奈良・興福寺 南円堂特別公開
全国的には、阿修羅像で知る人も多い奈良・興福寺。興福寺の起源となる「山階寺」は、天智8年(669)に藤原鎌足が重い病気を患った際に、夫人の鏡女王が夫の回復を祈願して作られたと言われている。
その後、壬申の乱(672)を経て飛鳥に都が戻り、お寺の名前は「厩坂寺」となった。平城遷都の際に、和銅3年(710)藤原不比等の計画によりお寺も移され、「興福寺」と名付けられた。
天皇や皇后、また藤原氏によって次々に堂塔が建立され、奈良時代には四大寺の一つに数えられた興福寺。
内麻呂の冥福を祈って建てられた南円堂(重要文化財)は、基壇築造の際には、地神を鎮めるために和同開珎(わどうかいちん)をまきながら築き上げられた。
華麗で力強く、最も美しいと賞賛されるお堂北円堂(国宝)も6月2日まで同時公開されている。
ゴールデンウィーク,関西方面にいらっしゃる方、興福寺まで足をのばしてみませんか?。
詳細は、→ 奈良市観光大使日記
春ピクニックのサンドイッチ ~クセになる!2種のチキンサラダサンド
春のソースで ホタテのフライ
桜が咲き始めて1週間ちょっと。
そろそろ春の気分にも馴染んできた。
春のお料理は色々とあるけど、ソースを春らしくするだけで、
いつもの定番料理を“春のお料理”に変身させることもできる!
ブロッコリーを蒸して、ハンドミキサー等で細かくし、
マヨネーズに混ぜる。胡椒、隠し味に醤油を少し加える。
この春らしいグリーンのきれいなソースを、ホタテのフライに添える。
ホタテは、贅沢にお刺身用の大きめのホタテを使えば、
火入れ調整も安心・余裕。 立派な春のおもてなし料理に。
ホタテのフライ、結構お腹が一杯になるのよね。
「ホタテでお腹がいっぱい~」なんて聞かないから、意味不明だと思うけど、
分かち合いたいなぁ…この感じ!
この春のソース、サンドイッチでも大活躍する。
サンドイッチのマヨネーズとしても、野菜としても役目を果たしてくれる。
彩りも素晴らしく、おもてなしの春のサンドイッチに!
スモークサーモンや卵サンドと、相性抜群。
三条市 ラーメンとジャム
青空に咲く桜の中から、雪が舞う中へ。
既に懐かしい感じがする冬のシャキッとした空気。
三条市侍ラーメンを頂く。
太麺に白い背あぶらと玉葱入り。寒い土地で生まれた美味しさ。
燕三条のラーメンは、出前をしてもなるべく冷めないように背あぶらでふたをした
というお話も。
選べる背あぶらの量は、少し多めの「白」で頂いた。
「ラーメン大人味」と書かれた子供向けのメニュー、大人の味とは「背あぶら入り」!
季節外れの雪の中でも、侍のような力強く優しい大将にもてなされたラーメンは
格別の美味しさだった。
果樹園の近くの工房で、自家栽培の果物で添加物にたよらず、
自然の美味しさを活かしたジャム作りをしている石黒ジャム工房 。
5種類のジャムをいただいた。
大切に育てられた素材、その良さを引き出そうと愛情をたっぷり注がれたジャム。
きれいな色と可愛らしい姿のジャムに、見ているだけで、ウキウキした気分になる。
さっそく、とろとろなめらか杏仁豆腐に添えて。
相性は抜群!
残る4種類のジャムも楽しみに頂こう。
あか毛和牛賞味会 ~ 時代の気分はあか毛和牛
気分のモードは勉強、仕事、恋愛、生活等様々な場面で、またその時々で変わる。
例えば、同じ勉強でも、ひたすら知識を詰め込みたい気分のモードの時と、
机にかじりつくのではなく、外に出て、現場の中で体で感じて学びたい気分のモードの時等、置かれている状況やそれまでの流れで気分のモードは変わる。
今の時代は、どんなモードなのか。
グローバルに人や国が多様につながり、地球の限られた資源を意識する中で、見た目だけでなく、その中に潜む本質や優しさや想いなどに、
より密度ある重みと魅力を感じる気分が、今の時代のモードにはあるように思う。
そうしたモードに至るのは、技術の革新や経済の成長など、20世紀に成し得たものは素晴らしい財産と認めながらも、何かを失った後ろめたさや、未来への危機感などからくる反省の想いもがあるのかもしれない。
先日、あか毛和牛の賞味会に伺った。
全日本あか毛和牛協会と、生産者・神内ファーム 21が提供する素晴らしいあか毛和牛を使い、会員制ホテル・東京ベイコート倶楽部の宮崎修料理長が前菜からメインまで計8つのお料理を披露して下さった。
前菜には、あか毛和牛の肩の部分のお肉のローストを黒トリュフのシーザーサラダとともに出して下さった。続く「赤毛和牛三角バラ肉の赤ワイン煮込みと聖護院蕪」も、ブイヨンをきかせたさっぱりとした赤ワイン煮込みで、これはあか毛和牛だからこその味わいだった。
今私達が頂いている和牛のほとんどは、サシを魅力としてきた黒毛和牛と呼ばれるものだ。農林水産省の畜産統計によると、国内のおける飼育頭数は、2011年で黒毛和牛が約180万頭、それに対してあか毛和牛はわずか2万4000頭ほどだ。他に和牛には、日本短角牛と無角和種があるが、2つ合わせても7500頭足らずしかいない。
このあか毛和牛が今、食のプロたちから注目を集めている。
プロミスの創業者で同社の元会長が、引退後に私財を投じて東京ドーム500個分の土地を北海道に購入、あか毛和牛の生産と普及に取り組んでいる。
あか毛和牛とは、褐色(あかげ)の毛を持つ熊本と高知に生まれた和牛で、きめ細やかでさっぱり、ヘルシーな肉質が魅力だ。ご高齢者から女性、子供まで美味しく頂ける。
従来、お肉はサシの入り具合や色、艶などの肉質で評価されてきた。
「最高級A5ランクのお肉です!」というようなランク自慢を目にしている方も多いのではないだろうか。
あか毛和牛では、この肉質に加え、「育て方」という独自の評価基準がある。
エサの粗飼料率や国産飼料率、親子放牧かどうかなど育て方の状態もランク付けされる。
一般的に、牛のエサには、トウモロコシ等の「穀物」、ワラ等の「粗飼料」が主流だ。特性と生産効率、重要と供給のバランスで、黒毛和牛のほとんどは海外の穀物飼料と牛舎での育成である。
しかし、穀物だけでなく、食物繊維が豊富な粗飼料を与えると、健康な腸を保ち、その後の栄養吸収率も良くなるらしい。人間の健康も、「胃腸から」と言われるが、牛も同じである。また、生まれたときに母親牛の母乳で育つと免疫力が高くなる。
もともと体が大きくて丈夫で、温厚な性格のあか毛和牛は、牛舎ではなく放牧で育てられることにより、ストレスも少ないそうだ。
粗飼料を多給すると、植物由来のビタミン類および、最近体に良いことで人間世界でも注目を集めているn-3系不飽和脂肪酸の割合が増加するデータがある。農研機構九州沖縄農業研究センターのデータによると、n-3系不飽和脂肪酸はロース芯部分で約2倍に増す。粗飼料と放牧の組み合わせで健康に育てると、うま味成分が約6ポイント増す結果もでた。
つまり、「健康な育て方」と美味しさの関係がここに成立した。
あか毛和牛の美味しさは、舌で味わう美味しさにとどまらない。
舌で味わう美味しさに加え、安心・安全な品質の保証と、そのための労力や生産者の想いも美味しさとして我々は感じているように思う。さっぱりしていて、美しくきめ細やかな赤身のお肉は、私達の体に優しく、お料理になってもどんなソースとも仲良しで、素晴らしいお料理になる。美味しくて安心という、この当たり前のことを得る難しさを感じているからこそ、その当たり前のことを貴重な味わいのうちとしているのだ。
ところで、あか毛和牛を普及しようとしている神内ファーム21では、南国のマンゴーも生産している。なぜ、マンゴー!? 会長がよほどマンゴーをお好きなのか?と思って同社に伺うと、「これまで北海道ないものが良かった」との回答だった。
確かに、南国の赤いマンゴーが北海道の大地で育つ、その風景を思い浮かべるだけで素敵じゃないか。最新の技術とコンピュータ管理されたビニールハウスの特殊温室で南国を創り出し、北海道マンゴーが育つ。本来不可能なことを可能にするだけでなく、その固定概念の突破からは、新しさが生まれる。収穫は、南国より10日長い130日間かかるらしい。だが、追加の10日間に糖度が急増する。また、糖度に加えて独特のさわやかな酸味も加わり、本家南国にはない魅力のマンゴーが生まれた。この10日間は、“奇跡の10日間“と呼ばれているそうだ。
先ずは、既存のモノを模倣するところから、新しい物が生まれる。
革新の本質はそういうもで、普遍的だ。
青物卸の家に生まれた江戸の画家・伊藤若冲は、当時主流の中国、朝鮮の1000点にも上る絵を模写し、そこから本家を超える独自のものを生み出していったと言われている。
見た目ではなく、本物の奥底に潜む正しいものと本質。
既存を認知し、革新から未来を生むドキドキ、ワクワク感こそ、時代が求める気分のモードのように思う。
神内ファーム21の考えもつかない生産に対する環境つくりの規模と、同じく考えもつかない品質、発想のスケール感。それが私達をワクワクさせてくれるのかもしれない。そして、神内ファーム21のあか毛和牛やマンゴーの美味しさには、彼らの想いとつぎ込むエネルギーも含まれているように思う。
あか毛和牛の流通量は多くないが、着実にあか毛和牛に魅了されて扱うレストランやホテルが増えている。ぜひ、あか毛和牛と、そのお肉に魅了されたシェフが腕を振るうお料理を頂きにレストランに足を運んでみてほしい。
美味しく、幸せな時間はもちろん、何か今の時代に必要な元気とワクワク、ドキドキの高揚感までも頂けると思う。
【お店】
全日本あか毛和牛協会 あか毛和牛を味わえるお店 →こちら
賞味会でお席が近くお話をさせていたシェフの下記お店でも頂けるそうです。
●ウェスティン ビクターズ → こちら
あか毛和牛はもちろん、お野菜も産地直送。シェフこだわりの食材。
●カフェドイシス 自由が丘 → こちら
フレンチから、和食神谷銀座の元料理長という異色の経歴を持つシェフが腕を振るう京風料理。(和食)
●日本料理 神谷 → こちら
※いずれも、予約の時にあか毛和牛希望の旨事前にお伝えすることをおすすめします。
管理職への女性の登用に関して

本年もよろしくお願い申し上げます。
※本記事は、「拝啓シリーズ」と称して、時事問題やメディアの記事に対し、私論を本ブログで掲載して参ります。
時事私論 拝啓 日本経済新聞様(1月7日朝刊)
~管理職への女性の登用に関して
先日の日経新聞朝刊に、「増えぬ なでしこ管理職~日本女性12% 先進国で最低水準」という記事が掲載されていた。
週末には、女性の登用に関して自民党の高市政調会長と野田総務会長が、法的な拘束力が伴った数値目標について、異なる意見であることの報道も目にした。
野田さんは「強制的に(女性)枠を設けないといつまでも活躍の場が生まれない」と訴えるのに対し、高市さんは「法的な拘束力で(女性を)何割とすると、人事に無理が出る。逆差別に当たるとの議論もある」と指摘した。
お二人のキャラクターがそのまま主張する意見に表れていて、面白いなと思った。
私はというと、個人的には後者の高市さんのお考えに近い。
私は、バブル絶頂期に就職活動をし、バブルがはじける前に社会に出た。
企業の門をたたけば内定をもらうような売り手市場で、特に男子は内定企業からクルージングや豪華なお食事会などの“おもてなし”を受けていた。女子はというと、「どんなスタイルで働きたいのか」で就職先を選ばざるを得なかった。結婚や出産後も働き続けたい人、男性と同じように仕事をしたい人は“総合職”がある会社を探すところから始まる。同じように過ごしてきたゼミの仲間と就職活動を進める中で、社会への入り口は“平等ではないんだ”と、初めて感じるところとなった。
今や当時では考えられないほど女性の働く環境は改善された。併せて、女性のライフスタイルや価値観もますます多様になった。「女性」とひとくくりにされても、その中身や実態に伴った制度を作ることはかなり難易度の高いことだ。
最近では、女性どころか男性ですら管理職になれない若者や、管理職をはずされる男性が出る会社も多いほど、企業の経営環境は厳しい。
そのような中で、画一的な「雇用均等」や「女性管理職」の制度として数値目標を掲げて法律による拘束力を高めたからといって、女性側も企業側もハッピーな結果になるという単純な問題とは思えない。
女性のライフスタイルが男性に比べて多様になるのは、人生の岐路を決めるような選択の場面が多いからだ。仕事、結婚、出産、育児など、選択と価値観によって、それぞれに費やす時間、そして人生が変わっていく。
バリバリ働きたい時期もあれば、家庭を優先しながら働きたい時期もあるだろう。
出産後に仕事復帰するつもりで、自分の机の下にスリッパを置いて産休に入りながら、いざ子供が産まれたら「この子のそばにずっといたい」との思いが強くなり退社を決めた友人もいる。
男女はどうあがいても異なる。男性の体の大きさや力の強さ、女性の細やかな気配りや所作の美しさ。問題の本質は、選択の自由がないことにあるはずだ。管理職以外の仕事やお茶出しやコピー取りの仕事がだめなのではない。本人が望んでいないのに、一定枠でしか仕事ができない、管理職になりたいのに女性という理由だけでなれないことがあるのならば、そのことが問題なのだ。
美味しいお茶を入れられる女性が男性にもふるまう。女性には体力的に重いモノを男性が運んであげる。それを男女平等だと、慣れない手つきで男性が濃すぎるお茶を入れていたり、ハイヒールで脚立に上り、重い書類を女性が辛さそうにおろしている会社で働きたいだろうか。
性差から生まれる想いやりの交差するような国や社会、会社のほうが素敵だ。
では実際にどうすればよいのだろうか。
まずは、企業はそれぞれなのだから、女性ということで男性と同等の業務や昇進試験にエントリーできないところがあれば、それを改善する。無理に女性の管理職の数値を決めて、上を上げるのではなく、ひっかかっているところを外してあげる。そこから先は選択の自由と自由競争であるという視点で、必要な法律や国の指導というサポートが良いのではないかと思う。
さらに言えば、終身雇用という考えも薄まり、また育メンなど、男性であっても選択肢が広がる中で、むしろ、女性だけにスポットをあてるのではなく、男女ともに働き方を自由に選択ができることが大切だ。それが結果的に女性の社会進出をより良く導く鍵のように思う。現実問題、出産・育児休暇、短縮勤務など周りのサポートが必要になる。男性でも育児休暇を取得する人がもっと増えれば、または育児でなくても留学やボランティア等で女性と同じように職場を離れるような場面も増えれば、女性側も気分的に少し楽になれるように思う。
働き方に選択の自由があること、その中で自分の想いと努力で頑張れる土壌と環境があることが、女性の進出には大切なことだと感じる。
そして、女性の社会進出には、女性だけでなく、男性も、公私にわたり生き方の自由な選択ができることも先に述べたように大切なことだ。それが実現できた時、女性本来のパワーが生かされ、日本経済への貢献ともなることだろうと思う。
そのときは、男性側にも多様な変化がもたらされ、日本の元気、パワーは一段と大きなものとなっているに違いないと思う。
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