こんばんは!
本来であれば御用納めですが、今年はなんと有休を取りました!
有休も20日までは次年度に繰り越せますが、それ以上は消滅してしまい、そこそこの消滅予定の日数が残っていたので、使ってみましたw
午前中は年内最後の散髪へ行って、頭をさっぱりとさせてきました。さすがに平日の午前中は空いていましたw
その後は・・・
リサイクルショップへ行ってしまいましたw
ただいつもの「覗きに行く」ではなく、受け取りに行きました。
こちらのマイクロエースの113系ですが、今年3月のマイクロエースからの新製品発表(詳しくはコチラ)で気になっていた「分散冷房+かぼちゃ・オレ」です!
中古品とのことですが、中身は美品どころか未使用品のようでシールも含めて全て揃っていました。
ケースペーパーは製品発表ポスターと同じイラストですが・・これは写真の方がいいですよね・・・実車の写真が無かったのでしょうかw
因みにこの「かぼちゃ・オレ」ですが、定価は税込で23540円と4両ですが、かなりのお値段で発表当時は躊躇して、結局は予約せずでした。
8月に発売後、いつものリサイクルショップで発売から1ヶ月もしていない中、15400円で売られていましたw
速攻で飛びつきそうになったのですが、その時は他にも散財していたので珍しく自制していましたw
しかし先週、このリサイクルショップのアプリで20%オフクーポンが発行され、さらにオンラインショップを確認すると、店頭価格から9%引きに・・・このショップはオンラインショップでも購入でき、支払いと受け取りを出品元店舗で出来て、さらにアプリクーポンを店頭支払い時に使用できる神対応のショップです!なので・・・
定価:23540円→店頭価格:15400円→ネット販売:14014→アプリクーポン使用後:11211円となり、定価から半額以下となり、さらにこのショップから何回かイベントで高額ポイントを付与されていたので、支払いは1万円でしたw
今回はかなりお得に入手できたのではないでしょうか? まさかネット購入の店頭払いでもアプリクーポンが使えるとは思っていなかったので・・・
車両を見ていきますと、まずは先頭車のクハ111-5276です。
このクハ111は元々0番台の347番として1964年に汽車製造にて製造され、鎌倉で運用されていましたが、1970年に網干の明石へ転属し、以降は関西圏で転属を繰り返し、国鉄の爆発解体時にJR西日本に譲渡されています。
そして譲渡後に300番台の先頭車が不足したことから方向転換改造を施され、276番に改番されました。その後、時速100㎞から110㎞への高速化改造が施されて5000番台となり、5276番に改番されています。
こちらはヘッドライトは国鉄時代にシールドビーム改造された車両であり、タイフォンはおわん型カバーが付いています。
マイクロエースの113系ですが、造形は個人的には好きであり、なかなかの男前ではと思っています。
お次はもう一つの先頭車であるクハ111-5392です。
このクハ111は300番台の392番として1965年に近畿車輛で製造され、鎌倉で運用されていましたが、1974年に鳳電車区へ転属し、以降は関西圏で転属を繰り返し、国鉄の爆発解体時にJR西日本に譲渡されています。
こちらも先ほどの5276番と同じく時速100㎞から110㎞への高速化改造が施されて5000番台となり、5392番に改番されています。
こちらのヘッドライトは登場時の白熱灯によるヘッドライトで、前照灯に必要な光量を確保するための大きさです。その後に高性能で小型化したシールドビームが開発され、既存の白熱灯から交換改造されましたが、この392番は改造されることなく、JR西日本に譲渡後もそのまま廃車まで運用されていました。シールドビームが小型化したことでかなり大きく感じられたことから、この登場時の前照灯は「デカ目」と呼ばれています。タイフォンは5276番と同じくおわん型カバーが付いています。
キハすきすき線区ではデカ目の113系は初入線であり、実物を見たことが無いので、手に取ってみたときは「マイクロエース特有の大袈裟表現」かと思いましたが、ネットで写真を見る限りは、こんな感じだったようですねw
5276番と5392番は同じクハ111ですが、素性や形状に差があり、さらに細かい所ですが、妻面の貫通扉が製造会社の違いから差があるところまで作り分けられていましたw(1枚目の左が5276番、右が5392番です)
(☆追記:コメント欄へ 下総車輛 様からご指摘があり、妻面扉は延命N更新と原型の違いで5276の方が更新による扉とのことでした。コメント欄との整合性を考え、原文は残して追記で対応させていただきます。)
後は共通ですが、このF6編成の特徴である分散冷房で屋根上にはWAU102が3つずつ搭載されており、これは国鉄時代に冷房化されずに非冷房のままであった113系に対してJR西日本で集約分散式のWAU102が搭載されました。このとき先頭部分の大型通風機とそれ以外のグローブベンチレーターは撤去されず、そのままになっています。
このクハ111-5276と5392は冷房以外はほぼ初期型(登場時)の形態を色濃く残している数少ない車両でした。
中間に入るモハ113とモハ112(パンタ有)は体質改善40N工事が施されたモハ113・112ユニットであり、登場時と違って車体や窓、屋根なども含めて内外装の改造が施されています。
窓も窓枠変更やユニットサッシ化されており、引き続き製造から40年は使えるように体質改善されています。
屋根上ではエアコンは国鉄時代に搭載されたAU75が搭載されています。
色も体質改善車には登場時の「湘南色」から「関西更新色」(カフェオレ色)に塗装変更されています。
体質改善工事の特徴である雨樋の廃止(張り上げ屋根)で屋根周りの印象も大きく変わっています。
また妻面の貫通扉も体質改善時に交換されており、その違いもちゃんと作り分けられていました。
窓は先頭車と中間車なので枠位置などは比較は難しいですが、枠や窓が交換されているのはわかるかと思います。
そして模型的にはマイクロエースなので「乗務員扉」や「神ホシ」(網干総合車両所神戸支社)などの表記もきれいにプリントされており、こちらはマイクロエースの昔からの利点であり、変わらずに続いています。
一通り、車両を観察したので、いつものお座敷レイアウトに入線させました。
この登場時の先頭車(湘南色)に体質改善の中間車(カフェオレ色)の編成は色的にも凸凹編成であり、商品のキャッチフレーズにもある、「かぼちゃ・オレ」の所以です。
そして車体も登場時と更新車で屋根上、側面も凸凹であり、網干のF6編成は色だけでない名物編成でもありました。
この時期、113系は順次、体質改善を受け、カフェオレ色に変わっていきましたが、それまでにJR西日本管内では湘南色、阪和快速色(青)、関西線色(赤)、瀬戸内色など色んな塗装が存在し、転属などを繰り返すことで、「カボチャ・オレ」のように色んな組み合わせの混色編成が存在しました。(「113系 混色編成」でググると面白い編成がたくさん楽しめますw)
んっ?何か複線に入線している??
こちらは以前にヤフオクで購入し、そのまま埋もれかけていたマイクロエースの113系7000番台ですw(詳しくはコチラ)
「かぼちゃ・オレ」だけでは寂しいと思い、「抹茶色」も出してきました。
・・かぼちゃにカフェオレに抹茶・・・凄まじい食べ飲み合わせですねw
どちらも快調に走行し、単色統一された抹茶色も良いのですが、やはり湘南色と関西更新色の凸凹は目を引きます。
しかも先頭車と中間車で色違いなので、一定のまとまり感があるのもいいですね。これがカボチャ-カフェオレ-カボチャ-カフェオレだと、違和感が強く感じられるのでしょうね。
湘南色から関西更新色になり、そこから地域別に単色塗装となっていきますが、このF6編成のクハは2007年に廃車となったので単色の地域色(2010年頃)にはならずでした。中間車のモハ112と113は別に組み替えられて2015年まで運用され、廃車になっています。この中間車は末期色になったのでしょうか??それともカフェオレ色で廃車になったのでしょうか??
写真を見ているとやはり「デカ目」は目立ちますねぇ、今後も、この一味違った「デカ目」を時折、楽しみたいと思いますw
5000番台と7000番台なので比較するのも、変なのですが、先頭車はエアコンなどが違い、中間車は一見はエアコン、パンタも同じなので、同じに見えますが、屋根は7000番台は雨樋がそのままであり、窓も初期型のままです。
この113系は全形式合わせて2977両も製造され、さらに色んな改良や改造なども施されたことから、色んな番台が存在し、ちょっとWikiを見たぐらいでは・・・・
今後も国鉄型のファンとしては地元の113系や115系が出る場合は手を出すと思いますが、そのたびに、素性を確認するのに苦労するのでしょうかねw
そして最後は長期休暇の初日が私に余裕を持たせるのか・・・
気が付くと115系も引っ張り出しており、1枚目左からKATOの身延線(詳しくはコチラ)、マイクロエースの下関総合車両所C14編成(詳しくはコチラ)、TOMIXの広島更新色(ミルクオレ色)(詳しくはコチラ)、KATOの湘南色(単品の寄せ集め編成w)です。
元々、113系は平地・暖地用(700番のような例外はありますがw)、115系が寒地・急こう配、山岳地帯用なのでそっくりなことから、並べても違和感は色以外はありません。
気が付くと2時間ほど入れ替えて走らせていました・・・本当に至福の時ですねw
年末年始の休暇に本日から突入しましたが、大掃除などをしつつ、ちょっと開いた時間に鉄道模型を楽しみたいと思いますw
でわでわ
こちらは本日、取り出した際のこと・・・
私:「げっ!!デカ目のおわん型タイフォンカバーがあらへん!!」
よく見るとケースの中に落ちていました!(よかった~w)
ただ、かなり小さなパーツであり、ピンセットで取り付けるにしても、いつものキハすきすき線区名物の「ぴょいーーーん」(詳しくはコチラ、コチラ)をしてしまったら大変なことになるので、慎重にそっとつかんでなんとか取り付けました。
よかった無くなっていなくて・・・取り付け後に不安だったので、裏からゴム系ボンドですべてのタイフォンカバーを接着しておきました。
最近の鉄道模型は精密化している分、小さな別付けパーツが多くなっているので、神経を使います・・・皆様もご注意くださいねw
でわでわ
マイクロエースからは色んな113系が出ていますね・・今後も今回の網干F6編成みたいに混色編成を出して欲しいもんです。