今、"心の泉"SEIMEIを求めて | 羽生結弦さんの見つめる先を見ていたい

羽生結弦さんの見つめる先を見ていたい

羽生結弦選手を敬愛しています。羽生さんを応援する素敵ブログ様方を日々の心の糧にしている、ソチ落ち主婦のブログです。(横浜在住)


今日はちょっと感傷的な気分なのです。
今更ですが、
全国的に新型コロナの感染拡大が止まらない。
頼みの綱のワクチンも中々供給が追いついていない現状です。
ここ横浜でも、状況は厳しいです。
今週も、ワクチン接種について、近隣のは医院に問い合わせしたのですが、相変わらず「現在は既往症のある方と、高齢者医療施設で働いている方々しか受けられません。お待ち下さい」と返されるだけでした。
仕事も、食料品の買い物も恐々出かけている状況です。
店舗入り口には、消毒用アルコールが潤沢に設置されているものの、感染への不安は常につきまといます。

なるべく家で過ごすようにしています。
TVでオリンピックを観戦するのも、気が紛れますから、精神的に助かっています。
でも、「出ない」のではなく、「出られない」状況は、少しずつ溜まる澱のように、ストレスを育てていくようです。汗



「疫病退散!」
「悪霊調伏!」


こんな時は、SEIMEI様を拝みたい!
色々と八方塞がりで、精神的に辛い時、
無性に、SEIMEIの羽生くんに会いたくなります。

そんな折に、出会ったこのツイート↓

 

 2019年メダリスト・オン・アイス(全日本エキシビション)の「SEIMEI」のワンシーンです。

2015年、オータムクラシック以来の、幻のステップ!SEIMEIのバックスクロール!!



タイトルは、『This is 100%my religon』

「これは100%私の"宗教"。100% 私の心を占めるもの。」


まさにこれです。私の心境そのものです。

もの凄く心に響きました。


riligion  

宗教、(信仰のように)堅く守るもの,魂を打ち込んでいるもの

羽生くんのバックスクロールの比較画像↓

 

 


羽生くんの「SEIMEI」を観たくて観たくて堪らなかった頃の記憶が蘇ります。


私事ですが、「SEIMEI」とは御縁がなくて…

2015年、ドリームオンアイスでの初演はもちろん長野でのNHK杯も、チケットが取れず涙を飲みました。

その後も、仕事の関係で海外観戦は叶わず。

2017年の平昌五輪シーズンに、ようやく、NHK杯(大阪)とグランプリファイル(名古屋)と全日本(東京)のチケットが取れて歓喜したのも束の間、怪我のためいずれの試合にも羽生くんは欠場でした。それでも現地に観戦に出かけたものの、羽生結弦のいない試合はこんなにも空気が違うものかと落胆するばかり。ショボーン


本当にもうSEIMEI様をこの目で観ることは叶わないかと、すっかり諦めていた2019年のメダリスト・オン・アイス!

なんと、なんと、このエキシビションで「SEIMEI様」に出会えました‼️


しかも、幻のバックスクロールまで披露してくれるとは!

全く事前情報なしでの出会いでしたので…感激で泣きそうになったものです。

ビールマン・スピン抜きなので、手袋無しのSEIMEI様。!

この悪鬼を一気に調伏するようなハイドロ技も!



代々木第一体育館、2階スタンドS S席、ロングサイドの最前列。

肉眼でしかと目にしたSEIMEI様!

会場中が歓喜に揺れていました。

私も興奮のあまり、演技全体の記憶はあらかた吹き飛んでしまいましたが、でも、バックスクロールステップと、あとは一番近くに羽生くんが来てくれた瞬間の立ち姿、この二つだけは目に焼き付けています。

だって、その時、自分の心に強く念じたのです。「これだけは絶対に絶対に忘れないようにするぞ〜 !」って。ᕦ(ò_óˇ)ᕤ


フィナーレの雪の演出も美しかったラブラブ


思えば、

私は、1997年のNHK朝ドラ「あぐり」以来の野村萬斎さんのファンであり、その萬斎さんが2001年の映画『陰陽師』に主演してからは、陰陽師・安部晴明のファンになりました。

夢枕獏さんの小説「陰陽師」や岡田玲子さんの漫画「陰陽師」も買い漁り、日がな読み耽りました。


それだけに、羽生くんの2015-2016シーズンの演目が「SEIMEI」と知った時は、驚くやら嬉しいやら。びっくり爆笑

ある日突然、全く別々だった推しの世界が繋がったのですから、感慨ひとしおです。おねがい


そして、初めてTVで2015のオータムクラシックで「SEIMEI」を観戦した時、前半のこのバックスクロール・ステップに妙に心惹かれました。何か呪術的な、厄祓い的な重大な意味があるような気がして、観た途端に心がざわめきました。


そう、それはある種の【反閇】(へんばい)であるかのように写りました。


へんばい【反閇】


陰陽師が邪気を払い除くため呪文を唱え大地を踏みしめ,千鳥足に歩む呪法。


三足,五足,九足などさまざまの種類がある。平安朝以来天皇・将軍など貴族の外出にあたって多く行われ,悪い方角を踏み破る意味があるという。


2015年、陰陽師が憑依したかのような羽生くん。

演技後の↑の動作は、印を結んでいるかのよう。

式神を封じて、結界を解き、闘いの場を収めたのでしょう。


オータムクラシックではバックスクロールを含めた前半のステップ・シークエンスはレベル2と判定されてしまった為、次のカナダGPまでにブラッシュアップされ、結果としてバックスクロールは封印されてしまいました。いわば幻のステップです。


そういう経緯があったからこそ、2019年にそのステップを復活させた意味は?とずっと気になっていました。


そして昨年2020年の全日本で、もう1回だけ、このバックスクロールを見せてくれましたね。


あれは「天と地と」を演じ挨拶を終えた直後、羽生くんは確かにこのステップを踏んでいた。

コロナ禍の中、10ヶ月ぶりに出場した公式試合のリンクで。


やはり、あのステップは、何か穢れを祓うような意味があるのではないかしら。

羽生くんにとって特別な意味を持つステップだと、私には思えました。


私にとっても特別な「SEIMEI」

辛い時、切ない時、不安な時、

そして今、無性に観たくて堪らなくなっています。




↑平昌五輪以降3年半も経つというのに、いまなお再生回数を伸ばし続け、ただ今、なんと1918万回再生!びっくり

私だけでなく、誰しもが「SEIMEI」を求めている。癒しなのか、救いなのか、最初の動画主様が言うように"信仰"または"心の拠り所"なのか。
コロナ禍にみまわれた今の世なればこそ、「SEIMEI」が求められる気がします。

いつかまた、羽生くんが「SEIMEI」を演じてくれることはあるでしょうか?(2020年で披露してくれた新生SEIMEIの4分間バージョンはまだ未完のままです)

私は、羽生くんが北京五輪に出場するとしたら、エキシビションの演目は「春よこい」だろうと、漠然と思ってきました。
でもこの頃では、かの北京の五輪の地で、「SEIMEI」の復活を待ち焦がれている…そんな自分に気づいたのです。実は24時間テレビにもちょっと期待しています。

長々と世迷言にお付き合いくださり、ありがとうございました。m(_ _)m



今日も暑くなりそうです。


スケートの神様、どうか羽生くんをお守りください。




画像と動画は感謝してお借りしました。



ポチして頂けると嬉しいです>




 田んぼアートの「SEIMEI様」も御健在です照れ