MT09、MT03、XSR125試乗 | うっぴのブログ

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自然を求めて多摩へお引越し。
これと決めずに日々のことを書いています。

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まとまってませんが、とりあえず備忘録として。

 

YSP西東京さんの試乗会に行ってきました!スタッフの方どなたも話しやすく親切な方ばかりでした!!(ホント)




1時間毎、試乗車4,5台で、前後をスタッフの方に挟まれながら、4.7㎞、約20分を走ります。

以下、乗った順。

 

①XSR125



初の試乗会。とりあえず不安なく乗れるもの1台確保したかったので。同じ125㏄としてどんなものか興味もあり。

シート高810mmで高めですが、既にローダウンされており、足つきは両母指球が着く感じ。

いやー、申し訳ないけど乗りづらかった。良い点が1つも浮かばなかった。

一番はハンドル。横一直線のようで、握ると普通にしていても肘が外に張り、力が入っている時と同じ姿勢になってしまいう。なぜこうしたんだ?と不思議でならない。

二つ目はクラッチ。これは取り換えればいかようにもなるのだろうけど、純正の状態での話、クラッチが、オンかオフかしかない状態。半クラッチの半がない。ほんの少しでも指をかけるとすぐクラッチが切れてしまう。走り出すときも全然クラッチ繋がらず、アクセル音だけが大きくなる。2速に上げるときも優しくつなげるつもりが全然つながらなくて失速。。。大変ドタバタした走りをしてました。おそらく、後ろの人から、こいつ大丈夫か?と不安がられていたと思います。慣れてきてからは、うまく発進、ギアチェンできるようになったけど、指を乗せるだけで切れてしまうので、加減のしようがなく、半クラ低速走行は難しいと判断。

聞くと、クラッチが軽くなる仕様が施されているという。にしては軽すぎて逆に操作が難しくなっている感じ。そしてとても遠くもあった。女性を意識しているデザインに思われるのに、純正使用がこれとは残念。

三つ目は、加速。私が乗っているスズキのGSX-S125に比べたら弱い。125cc感丸出し。

 

 

②MT-09 SP



こちらはもともと試乗予約はしていなかったのですが(大きくて乗れる自信なく)、当日、乗る順番を入れ替えれば空いているということで、急遽2番手に。

シートは細めですがシート高825mm。サスペンションをできるだけやわらかく沈みこむようにしてもらってやっとお尻をずらして片足しが着く高さ。サイドスタンドはもうちょっとのところでステップが邪魔をして何度も跳ね返され、自分では出せませんでした。片側が低くなっているようなところや長時間の信号待ちは辛かったですね。

(教習車のNC750はシート高780mmと低めなのですが、お尻フカフカ広めシートのせいで、お尻ずらさないと片足しかつかない。足つきとしては教習車と同じか、それと同じかそれより少し高めな感じでした。)

 

それで、乗った感想ですが、足つきの問題はあったにせよ、それ以外はとっても気持ちよかった。ぬるーっと発進します。振動を感じない。ぬるーっと発進し、衝撃もなく止まれる。ハンドルグリップが太目で握りやすかった感じもありました。

いろいろ電子制御がされてて、rain, street, sportsとあって、streetで走りましたが、荒い操作も適切に制御してくれるそうです。そしてギアチェンマークがあって、それが出ている時ならアクセル戻さずクラッチ握らずペダルだけでギアチェンしてよいのです。初めはギアペダルの衝撃がそこそこあるので、おっかなびっくりでしたが、慣れると確かに楽ですね。ですが、ギアチェンOKのマークが出ているかモニターを確認するのは気が散るし、右手と左足でのギアチェンするリズムというか、MTさの楽しさがそぎ落とされているようで、ちょっと物足りなさはあるかもしれません。Nから1速に入れるときのガコンという衝撃はかなりありました。慣れれば、入った!という感じかもしれません。大型車になるほど電気制御がもりもりだそうです。車体は200㎏なく、軽めでした。

ぬるーッと走り出すのも電子制御のおかげかもしれませんね。

クラッチ操作はちゃんと半クラ存在しました。1速でもエンスト不安なく走ってくれるのが良いですね。。。

先日乗ったカワサキのW800、あれもとても走りやすいと絶賛していましたが、あちらはそこそこ音も大きいし振動もある。バイクらしい。姿勢とお尻の心地よさW800が勝りますが、スムーズなはしりという点ではMT-09(ただ少しバイク感足らず)というとこでしょうか。

 

③MT03


現実的に考えて今回の試乗会で一番乗りたかったものです。

純正にしてシート高780mmと低め。シートも細身なので足つきは自分のバイクより良い。

こちらはですね、良い点は、タンクの形状がニーグリップと上半身の重力?を受け止めるのにとてもフィットしていた。ジャストフィットな感じ。GSX-S125はニーグリップしやすいけど重力を

受け止めるには少し細い。

そのほかはですね、GSX-S125とほぼ同じ。ハンドルの形状といい、パワーといい。クラッチの操作感といい。(そう考えると、いかにXSR125のクラッチが不思議に設定されているかと再実感)

もっとスピード出せるばあしょだとまた違いがあるのかもしれませんが、街乗りではパワーの差を感じられませんでした。ギアチェンのスムーズさと、1速に遅したときの衝撃は軽かったかもしれません。

そして気になった点は、アクセル開けた時のビビビビというお尻あたりに来る振動がとても気になった。ジジジジというか。マフラー音とは別物の、金属が接触しているようなびりびり来る感じの振動です。これは気になるというか、嫌でしたね。これがたまたまこの車体で起きていることなのか、新車でもそうなのかわかりません。

 

MT03は、バイクを探していた時に、たまたまどこの店舗にもなかったので購入には至らなかったですが、もし跨っていたら、サイズ的に、購入していた可能性は高いです。GSX-S125と二択なら、高速も乗れるMT03にしていたでしょう。でも、価格は20万も違うんです。そう考えると、どうなんですかね、それにあのビリビリ感がどの車体にも共通であれば、買わなくてよかったと思います。排気量が倍違うので、バイパスとか走ったらまた全然違うのかもしれませんが。スズキのGSXは125㏄であの走りしてるんですよ?と考えると、やはりGSXかなぁ。次のバイクとしては魅力を感じませんでした。

 

それで、お店の人が、どの方もとても気さくにいろいろ教えてくれる人だったのですが、2人の人から、MT-07があればぜひ乗ってほしかったと言われました。以前は試乗車にあったそうなのですが、車検が切れ、中古車として出して売れてしまったと。せっかく大型免許持っているのだし、MT-07だと電気制御はゴテゴテついていないので、MT車ならではの操作性も残しつつ、大型車の魅力を味わえると。。。

新車の販売車があったので、跨るだけ跨らしてもらいました。シート高805mm、片足つま先しか着きませんが、2㎝の板を敷いたら両足着くし、車体はとても軽かったです。

 

お店のスタッフの雰囲気から感じたのは、バイクを買い替えるなら、そして新車なら、今度はちゃんとそのメーカーのお店で買うのが良いかもしれませんね。今まで、新車と中古車、両方を扱うお店しか訪ねたことありませんでしたが、なんとなくスタッフの対応が、今回のYSP西東京さんと比べると全然物足りない。ちょっと冷たいというか。ただメーカー店で買うと、お値段も数万円高い感じですが。こういう試乗会でスタッフの方の人柄も知ってからは買えるのは、時間に余裕があるなら良いですね。