【シェイリーン・インタ】羽生くんのSEIMEI解釈/シェイリーンが来日予定 | 羽生結弦さんの見つめる先を見ていたい

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羽生結弦選手を敬愛しています。羽生さんを応援する素敵ブログ様方を日々の心の糧にしている、ソチ落ち主婦のブログです。(横浜在住)


何を隠そう、私が最も愛する「羽生結弦のプログラム」は『SEIMEI』です。

その『SEIMEI』を、彼のプロ活動の第一歩である「SharePractice」で3度も滑って下さったこと、そして見事にノーミスで滑り切ってくださったこと、まさに感無量でした。



(撮影:榎本麻美さん)

一回目は、後半早々の4S+3Tでミス。

2回目は、やはり後半の4Tで転倒。思わず叫んで悔しがる羽生くん。


なんたるスタイル!(撮影:榎本麻美さん)

その真剣な様子に、これはそれまでの断片的な練習ではなく、単なる曲かけ練習でもない、「完全にノーミスを狙っている」と誰しも理解しました。このノーミスに「羽生結弦のプライド」が掛かっている、絶対にそうだ!そう直感してからは、もうそれこそ試合観戦同様の緊張感を持って成功を祈りました。🙏

そして、ノーミス達成‼️羽生くんも嬉しそうでした。私も心の中でガッツポーズ❣️


27歳の今もって、23歳の平昌五輪金メダルの演技を超える程の実力を証明したわけですから、素晴らしいの一言です。


更に私的には、今回の『SEIMEI』で「バッククロスロール・ステップ」が見られたことは、歓喜でした。

試合では2015年のオータムクラシックだけのあの幻のステップ。レベルが取れないという理由で次のカナダGPからは別のステップに差し替えられたけれど、あの時のバッククロスは、まさに「禹歩(うほ)・反閇(へんばい)』の如し!

陰陽師の世界感にピタリと合って、独特の雰囲気を醸し出す要素でした。


↓yuzuさぽ様、感謝してお借りします🙇‍♀️

↓richuさま、感謝してお借りします🙇‍♀️


ルールや採点に縛られなくなった今、羽生くんはまたまたSEIMEIの最初の構成を復活させてくださった。それがとても嬉しかった。2019年の全日本のEXでも復活があったけれど、やはり羽生くん自身のこだわりポイント(振付&構成)であることが、良くわかります。


参考までに、2019年全日本後の「メダリスト・オン・アイス」の『SEIMEI』です。↓

↓wakoさま、感謝してお借りします🙇‍♀️


平昌五輪の『SEIMEI』(オリンピック公式)↓

 

SharePractice全体はこちらです↓

関連の過去記事です。↓

実は、タイムリーなことに、8/10付けの【NumberWeb】の記事の中で、、振付師のシェイリーン・ボーンさんが羽生くんとSEIMEIについてかなり長く語って下さっています。


今日は、そのシェイリーンさんの言葉をいくつかご紹介させていただこうと思います。


まず、元記事はこちらです。

【前編】

【後編】


『SEIMEI』の羽生くんの解釈を実際の振付を担当したシェイリーンさんから聞けるのは貴重です。


「ユヅはあのプログラムの中で、全ての人間の中に存在している女性的な部分と男性的な部分、繊細さと強さという誰もが持っている二面性を表現したい、と説明しました。またスローな部分では、映画のシーンの中のちょっと幻想的な部分を表現したかった。そして私は最後のステップの部分で、ユヅが彼自身のエネルギーを使ってそれまで周りを覆っていた暗い雲を祓う、というイメージを抱いて振り付けました。

 実際に彼があのプログラムを演じるのを見るたびに、彼が暗い雲をきれいに祓うのを感じたし、彼自身も感じていたと思う。それは感動的なことでした。見ているお客さんの気持ちも引き上げられて、彼のエネルギーを受け取った人は多かったと思います」


私も『SEIMEI』を見るたび、その痛感さにワクワクが止まりません。

この視線‼️背筋がゾクゾクしてきますラブ


ちなみに、シェイリーンさんは2015年にこのプログラムを手掛けた時から、2年後のオリンピックを予感していらしたようです。さすがですねウインク


「でもこの作品を仕上げた時に、『ちょっとタイミングが早くて残念。あなたがどう感じているかわからないけれど、このプログラムをいずれ再使用する可能性も頭の中に入れておいて。私はこの作品はオリンピックで使うべきだと思うの』と彼に伝えたんです」


シェイリーンさん、ありがとうございます!

本当に、オリンピックに相応しいドラマチックかつ壮麗なプログラムです。

『SEIMEI』は、まさに羽生くんにとっての「マイルストーン」です。

そして、今またプロスケーターとしての門出を飾るプログラムになってくれました。

今後とも、折に触れ滑っていただきたい。この先どんな困難があったとしても、このSEIMEIが羽生くんを支え続けてくれるように思います。照れ


その他、シェイリーンさんは、羽生くんとの振付作業がどれほど特異で、特別なものであるのか語ってくださっています。↓

「ユヅは振付作業をしている最中に、すぐにその動きをさらいながら3アクセルを入れてみるんです。普通は振付の最中にジャンプをする選手なんていません。みんな振りをさらって覚えるだけで手いっぱいですから。でも彼は必ず、ジャンプを入れてその感触を確かめて、振付を演じながらジャンプを入れることが可能かどうか細かくチェックしていました。これは彼が普段からどれほどよくトレーニングしているかということの証明でもあり、何という才能だろうかと思いました」

シェイリーンさんは、羽生くんとの振付作業は、何度も大笑いをしながらの楽しい作業だったと述懐されています。

それと、今年の「ファンタジー・オン・アイス」の振付作業にも関わったと語られています。

となると、オープニングはジェフリー・バトルさん、『レゾン』はディヴィット・ウィルソンさんなので、シェイさんは『REAL FACE』ということになるのかしら。明言されてはいませんので、今後の情報に注目です。

とはいえ、『マスカレイド』は確実にシェイさんの振付でしたし、大好評を博しました。今後の羽生くんのプロ活動の振付にも、シェイリーンさんが大きく関わってくださるような気がしてなりません。ウインク

羽生くんは、SharePracticeインタビュー内で今後の新たな企画があること、つまり年内アイスショーの可能性を示唆して下さっていましたね。

プロとなった羽生結弦の最初のショー、これまた期待は膨らむばかりです。

ここでもシェイリーンさんのお言葉を引用させていただきますね。

「以前に一緒にショーに出た時に、ユヅは自分の違う一面を表現できるのでショーが大好き、と私に言っていました。競技では、ジャンプなどのエレメンツを成功させなくてはならないという責任があるので、パフォーマンスだけに全力を注ぐことはできません。でもショーではもっと自由に表現することができます。このフィギュアスケートというスポーツには、芸術面から見ても無限の可能性があります。ユヅの情熱がどちらの方向に向いていくのかまだわかりませんが、彼が本気を出せば出来ないことは何もないと思います」

「プロのアスリート羽生結弦」には無限の可能性があります。

その証明が、SharePracticeで見せた「4回転ループ+3T」の世界初コンビネーションであり、SEIMEIのノーミスです。そして、これらはまだまだ序の口なんだよという「羽生結弦のプライド」を強烈に感じました。


「スケート界は、彼のようなリーダーを必要としています。きちんとしたビジョンを持ち、新しいことに挑戦するのを恐れないお手本を。ユヅがどんな新しいことをやってくれるのか、今から楽しみにしています」

シェイリーンさん、いつも羽生くんを理解し、見守ってくださってありがとうございます。🙇‍♀️

今後も、羽生くんとタッグを組んで素晴らしいプログラムを生み出してくださいますよう、切に願っています。🙏



SEIMEI関連の過去記事です↓



シェイリーンさん関連の過去記事。




シェイリーン・ボーンさんは、プロスケーターとして、8/26(金)〜28(日)の「フレンズ・オン・アイス」にご出演されます。


またご家族の仕事の都合で、今回は5週間も日本に滞在されるそうです。

その間、羽生くんがシェイリーンさんに会う機会が得られますように🙏

是非とも、今回のSharePractice参加の25社の皆様、お二人の直接対談を企画してください!

お二人の再会を祈らずにはいられません🙏


ちなみに2018年4月の「コンティニューズ・ウィズ・ウィングス」(CwW)の羽生くんとシェイリーンさんの対談コーナーは素敵でした。このような企画を是非、もう一度見たいものです🙏

↓かるん様、感謝してお借りします🙇‍♀️

↑ここで、バッククロスが無くなった経緯を説明されています。




今日も羽生くんを全力応援!ᕦ(ò_óˇ)ᕤ「


羽生くんが痛みなく滑れていますように!

羽生くんが笑ってくださっていますように!

羽生くんの幸せを心から願い、祈ります🙏



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