先日来、名古屋市長が表敬訪問した後藤希友選手(ソフトボール)の金メダルを噛んだというニュースで持ちきりです。
勿論、言語道断な行為だと思います。
ただ、色々な批判がある中で、自分のメダルを噛むならまだしも、というコメントも散見されます。
でも、私はそもそも、このメダルを噛むという行為そのものが、苦手で、目にするのも辛いのです。
そもそも、いつからこの行為は始まったのでしょうか?
↑の記事によりますと、ルーツは、1988年のソウル五輪の水泳選手(豪)からと言いますから33年も前⁉︎
結構古いのですね。
でも、同記事にあるように、
それまでの努力の結晶であるメダルには、選手個々にさまざまな思いが込められている。栄誉あるメダルを噛むという行為は失礼で、配慮が足りないという声もある。
私もこの意見に賛成です。
そして、メダルを噛む選手の姿が美しいと思ったことは、一度もありません。
2007年トリノ五輪の荒川静香さんが、カメラマンからメダルを噛んでと要求されて断ったことは有名ですし、2018年平昌五輪でもスピードスケートの小平奈緒選手もメダル噛みは拒否したとツイートしていました。
本人の喜びの表現としてメダルをかじることは自由かと思いますが、私だったらその場で号泣して暫く立ち直れないかも…😰
— Nao Kodaira 小平奈緒🍎🐈 (@Nao_kodaira) 2021年8月5日
ちなみに、私は「メダル噛んでくださーい📸」と言われて頑なに首を横に振った記憶があります。なので、メダルを噛んだことは一度もありません。
後藤選手大丈夫かな😢
なんて、嬉しそうに、愛おしげにメダルを掲げていらっしゃるのでしょう。
この場には、「メダルを噛んで!」なんて要求する不心得者は一人も居なかったと信じたいです。
そもそも、言えやしないでしょう。こんなにメダルを大事に扱う健気な羽生くんの様子を前にしたら!
想像ですが、最初にメダルに噛みついた選手は、「その競技種目を征服!メダルはその戦利品」という感覚だったのではないでしょうか。
表彰式で、いにしえの狩猟民族の血をたぎらせ蛮行に及んだとしても、それが自身の所有物であるかぎり、個々の自由であり、とやかく言うつもりはありません。
でも、もしも若い選手が、前例があるからと深く考えずに真似ていたり、周囲に唯々諾々と従ってメダルを咥えているとしたら、「ちょっと待って、よく考えて!」と言ってあげたい。
カメラマンや記者の皆さんも安易に煽るような要求だけはしないでいただきたいです。
(このコロナ禍ではあり得ませんが、平時になっても尊厳の意味を常に考えていただきたいです)
プログラムもジャンプも羽生くんにしたら「この子」。
プーさんも「この子」。
メダルも大切な「この子」。
本当に大切に、愛おしげにメダルに触れる羽生くんのこの姿、もっともっと拡散して欲しいと願っています。
ちょっと、おまけです。
羽生く〜ん、メダルの紐がはみ出てますよ。
両ポケットにソチと平昌の金メダルを一つずつ、こんなに無造作に突っ込んでおくところは、男子だなぁって、笑ってしまいました
でも布製のポケットに1個ずつならば傷はつかないし、理にかなっているのですよね。メダルを「この子」呼びして可愛がっている様子が伺えます。
更に、おまけ。2018年のFaOI神戸の際の、織田信成さんのインタビュー内で↓
羽生くんに授与された「メダル達」は幸せものですね。
今日も快晴!
皆さま、熱中症にはくれぐれもお気をつけください。
今日も、羽生くんが健康でありますよう!
充実した練習ができますよう、心からお祈りしています。🙏
(追記です)
アイスリンク仙台、猛暑の為、本日臨時休業だそうです。
不調の程度が大事ないと良いのですが。
羽生くんもたまには、ゆっくり身体を休めて下さいね。
2014年モンハンCMより
画像は感謝してお借りしました。