今日伺ったお店でのテーマは「店舗の衛生管理」。
掃除や整理整頓、そして食品衛生などなど
スタッフを巻き込んでどうやって向上させるかのアドバイス。
お店に限らずプライベートであっても
そもそも「美化」は「美意識」の問題。
お金がかかることではありません。
人手不足も言い訳にはなりません。
向上と維持の仕組み化が出来ればそんなに難しいことでも特別なことでも有りません。
ところが、出来ない店は出来ないし、
これだけ食の安心安全とか、
衛生管理とかが叫ばれている世の中でも、
現実は出来ていないお店が多いのです。
ところで、昨年6月に食品衛生法が改正され、
飲食店は「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」に取り組むことが盛り込まれました。
これは、食品事業者か「HACCPに沿った」と言う表現をされているので
それよりは、やや易しいのです。
考え方を取り入れる…と言うことで、
飲食店が取り組まなければならないことが3つあり、
それは、
①衛生管理計画の策定
↓
②計画に基づく実施
↓
③確認と記録
と定義されています。
①では、仕入れ、庫内温度、二次汚染防止、器具類管理、トイレ、従業員健康管理、手洗い、商品管理(非加熱商品、加熱商品、加熱後冷却する商品に分けて)
…についての計画を立てなければなりません。
沢山有るようで、
大したことは有りません。
②は、それを習慣化して守り、
③は、定期チェックするだけです。
こうしたことは、
チェーン店では普段から当たり前にやっているお店がほとんど。
一般のお店でも普段からきちんと
取り組んでいるのではないでしょうか。
今回の「HACCPの考え方導入」をきっかけに、
より一層効果的に衛生管理を徹底強化するチャンスにしましょう。
詳しくは厚生労働省のHPを。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000161539.html
ご相談はお気軽に。
掃除好きは一票クリック。
この時期の飲食店は掃除しまくりですね。
↓