前回はこちら
こちら記事に続いて
今回もお出かけの写真回です。
たとえば駅に併設したテナントの壁…
これも何度も直しつつ
すごい古いのと、やや古いのと、
少しだけ古いのが渾然一体になっています。
かなり前にとったものですが
メダリオンと呼ばれる装飾です
よく探すと残っている場所もあります。
さて、
今回の目的はJR新橋駅のSL同様に
ホームから見えるこちらのビル!
『 ニュー新橋ビル 』っていうんですね。
変わった外壁をしていて、
いつも「いつの頃のものだろう?」
「なかどうなってんだろう?」と思ってました。
左側を回り込んでずっとこの壁
ホームからよく見えますよね。
分かりにくいですが
近くで見るとネットが張ってあります。
おそらく鳩よけでしょう。
ああ、鳩よけが無いと
糞害がひどくなり外観が悪くなり
鳩よけがあっても外観が悪くなり…
どうやら「ニュー新橋ビル」は
大規模な雑居ビルという立ち位置のよう。
普通に誰でも中に入れて
テナントのお店を利用することができます。
この日は店舗入り口前で
大きな将棋を楽しんでいました。
自分の知らない色んな世界があるんだな…
中に入ると、こっちゃとした
小規模の店舗が詰まっています。
普通に人が多かったです。
利用者多いんですね。
靴屋、洋服屋、金券チケット屋…
とくにチケット屋と飲食店、
特に飲み屋が多かったです。
エスカレーターも幅せまい
床のハニカム風の石の並びと言い
天井の低さと言い…たまりません
この辺りでもう、かなりのエモさに
脳汁がプッシュッシュ…
ただ古いだけじゃなくて
ちょこちょこオシャレな作りの建物なんです。
華美過ぎないモダンなデザインで贅沢。
当時の趣味の良さが見られるんですよ。
落ち着いたブルーの陶器製タイルの壁
私は好きなわりにタイルの産地は詳しくなく
これが美濃焼きなのか有田焼か
それとも京都のものなのかわかりません。
ただ、上質なタイルはコストはかかるけど
建物の壁の強度や美しさを保ってくれます。
楽しそうな喋り声があふれる居酒屋
二回に続く階段、
壁の前面にタイルが貼られ
こちらも四角くポコポコしています。
チョコレート色がカワイらしいです。
古さを感じさせない、つややかさ。
角のカーブも普通でない手間を感じます。
この出口はスッキリしてます。
でもドアノブが私の好きな奴。
エスカレーター
大きなスーパーとは違う
雑居ビル特有のサイズ感。
三角の美しいタイル。
タイルって素敵ですよね、ずっと艶やかで。
昔のものの方が独特の色合いや焼きむらや
不規則な感じがあるから
柔らかいような落ち着きを感じます。
階段、上の方は明るい黄土色。
階段のある空間を
こんな風に豊かに見せるのは
1960~70年代の特徴のようにも感じます。
キレイだけど古くなりつつある建物
これを壊してしまったら
もう二度と同じものは出来ないでしょう。
懐かしいんだけど、寂しいような
何とも言えない気分になります。
丁度1年くらい前のこちらの
なみなみタイルの建物…
新しい建物はタイルも綺麗に貼れているけど
私は古いタイルの独特のむら感も好きですね。
ちょっと息抜きにお手洗い、
今時珍しいチップ制でした!
表示のフォントもカワイイ
肉の万世入ってました。
洋服の青山も入っていたり、
ビル内には有名店もあります。
昔、東京駅の八重洲の
地下街で見たようなゲームのお店
「ニュー新橋ビル」
ではでは。
こちらは 1978年
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