入線させました!
トロッコ車両が発売、完成されるまではトロッコ列車「TORO-Q」が終わり、残ったキハ58&65の寂しい編成(詳しくはコチラ)でしたが、今回、トロッコ車両が加わったことで、見栄えが格段と良くなりました!
なにより気になっていた、キハ58(1号車)の次がいきなり5号車のキハ65も解消しましたw
 
「TORO-Q」のトロッコ車両完成に気を良くした私は「TORO-Q」のトロッコの前身であるJR九州の三角線トロッコ号も引っ張り出してきました。
こちらは色々とあったセット(詳しくはコチラコチラ)ですが、お気に入りの一つです。
こちらも複線に入線させました!

 

実際は三角線トロッコは「TORO-Q」のトロッコの前身なので、一緒に走行することはありえないのですが・・・w

模型の醍醐味と言うことでw

おなじトラ70000のトロッコ車両ですが、塗装で大きく印象が変わりますw

 

2編成を並べましたが、三角線の方は明るい印象で、「TORO-Q」の方はシックな感じです。
そして真ん中のトロッコ列車を抜くと・・
ただのローカル線を走行するキハ47とトロッコが終わった晩年のキハ58系の編成になってしまいますw
 
抜いたトロッコ車両をみてみますと、1枚目の方はマイクロエース製です。
先ほどの通り、色合いが全く違っており、同じ車両とは思えないほどw
 
トラ74319を並べてみました。
マイクロエースの方は側面の柵も再現していますが、プラで再現しているので、太いw(ただKATOの方は元は柵の再現が無く、こちらで0.3㎜のバネ線を使って再現しているので、リアル感が出ているだけです・・・)
座席もマイクロエースの方もモールドで再現されていますが、オレンジ一色で特に塗り分けはなく、席の配置もこれが正しいのかどうかは不明です。(KATOの方も塗装しなかったら暗緑色でしたがw)
 
1枚目は妻面ですが、マイクロエースの方は貫通扉が再現されています。ただ「TORO-Q」の実車の写真を見る限りは貫通扉は無いので、KATO方は間違ってはいないのですが、三角線時代はドアがあったのかどうかは不明です。
そして屋根はどちらも幌を被せてトロッコか改造されているので、KATOの方は「幌の感じ」がしっかりと出ており、マイクロエースの方はなんとなく「20系寝台客車」の屋根用に見えてしまうのは私だけでしょうかw
 
メーカーと時代は違いますが、2種類の元は同じトロッコ車両を見比べましたが、どちらも時代を反映しており、よくできています。
そして最後に気になったのが、マイクロエースの方・・・図の編成例ではトラは74319-74585-74792となっていますが、上の写真を見ると74792-74319-74585となっていますw(マイクロエースの写真と編成例が一致しないパターンw(詳しくはコチラ))
「TORO-Q」と違って3車両とも塗装パターンが違うのですが、意外と向きや順番を並び替えても、ちゃんと色合いが並ぶので、自由に組替が可能となっています・・・ただ本当に正しい並び順も知りたいと思うのは私だけでしょうかw
 
今回はプラモのようなキットでビニール袋の吊り下げにて発売されたこともあり、完成した車両の保管に悩みました。
空ケース入れを漁ったところ、1枚目の河合ワム80000(3両セット)を見つけましたが、幌を増設したことで入らず、両サイドを切り落とす加工も面倒に感じた為、とりあえず各車両に傷がつかないようにビニール袋(詳しくはコチラ)に入れてから包んだ状態でTOMIXの単品ケースに2枚目のように入れておきました。
何とか、この3両が気持ちよく収納できるケースがあればいいのですが・・・希望は薄いと思いますが、マイクロエースが少し前に発売したトロッコ車両のみ(詳しくはコチラ)のケースがヤフオクなどに出ないか探してみますか・・・
それかKATOのショートサイズのブックケースかグリーンマックスのビデオ型ケースも検討してみたいと思います。
 
今回は単色のタイプキットで驚異の7150円という高価なキットを3連休で組みましたが、こだわり出すと本当に大変・・・・
でも楽しく、達成感は半端なかったので、よい3連休を過ごせたのではと思います。
近日の鉄模愛好会の走行会に持っていこうと予定しています。
たしかAさんもキットを買うようなことを言ってましたが、作成されたのかなぁ・・・あの方もこだわり出すと止まらないタイプの人なので、ちょっと楽しみですw
でわでわ
 

キットはまだ高いのか市場には十分在庫が残っています。私もうまく作れましたが、もう一つ買ってみようかと散財検討中ですw

キハ40系用にオリジナルトロッコがつくれないかなぁ・・っとw