■今日、わしこんなもん食べた -306ページ目

■花蓮 海・土甫 の 虫可・仔煎50元 虫合・仔湯 25元

台北の近代的な町並みに比べると花蓮の町は、
ずいぶんと野暮ったい。
”アカぬけなひ”といふ言葉がしっくりとくる
アジアの田舎の都会である。

賑やかな町の中心の飲食店が並ぶ通りで、
ひときわ繁盛していた
豪快にカキと玉子を鉄板焼く、
”虫可・仔煎”の専門店の前で足をとめた。

山積みされた新鮮なカキが、艶かで食欲をそそる。
閑古鳥が鳴く、他の店が呼び込みする中で、
この店だけに、次から次へと客が吸い込まれていく
だもんで、店頭でいくら待っていても、
まったく相手にされない。

ここで、ひきさがるようなワシではなひ。

さらにお店に踏み込むがが
観光客なんて、こられても困るのよね的に無視である。
あきらめてなるものか、

他の客の注目浴びながら、黙々と鉄板で牡蛎を焼く
おばちゃんの目の前にたって、ぢっと見つめる。

おばちゃんは決して顔をあげなひ。

まだまだ。
ぢっと待つ。

おばちゃんの作業が一瞬だけ止まった。
その瞬間、間髪をいれず
”おばちゃん”と日本語で呼びかけ、
大きく手を振る。

おばちゃんが一瞬顔をあげた。

すかさず、牡蛎を指差し、その指で”ひとつ”と合図し
続けて、ハマグリを茹でている鍋を指差し、
また、一つと合図し、
そして、そばのカップルの隣の一席だけあいていた席を
2回指さす

おばちゃんが、黙ってうなずく。

こうして、牡蛎の玉子とじとハマグリのすまし汁に
ありつくのである。

【今日のまとめ】
ついでに、帰りしな小龍包を食べてみた。
食ったどぉ。


■花蓮 載記扁食店 ワンタン一椀 50元

駅から、歩いて市街地を抜け、
3、40分かけて、海岸までいってみる。

・・・(´・ω・`)

あれれっ

見事に、なんもなひぞ。

リゾート風小洒落たホテルはおろか、
普通のホテルも民宿もラブホも、なひ。

新鮮な海の幸を食わせる料理屋も

もちろん、なひ(´・ω・`) 

ショボショボの民家がパラパラあるだけだ。

途方に暮れるワシの脇を
トラックがものすごいスピードで
砂塵を巻き上げ、爆走していく。

埃りっぽい。

”壮大な企画”がドゴォーンと
大きな音をたてて倒れた。

(´・ω・`)キカクダオレ

台湾のしとたちは、
どうも海をあんまりありがたがらなひようだ。

せっかく静かなビーチがあるのに、もったいなひ。

しかたなひので、とぼとぼと市街地まで戻る。

こうなればあとは食うしかなひ。

ホテル決まってないけど、
とりあえず歴史を感じさせる古い店構えの
”三代専業老店 載記扁食店”で
ワンタンを食べて元気をつけることにする。
※ミニ知識:扁食は、ワンタンなど粉もんの別称

淡白で素直な肉の味。

それ以上でも、それ以下でもなひ。

ドゴーン。

またなにかが倒れたようだ。

(´・ω・`)ミカケダオレ

日本の昔の田舎ホテルみたいな
町のハズレに建つ東洋大飯店に部屋をとった。

テレビをつける
数年前の仲間由紀江のドラマ「ナイトホスピタル」を
日本語のまま、やっている。



暮れ行く町を眺めつつ、軽い台湾ビールを
醤油で真っ黒に煮たうずらの卵”鐵蛋”をあてに
チビチビやって、まったりする。

【今日のまとめ】
ま、こゆのもありか。

■花蓮 店名不明 の 紅油辛麺 40元

慌しい台北の喧騒に少し疲れたので
海岸沿いの小洒落たリゾートホテルで、2、3日のんびりしよと思い
台北駅から自強(特急)に乗り
東側の観光の拠点となる町”花蓮(ホアリン)”へむかった。今日の企画テーマは
”奮発して、海をのぞむテラス付の部屋でもとっちゃうぞ”
である。

3時間あまりで到着した花蓮駅前は、寂れた観光地の風情である。
観光用タクシーの運ちゃんやら、観光ツアーや旅行ガイド、
ホテルの客引きがわんさかいる。

でも、わしのとこには誰もこなひ。
(´・ω・`)さびしい

どうも、台湾のしとには、わしは、
旅行者や日本人に見えないようだ。

それとも、
しけた日本人旅行者に見えてるだけ鴨しれん
(´・ω・`)さびしい

そーいえば、すっぽんのように食らいついたら決して離れることがない
バリのレギャンビーチの物売りにも相手にされなかったっけ。
(´・ω・`)さびしい

ま、確かに、こられても、
観光するつもりはまったくなひのだが
少しはきてもらわなひとな
(´・ω・`)さびしい

そーいえば、ひつこさでその名を馳せるインドの物乞いも
わしのとこに、よってこなかったな
(´・ω・`)さびしい

駅前のメインストリートに、廃墟になった
屋根が崩れかけたキャバレーの跡地があったりして、
なかなか趣がある。
(´・ω・`)さびしい

数分も通りをゆくと、歩くしとは誰もいなくなる。
(´・ω・`)さびしい
めぼしい店もないので手近な食堂で紅油辛麺を食べた。

ニンニクがきいたまぶし麺。
普通においしひ。

麺、柔らかめ。
台湾のしとたちは、麺のコシは
あんまりありがたがらなひようだ。

【今日のまとめ】
食堂の壁の鏡に映った自分の顔をしげしげと眺め
そんなに貧乏くさいかと、ひとり自問するのであった。
(´・ω・`)さびしい

■台北 長安西路 小吃 葱油餅 25元

翌朝は、宿の近くの小吃(半露店軽食屋)で朝食をとる。
出勤前だろうか、徒歩、チャリ、バイクのしとたちが
入れ替わりたちかわりやってきて
トーストや三明治(サンドイッチ)をテイクアウトしていく。

台湾ではトーストは鉄板で焼いてつくる。

近所のコンビニで買ってきたグアバジュースを飲みながら
小麦粉を薄くパリッと焼いた生地で
ベーコンやら卵を巻いたのをたべてみた。

【今日のまとめ】
豆板醤がピリっときいて、うまい。

■台北 士林夜市 屋台 の 虫可・仔麺線 20元

その足で、屋台で台湾名物の”虫可・仔麺線”を食べた。
ブツ切りの細いそうめんがはいったドロっとしたスープ。

具のカキがたくさんはいっていてうれしひ。

パクチーの香りがぴったりマッチしている。

【今日のまとめ】
香酢をたっぷりいれて、ぐぅ。

台湾グルメツアーその1■成田→台北機内食 スズキのソテートマトソース

年忘れ超大型企画!
『台湾食い倒れ、”食って、食って、食いまり”の
 庶民グルメ完全制覇する夢の豪華ツアー!!』

■その1 チャイナエアー 成田→台北機内食
スズキのソテー・トマトソース + ラビオリ

二年ぶりに有給休暇をとり、久しぶりの海外へ。
今回は長年あたためてきた”台湾グルメツアー”でた。

あ、さて、飛行機の楽しみといえば
きれいなスチュワーデスさんと機内食である。
わしとこの担当の客室乗務員は、笑顔の素敵な
一番親切な日本のしとだった。

また、反対側の列の担当は、
一番可愛い台湾のしとだった。
これがまた、年のころとしては二十四、五。
本上まなみを若く小柄にして、
もっと愛くるしくしたような感じといえば、
かなり正確にお伝えしてることになると思う。

ぽっ。

もひとつの楽しみ機内食も、
機内食にしては、わりかしおいしひ。

ちゃんとしてる。

魚の焼き加減は香ばしく仕上がっていて
トマトソースのバランスも、ぐぅ。
赤ワインとの相性も、ぐぅ。
ラビオリも歯ごたえがあって、おいしひ。

これ、きちんと皿にもったら、
コースで2500円ぐらいはとれるんぢゃなひかな。

なぜか、デザートに、菓子が2種類とフルーツがでてきた

うち、デザートのミカンのムースは、
みかんの苦みがきいたムースはいいが
上にのったゼリーが、酸味がちと突出しすぎで、いまいち。

惜しひ。

食後酒に甘いドランビュイをもらったら
グラスに半分も、いれてくれた。

多いぞ。

【今日のまとめ】
快適なフライト。

■謹賀新年

今年もよろしくお願いいたしまする。m(_ _)m

今年のテーマは

”はっぴぃ、はっぴぃ、はっぴぃ”
で、いくます。ヾ(^-^ヾ 

うん、明るく楽しくね。

■台北 趙記の家専飩食昆肉菜(小)65元

二時間あまりのフライトで、本上さんとの運命的な出会いも
なんもないまま終焉を迎え(´・ω・`)台北空港に着く。

空港は古くて狭くて小汚くて、
いっちゃ悪いが、なんか、うら寂れた地方空港みたいである。
 ※新しい第二ターミナルへ1月に移転予定

空港から市内へは鉄道はなくバスのみである。
120元、夕方の渋滞に巻き込まれ1時間ちょいかかる。
 ※バスのチケットの窓口のおねえさんは日本がペラペラである
 ※100円=約30元

大きな台北駅に着いた。
まずは、ネットで調べておいた駅裏の日本人宿のタコ部屋に
ベッドを確保し(300元)、
さっそく、さっきバスで着いた駅前の繁華街の調査にむかう。

最初は、小手調べに、三越の先の裏どおりで
ジモティが席を埋めていた
ワンタン屋さんの趙記を攻めてみる。

限られて期間にできるだけ、
いろんなものを食べたいと思いで
ポーションを”小”にしたのに
まるでギョウザに近い、どでかいワンタンが
7つもはいっている。

あのーこの半分でも多いんですけど(´・ω・`)

かように台湾ではどの店も量が多い。

また、味は全体に薄味。塩味は非常に薄い。
濃い日本の味に慣れているとちと物足りない。

さっさと食べ終え、腹ごなしに西門付近を散策する。
なんか渋谷か新宿みたいである。

道をゆくのはワカモンばかりである。
平均年齢18歳ぐらいである。

そこかしこで、
浜崎あゆみだの平井堅が大音量でかかっている。

おじさんには居場所がない。(´・ω・`)

【今日のまとめ】
台湾には、アイドル顔の女の子が
うぢゃうぢゃいる。(´・ω・`)かわいい。

■台北 士林夜市 太生西薬局 の 麻辛涼麺35元と味噌汁15元

台北からMRT(地下鉄)淡水線にのって、
有名な士林夜市へいってみた。

洋服やら雑貨やら軒をつらね、
食べ物の屋台もそこら中にたくさんある。

8時ぐらいだが、ものすごい人出である。

人ごみをかきわけかきわけ進む。

その中で、
なぜか、薬局の店先というか店内で表の屋台の
涼麺をくわせているところがあった。

麺をすする後ろで、
普通に薬を買っている人がいて”ヘンな感じ”だが
”ここはウマイ”とワシの勘がピンと働いた。

薬局のショーケースの前の席に座る。
注文をとりにきた店のおばちゃん、
普通に「小さいの?」とか「味噌汁はどうする?」って
日本語で、聞いてくる。

こんな風に、台湾のしとは日本語がしゃべれる人が多い。
普通の店のおばちゃんや、屋台のおじさんが、
ごくあたりまえに日本語で話かけてくる。

ちと、びっくり。

でてきた味噌汁は、ほんとに普通のネギと豆腐の
ごくごく普通ので、また、びっくり。

麺は、冷やしのまぶし麺。にんにくがきいていておいしい。
定番のきゅうりのシャキシャキ感もよくあっている。

ただ、あえて難をもうすと
台湾の屋台では衛生面と効率を考慮してか
この店のように容器にビニールをかぶせて、
料理を盛ることが多い。

【今日のまとめ】
みためが悪くて嫌。(´・ω・`)


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現地更新しようとしたが、
USBがうまく(物理的に)つなげられず更新できず。ざんねん


■台北南京西路 乾隆豚脚 の 乾隆豚脚 と 魯肉飯(ルーゾーハン) 75元

南京西路の小龍包”上豊鼎”の情報をいただいので
いのいちばんに調査にむかった。

しかし、ビルが立ち並ぶオフィス街を
さんざん探しまわったが、
残念無念、たどりつけず。
かわりに飲食店が並ぶ路地で、勤め人であふれ
繁盛してた豚足屋さんを試してみた。

メインの豚肉は、足50元、脚60元、肩70元の中から選び、
サイドの野菜や豆腐(20ー30元)を選び
それにスープ(15-20元)、
ごはんを白米(15元)か、魯肉飯(20元)から選ぶようになっている。

※魯肉飯は、甘辛く煮付けた挽肉をのせた台湾の定番ご飯。

どうでもいいが、今、台北の町は、クリスマスムード一色である。
町中の人が、老若男女を問わずみなサンタの三角帽をかぶって
はしゃいでいる。

さむい。

老若男女を問わず、若者向けのショップの店員から、
果てはいい年をした銀行員に至るまで、はしゃいでいる。

さむい。

恥ずかしいといふ概念のもちかたが、
だいぶ日本と違うようである。

さむい

【今日のまとめ】
現在の気温、摂氏21度。

さむい。(´・ω・`)

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帰国したので写真をいれてみた。おまたへ