羽生流ウォームアップは最高の教本【SharePractice】 | 羽生結弦さんの見つめる先を見ていたい

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羽生結弦選手を敬愛しています。羽生さんを応援する素敵ブログ様方を日々の心の糧にしている、ソチ落ち主婦のブログです。(横浜在住)

本日もSharePracticeの話題です。
羽生くんのSharePracticeの動画は最初40分以上の陸上でのウォームアップから始まり、さらにリンクインした後15分間たっぷりストローキング(氷上のウォームアップ)をしてから、ジャンプ等の本格的なトレーニングを開始しています。
私のようなファンであれば、更に冒頭の「羽生くんがプーさんをリンクサイドに固定する姿」や「タブレットで練習の段取りをチェックする姿」etc.どんな羽生くんの仕草もお宝です。
でも、ふと気がつきました。
この「羽生結弦のウォームアップ」これは、後輩スケーターや、スケート指導者にとって、最高の教本動画となり得るのではないかしら、って。


実際のウォームアップの仔細を細かくリポートして下さる記事があります。

「Number Web」の松原孝臣氏(スポーツライター)のSharePracticeの考察記事です。

以下に抜粋させていただきます。

【伝わってくる体幹の強さ】

「それは今日まで積み重ねてきた鍛錬の成果と、ここからのスタートを共有するような時間だった。」


(羽生)「自分のアスリートらしさというか、根本的にある、さらに追求し続ける姿みたいなものを見ていただく機会になればいいなと思って、練習を公開するというイベントを作ってみました」


「その言葉そのままの光景が繰り広げられた。」

1150分過ぎ、ウォームアップを始める。場所を変えながら行なった一連の動作で目を引いたのは、肩甲骨、背中、そして腰のストレッチの動作だ。例えば肩甲骨を自在に素早く動かすさまに、圧倒的な可動域の広さや柔軟性が明瞭に表れていた。しかも頭の位置がぶれがないことから体幹の強さが伝わってくる。」
「さらに両手を激しく右前方から左後方にスイングし、身体をひねる動作を続けて行う。」


(撮影:榎本麻美さん)


「それらは一朝一夕にできるものではむろん、ない。長年、地道なトレーニングを積み重ねてきたことがそこに明らかだったし、氷上では華やかなプログラムの世界に目が向いて見過ごしがちな、築いてきた身体の能力がまざまざと浮き彫りになっていた。」

😀是非、全文をこちらでご覧ください↓


引用は以上です。


リンクインするまでの40分間。

普段の試合映像では細切れに挿入されるだけの、羽生くんの貴重な室内でのウォームアップ風景。
それが、なんとSharePracticeでは40分ぶっ通しで拝めるのです。

羽生くんは、(スペース内に鏡が無かったので)室内の窓ガラスに自身の姿を写しながら丹念にストレッチをしていました。必然的に撮影されるのは後ろ姿になるのですが、素人目にも、とにかく「美しい」の一言でした。

羽生くんの肩甲骨や関節の可動域の広さ故の滑らかな動き、しなり、たわみ、何とも美しい流線を描きます。筋肉のしなやかさも素晴らしい❣️この柔軟性あってのあの『レゾン』のしなやかな動きなのだと深く頷かされます。

↓laeさま、感謝してお借りします🙇‍♀️


更に、ジャンプ用の上体を捻る動きの鋭さ!ブンっと音がしそうな勢いでした。

同様のウォームアップは氷上練習でも見られました。


陸上でも氷上でも、どんなに激しく上半身を捻っても、下半身には全く影響を及ぼしていないようでした。

これぞ、まさに体幹の強靭さの証明です。


更に、リンクインしてからのストローク練習も、目をみはるばかりでした。


羽生くんがリンクで最初に行った準備動作は見たことがないものでした。

おそらく、クリケットクラブ仕込みのストローク練習だと思われますが、ピョンピョンと片足ずつ左右交互の足に全体重を乗せ替えつつ、スイスイと進んでいくのです。

本来、左右の体重移動で推進力を得るのはスピードスケートやホッケーですから、フィギュアスケートでは珍しい光景に思えます。フリーレッグを完全に持ち上げ、かなりしっかりと体重を乗せ替えて行っても、一切漕ぐことなくスピードに乗り続けていました。

これは羽生くんが身体の芯をエッジに正確に乗せられていることの証明です。リンクに乗ってから、かなり長い時間、彼はこの変則ストロークを繰り返していました。

この後、ジャンプは1回転から、順次丹念に確認しつつ回転数を増やして、最終的には曲かけ練習に発展させていきます。


実際の動きは、動画でご覧ください。

リンクインは、開始約1時間以降に見ることができます。


これら一連のウォームアップ。室内の準備運動から始まり、スケート靴を履く際の足のメンテナンス、リンク上のストローキングまでたっぷり1時間。

これは実に貴重な記録です。

五輪金メダリストでも初心者でも変わらない、

丹念なウォームアップという基本が大事だよと、身をもって示してくださる動画です。

その意味で、まさに「教本」と言えると感じました。

羽生くんは、後進にまたまた素晴らしい「遺産」を残してくれたのだなと、ファンとして誇らしく感じた次第です。


そして、3回目動画「SharePractice」がウォームアップの教本ならば、

2回目動画「チャンネルのこと」はジャンプのお手本かしら。

サムネイルからして、3Aの踏み切り直前の画像です。

3A、3Lz、スピン、4Tを臨場感溢れるアングルで見せて下さっています❣️照れ

↓maimai様、感謝してお借りします🙇‍♀️


もう、第4回の動画配信が待ち遠しくてなりません。爆笑ラブラブラブラブ



羽生くんの「身体コントロール」の素晴らしさについて、プリマバレリーナの高田茜さんのお言葉もご紹介させて頂きます。


「バレエダンサーの視点で羽生選手が特に優れているなと感じるのが、上半身の動きの美しさです。立ち姿、身体の上下の動作なども素晴らしく、上半身は常にリラックスした状態で、動きも柔らかで滑らか。

しっかりと身体がコントロールされている印象です。

重心が体の正しい位置に入っていないと、余計な力を使います。でも、羽生選手は(重心)が正しい位置に入っている。だから上半身を動かしやすいのかもしれません。腕のコーディネーションも素晴らしいです。」





スポーツ報知さん、今日15日から17日まで、連載スタートです。




報知さんにも、羽生くんの激しい捻り練習の様子が捉えられていますね。




今日も羽生くんを全力応援!ᕦ(ò_óˇ)ᕤ「


羽生くんが痛みなく滑れていますように!

羽生くんが笑ってくださっていますように!

羽生くんの幸せを心から願い、祈ります🙏



画像やTwitterや記事や動画は感謝してお借りしました。


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