ウクライナ問題から始まったというか、加速された日本の危機について、多角的にウクライナ問題を見ることで、様々な事が分かって来ました。特にエネルギーと食糧は私達の生命に直結していますので、最も大きな問題と言えるのですが、そのことと連動して重要な事が金融＝「お金」です。
ロシアへの経済制裁が、国際金融経済のあり方を変えるかもしれないと、ブログで取り上げて来ましたが、その事について日本では殆ど議論されていませんでしたが、ここに来て少しづつ表に出てきたようです。
登録者数２４．５万人を超えるチャンネルで取り上げられたことで、多くの人が関心をもって頂く契機になればと思います。
この動画には、ウクライナ問題の見方についても参考になるお話が多々ありました。
しかし、あくまで表の話だけですので、本質＝世界の構造を理解するには、もう少し裏の事情を知る必要はありますが、表で分かっている事だけを見ても、いろいろと疑念が出てくると思いますし、疑問を持つことが大切だと思います。
そして、なぜブレトンウッズ体制が崩れるのかという考察は、分かりやすいと思います。
三橋氏の動画は、ブレトンウッズには触れていませんが、核心を突いていると思います。
ブレトンウッズⅢは金融の話ですが、貿易上の金融取引だけではなく、「お金」の話であり、「モノ」の価値の話でもあります。そして、「お金」の変革は「モノの価値」の変革＝価値観の変革とも言えると思います。
動画の中で三橋氏がお話されている通り、安全保障にも直結していますし、それは私達の生命に関わる非常に重要な問題です。
全ての事は関連し連動している。ということを認識することは重要です。ウクライナ問題も様々な事が重なり合って起きた事件ですし、その根底には「お金社会＝マネー主義」の構造があると思っています。
この２つの動画は、ウクライナ問題に限らず、日本の状況を再認識し、如何に危機的状況にあるのか。このまま何もしなければ将来はどうなってしまうのか。ということを考えるキッカケになると思います。
ウクライナ問題についての過去記事
*食糧やエネルギー(ガス・石油・等々）が新しい金融価値を生む
過去記事もご覧ください
*グレートリセットとは何か。グローバリストの望む「新世界秩序」
*コロナ禍とウクライナ問題を繋ぐもの。その向かう先は新世界秩序。
*ロシアへの厳しい経済制裁により、世界の基軸通貨としてのドルは終焉を迎える。