2012年クリスマス
お友達に誘われ、ホテルオークラでの松任谷由実さんのディナーショーでクリスマスを過ごした。
ホテルなのに森の中にいるような演出の中、秦牧師の聖書の朗読と祈り。
DEUT GOSPEL CHOIRが歌う迫力の讃美歌、バイオリニストの宮本笑里さん、
一青窈さん、元ちとせさん、平原綾香さん、松任谷由実さんの歌のリレー。
お料理は、ホテルオークラ・善養寺明総料理長が作る“暖かな家庭料理”。
目の前のテーブルには、元ちとせさんが、2つ横のテーブルには松任谷由実さんがいらして、善養寺明総料理長のお料理を共に味わう。歌う時はテーブルからステージに向かう。
普段それぞれのことをしている見ず知らずのゲスト、歌を披露してくださる方々、
お料理を提供してくださる方々が“森の中”に集まり、同じ時間を共有することの素晴らしさを味わうひと時となった。
イベントのテーマである「Graceful(優美)」。優美さとは、静かな中にも沢山のエネルギーと共有する想いが織り込められて発する、優しく、しなやかな光のようにも感じた。
今、時を同じくして地球で生きている人々はもちろん、100年後の人々が素晴らしいクリスマスを過ごせていますように、時を超えて共有する地球、文化を大切に育み、守っていきたいと強く思うクリスマスとなった。
キラキラ星に願いをこめて
クリスマスカラーの前菜
■菅原文太代表・竜土おひさまの里農園の水菜と
イカとグレープフルーツのさっぱりサラダ
~美味しい野菜を食べると、いつの時代も変わらない普遍的な活力が芽生える
菅原文太さんが設立した山梨県・竜土おひさまの里農園の水菜で「水菜のイカとグレープフルーツのさっぱりサラダ仕立て」というお料理ができた。
水菜の緑と、イカの白、グレープフルーツの赤で、きれいなクリスマスカラーのお料理がテーブルにあがった。EXヴァージンオリーブ油とビネガーが基本のベーシックなドレッシングで合える。隠し味にだし醤油がほんのすこしあるとさらによい。
竜土おひさまの里農園のお野菜はとても美味しい。
「土を愛せ」と常日頃おっしゃっているという菅原文太さん。
化学肥料や農薬を使用しない自然農法で作物を育てている。
シャキシャキの歯ごたえ、程良い細さと香りに、甘みが加わった水菜のおかげで、絶品サラダとなった。
菅原文太さんは、今月、命を大切にする国づくりを呼びかけ、「いのちの党」を発足。
竜土おひさまの里農園のお野菜を頂くと、安心安全で美味しい食べ物を、仲間や家族と食べるというこの当たり前のことはとても大切なことで、世の中が良くなるためにとても重要な事だと思い起こさせてくれる。
これは、あらゆる活動のエネルギーの源となり、活力のベースとなる。
そして、親しい人との日々の生活、仕事への考え方はもちろん、そこから関わる経済や政治への向き合い方も変わるからだ。しなくてはいけないこと、してはいけないことへの直感的な判断力もつくはずだ。
頭で考えるより、美味しく食べるというこの基本から、人間らしく直感的にモノごとを動かすこと、いつの時代も変わらない普遍的な活力だと感じる。
ブルガリパーティ ~エリザベス・テイラー コレクション
街にはクリスマスのイルミネーション。
先日、ブルガリのバーティで、エリザベス・テイラーコレクションを見た時、「エメラルドってこんなに美しかったのか」と思った。
彼女が唯一知っているイタリア語は「ブルガリ」と言われるほどにブルガリのジュエリーを好んだエリザベス・テイラー。7回の離婚と8度の結婚をする彼女。
4番目の夫、エディ・フィッシャーも、「クレオパトラ」で共演し、後に離婚を挟んで2度にわたる結婚生活をおくるリチャード・バートンも、ブルガリのジュエリーを度々彼女に贈る。
男性は、好きな女性に力を尽くしてジュエリーを贈る。贈る方も、もらう方も、エネルギーに満ちている。ダイナミックで、ロマンティック。
ジュエリーは、その時代を強く反映する。
第2次世界大戦前後は、ダイヤモンドのかわりに、カラフルなストーンを少しあしらった、ゴールドジュエリーが登場する。幾何学的なデザイン、柔らかな形状等素晴らしい技術が生まれる。
50年代~60年代は、色彩の革命がおこる。戦後の好況を背景に、30年代に最高峰の宝石として君臨していたダイヤモンドが豊富に使われ、滑らかな輪郭のフォルムが好まれるようになる。
80年代には、洋服のスタイルも大きく変わり、それに応じてジュエリーもシンプルなものになっていく。
大胆で、エネルギッシュな昔のジュエリーにエメラルドの美しさを見た。
海外の方から見た富士山の美しさ、新鮮。
ホタテの前菜。
レンコンのサラダ
筑前煮やキンピラ、ちらし寿司等和食のイメージが強い方も多いと思うけれど、和洋中と幅広い活躍の幅を持つレンコン。
レンコンは、秋から冬にかけて、まさに今が旬!
私自身、和食以外に中華でいただくレンコンも好きだけれど、実は洋風サラダもかなりのおススメ。
レンコンは、薄切りにして酢を入れた熱湯でさっと1分くぐらせるだけ。冷水に取り、水気をふいて、あとは好みの他のお野菜と一緒に、オリーブオイルとビネガーをベースにした好みのドレッシングでいただく。
生姜をきかせてもよし、好みのハーブをつかってもよし!
シャキシャキッと、パクパクッといただける絶品・快速サラダの出来上がり。
外国人観光客向けお料理教室
海外からの観光客向けお料理教室を行います。
料理研究家で、奈良市観光大使の海豪うるるが、日本のお料理はもちろん、日本の食文化や奈良についてお教えします。
写真やお土産以外に持ち帰れるものとして、レシピや食体験をお持ち帰り頂き、奈良の魅力をさらに感じて頂ければと思います。
詳細は本ブログのコミントかメールでお問い合わせください。
英語サイト → こちら
エッセイ
『心と美味しさの関係』
Viewest 連載
第6回 現役であり続けるということ ~水菜と郷ひろみに見た輝き
雑誌の取材で奈良県の曾爾村(そにむら)へ行った。曾爾村は、日本の伝統工芸「漆塗り」の発祥の地で、高地の気候を生かした寒熟ほうれん草、水菜等の大和高原野菜やススキ草原で有名なところだ。
水菜は、近年全国へと広がった人気野菜。夏でもサラダで召し上がる方が多いと思うが、意外にも旬は冬なのだ。爽やかで歯ざわりが良い水菜はお鍋に入れると絶品だ。
しかし、曾爾村では、旬の冬より夏に生産量が多いと言うのだ。
(続きは→ Viewest Vol. 49 P 18をご覧ください)
『海豪うるるの ニコッ
ピカッ
クッキング』
秋のお料理は、“進化系定番メニュー”だぜ!
「デリシャスだろ~ o(^▽^)o
関西風すき焼きとろろごはん
豆乳キムチそうめん
海老寄せフライサンド (詳しくは→ Viewest Vol. 49 P10-11をご覧ください)
翁 恵比寿・蕎麦懐石 ~ トリュフ蕎麦
■「翁」恵比寿・蕎麦懐石
賛比両論ある店だ。食べてみないとわからない。
これまで重ねてきた食の体験でカタチ作ってきた価値観を映し出す鏡のような店だ。
その蕎麦屋は、雑居ビルの地下、普通の蕎麦屋の門構えで、1万5千円、2万円、2万5千円のコース料理のみ提供する。話し上手の老女将のお薦めに頷いていると5万円のコースにまで登りつめるとも聞く。ちなみに、私がついたテーブルは、フレームが歪んでいたのか、ガタガタであった。お値段のわりに・・・である。
「翁」は、蕎麦屋だ。すべては、かえしが基本のお料理である。どれもシンプルなお料理だが、食材は和洋中と広く扱う。それら食材の魅力を、自慢のかえしで巧みにひきたてる。
圧倒的な美味しさを持つかえしがベースの味付けに、変化がなく飽きると感じるか、そのお値段について有り得ないと憤るか、悪くするとどちらかに行ってしまう。
食材は、コースのお値段に見合った高級品のオンパレードだ。燕の巣、鱧、トリュフ。馴染みの野菜や海の幸も、見た目の美しさや質にこだわったものばかりだ。ルビー色に輝くルビー茄子、薄い、薄い皮に濃厚な味を蓄えた上等なイクラが、上品で華やかな出汁の海に浮かんで供される。どれもこれも逸品だ。
嵐山吉兆の徳岡さんが、「技というけど、料理は食材。抜があっても食材が良くないと駄目。」とおっしゃっていたのを思い出す。
そして、〆でありメインでもある蕎麦。
「今、蕎麦小屋に入りました」と女将が言いに来る。
トリュフを練り混んだ打ちたての蕎麦を持ってきて下さった。生でちょっとお味見をする。トリュフと蕎麦粉の香りが口の中から鼻にぬける。
茹で上がった蕎麦が専用の器に盛られて出てくる。上には刻み海苔でなく、ふんだんの削りサマートリュフである。蕎麦器と親子の器にバターが10 gほどのつている。温かい甘めの蕎麦汁にこのバターを入れて頂く。
バターと蕎麦汁が合う。トリュフと蕎麦。世界には数えきれないほどの種類の麺がある。トリュフとパスタは言わずもがなだが、蕎麦との相性も驚くべきものである。蕎麦は、もともと香りを食べるとも言われる。2つの異なる香りのマリアージュは、蕎麦の新しい魅力的な食べ方を教えてくれた。
〆に強く薦められた更科蕎麦。蕎麦小屋に入ったことを告げられて、テーブルも蕎麦の準備に入ったとき、お箸が2ぜん置かれた。トリュフ蕎麦の後、新たな蕎麦汁と薬味が出てきて、お箸を変えて更科蕎麦を続けて頂く。少量といえどもバターのついた箸では本来の味わいがそこなわれることに、深くうなずけるような繊細な更科蕎麦だ。
個性豊かな華やかな蕎麦と、正統派を極めた蕎麦の両方を味わう贅沢。散々贅沢なお料理を頂いた後、蕎麦を食べる頃は、テーブルのガタも味のうちと感じ、蕎麦屋「翁」の世界を楽しくトリップしていた。トリップ出来た時、この感覚こそがこの店の魅力なのだ。私の価値観でも絶対的な金額として安いと言える値段ではないが、食べてよかった、美味しかった、満足と思える食事だった。
老女将も安いとは言わない。高いが美味しいものを出している。たまには美味しいものをしっかり食べるものも大切だとおっしゃる。大きく頷けた食後だった。
美味しいものを食べるということは、実に奥が深いことだ。美味しいものを出す店と対価と代金を支払うお客との化かし合いにも似た関係は、これまた実に奥が深い。
秋の深まりに合わせて、大いに化かし合いを楽しみたいものだ。
旅博 - アジア最大の旅の祭典 奈良ブースにて
■PATISSERIE KARAKU
~奈良のおみやげはこれで決まり!
アジア最大の旅の祭典「旅博」で、奈良市と奈良観光協会が一緒に出店しており、賑わっていた。せんとくんはもちろん、清酒発祥の地・奈良のお酒の試飲会や、大和茶、奈良のお菓子と食の専門家としても見逃せない。
その中のひとつ、「PATISSERIE KARAKU 」のケーキは、おみやげコーナーで販売していた。オーナーの岩崎能久さんは、最近ソムリエパティシエ改め、イケメンパティシエなのだそうだ! お人柄は、とても面白くて、明るく元気で、気さくな方だ。気になるケーキのお味も、お人柄をあらわす、優しくて、だけどメリハリの効いた個性と楽しさ、面白さが光っていた。
ほうじ茶ケーキは、しっとり優しい口当たりに、濃厚なリッチクリームとのバランスが絶妙だ。
奈良駅にも近く、奈良みやげはこれでキマリ!
右がほうじ茶
パティシエの岩崎さんと奈良の地酒のケーキ
パティスリー・サダハル・アオキ・パリのエクレア
■ マロンカシスと定番抹茶あずき
特別なスイーツ好きでもないが、パティスリー・サダハル・アオキ・パリの前を通ると素通りが出来ない。
特にサダハル・アオキのエクレアが好き。
特別な抹茶好きでもないが、必ずと言ってよいほど、抹茶エクレアを選ぶ。
以前、季節限定で頂いたサダハル・アオキの玄米茶エクレアが忘れられない。
抹茶より、軽やかで、爽やかな玄米茶エクレアをもう一度頂きたいと夢に出てくる。
今回は、鮮やかなピンクのトップと中の茶色のマロンクリーム、酸味あるさわやかなカシスのお味とコクのあるマロンクリーム、このギャップある組み合わせが魅力のマロンカシスエクレアを選択。もちろん、落ち着いた品の良い緑に可愛らしドットの抹茶あづきエクレアも購入した。
秋を前に、ちょっと体をしぼろうとおもっていたけど、その決意も・・・吹き飛びました。
頂いた後も…後悔はありません!





















