石巻わかめ収穫とオーナー様への返礼品 2020年度
震災後9年となった2020年3月、わかめの収穫時期を
迎えた石巻北上十三浜へ佐藤さんに会いに行ってきました。
記録的な暖冬で雪がほとんど降らず、北上川沿いの養分をたっぷり
含んだ雪解け水が少なかったため、わかめにとっては厳しい冬でしたが、
今月に入り、やっと収穫できるほどに育ってくれました。
この日は肉厚わかめの収穫初日だったそうで、
地域の皆さんが忙しく動いている浜の作業場では、
どっしりと色の濃い、見るからにミネラルが詰まったわかめが
次々と湯通しされ、鮮やかな緑色に変わる様を見ることができました。
海水を沸かしたそばに立つと、ぷんとした磯の香りとともに甘いような匂いも
感じることができ、早くあの柔らかく、かつしっかりとしたコシを持つ
十三浜わかめの触感を味わいたいと思いました。
今のところ収穫はまずまずとのことですが、例年のように起こっている
北上川の濁流による養殖ロープ切れの被害が今年も出ているため、
ご苦労も多いようです。
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さて、今年も続くわかめオーナー様への返礼ですが、
残るはいよいろ100件位となってきましたので、できれば今年中に
全ての方へわかめを送りたいと佐藤さんはおっしゃっていました。
今後の収穫状況を見ながらになりますが、例年同様、
6月か7月以降、順次送らせていただきたいと思います。
ただ最近は震災後だいぶ年数が経過したためか、送付したお礼のわかめが
宛先不明だったり、ご家族構成が変わったりしているためか、戻ってきてしまう
ケースが増えてきているとこのことでした。
つきましては、まだ返礼品のわかめを受けっていないオーナー様にお願いなのですが、
送付先確認の意味で、お申込みいただいたお名前、ご住所、お電話番号を
改めてメールかファックスにて送っていただけないでしょうか?
宛先や受取人様の確認をする件数が増えていくにつれ、佐藤さんの
本業であるわかめの収穫や出荷作業に影響があるだけでなく、二重に配送料を
負担していただいているケースが出てきて負担となっております。
お手数をおかけいたしますが、事務局まで以下のメールアドレスまたは
ファックスにてお知らせいただけると幸いです。
メール info@uminokiwami.com
ファックス 050-3488-5004
また佐藤さんに直接わかめを注文される場合には、
こちらの番号までお願いいたします。
生産者 佐藤さん直通ファックス 0225-25-4558
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
2019年春のわかめ収穫に行ってきました
震災後丸8年を迎える2019年春に石巻十三浜に行ってまいりました。
今年、といいますが震災後は毎年のことのようになってしまっていますが、
気候が安定せず、片上川上流からの栄養素が不足しており、わかめの
種が死滅する被害が出ており、佐藤さんだけでなく、石巻や三陸全体が
損害を出しているとのことでした。
そのような中で佐藤さんは息子さんだけでなく、お孫さんまでもが一緒に
わかめ収穫後の塩漬け作業をしておられました
毎年のように大きな被害が出ている中、何と言葉をかけてよいか分かり
ませんでしたが、皆さんは一つ一つ丁寧にわかめの塩漬け作業を行って
おられました。
Youtubeに動画を公開しておりますので、よろしければご覧ください。
震災後丸8年が経ち、9年目を迎えました。
世間では東日本大震災の被災地はもう復興し、東京オリンピックや大阪万博
などの話題などが多く見られますが、ここは別世界です。
実際、今日、ここからが本当のスタートという方、事業者が多く見うけられます。
東北の人たちはあまり多くを語りません。でも本当の復興はこれからだと
感じます。
最後になりましたが、佐藤さんのわかめは今年もすごく美味しかったです。
色つや、歯触りが違います。
佐藤さんのわかめだけでなく、もし東北のわかめや海産物を見かけたら、
ぜひ食べてください。
引き続き、応援、ご報告していきたいと思います。
わかめ収穫 2018
わかめ収穫期の十三浜に佐藤さんに会いに行ってきました。今年は海水温のせいか、わかめの種がうまく発芽せず、途中で再度種を付け直す必要があったそうです。これは長年わかめを育ててきた佐藤さんでも、わかめの種屋さんでも海に実際つけて育ててみたいと分からないそうです。このようなことが数年に一度はあるそうです。
そのため今年は例年よりも少し遅めの収穫となりました。なので、わかめの品種は複数にしていて、全てがダメにならないようリスク分散しているそうです。それにしても震災後は特に毎年何らかの被害が出ているので、何か準備やら対策はできないんですかと聞くと、「自然相手だからやってみないと分からないんだ」と佐藤さんは笑って話をします。これがもし自分の仕事だと思うととても怖いことだなと感じました。他のわかめ生産者さんも影響が大きかったそうです。
さて、オーナー様への返礼品ですが、佐藤さんにとって無理のないよう数十枚様への送付とさせていただきたいと思います。佐藤さんはできるだけ多くの方にと言ってくれるのですが、限られた人数で短期間に収穫から仕分け、塩蔵処理と猫の手も借りたいほどの忙しさなので、ここに沢山個別梱包と伝票作成、出荷作業となると稼ぐための時間を割かなくてはなりません。すでに返済の始まっている多額の借金返済のためのお仕事を優先していただきたいたいと事務局では考えております。無理のないよう、震災前の状況に近づけるようオーナーの皆様には引き続きご理解とご協力をいただきたいと思います。改めて皆様に感謝とお礼申し上げます。
わかめ収穫2017
先日、佐藤さんのわかめ収穫に行ってきました。
今年のわかめは順調に育ちました。
震災後、佐藤さんは海が変わったとよく言っています。
実際にここ数年、北上川上流からは濁った泥水が毎年のように流れてきて、
わかめの品質が落ちたり、養殖ロープが切れたりと被害も多かったです。
それでも佐藤さんは工夫と試行錯誤を重ね、美味しいわかめを作る努力を
怠りません。
佐藤さんのわかめづくりに対する真摯な姿勢を見て思うのは、
高みを目指して努力する人には、時差はあるものの、それに見合う結果が
必ずやってくるものだということです。
佐藤さんのわかめを食べたお客様、プロの料理人さんからも、こんなに美味しいのは初めて食べた、と言っていただけます。海産物ではそれほど派手さはないわかめですが、養殖と塩蔵加工という技術が必要なカテゴリのため、その出来はまったく別ものです。実際、佐藤さんのお客様のほとんどが口コミ、紹介です。商売のキャッチフレーズとして、口コミで…、とは聞きますが本当にそうなのです。
さて、仕事は少しずつ回るようになり、ホッとする一方、震災後の返済も始まっており今が元の生活を取り戻すスタートです。佐藤さんは、先を考えると怖いから、目の前だけを見てやっていくだけ、と話してくれます。これからも応援していきます。
復興わかめの送付は毎年少しずつ行なっております。オーナーの皆様ありがとうございます。
メバル釣りに
湊地区 ようやく復興住宅が完成となりそうです。夕方過ぎてましたので写真が暗くてごめんなさい


ただ、近所には住宅がありません。中学校とこれから建設予定の給食センター。あとは水産加工工場です。


魚町の様子です

気晴らしに釣りにきました

見えにくいですが回遊魚が船の灯りに集まってきてます

釣りをしているとみなさん気軽に声を掛け合います。今日は若者の男性から青イソメをいただきました
餌の質が良かったみたいで30匹くらい釣れましたよ

青イソメをくださった方は、なんと帰り際に太刀魚釣れてました
よかった

釣りの帰りにコンビニの駐車場で熊本ナンバーのトラックが停車していました

釣れたメバルは小ぶりなので唐揚げにして食べました。身が柔らかくて美味しかったですよ。
アジ釣りも楽しいのでいまからワクワクです
石巻も梅雨入り
先週末、石巻も梅雨入りしました。雨が降ると寒い。夜も冷えるので洗濯物もなかなか乾かないのです。梅雨明けまでストーブは片付けられないのです。

日曜日、数日ぶりに暑かったので釣りに出掛けました。メバル釣りで家族連れや若者で賑わってました。仕掛けが間違ってたのかぜんぜんだめでした。が、ほかの方のバケツを見ると大漁のようです。

日曜日でも水揚げは続いてます。数年前にくらべ船の数は減りましたがこの光景いつみても心ときめきます。近年、国内では船員数が減っているそうです。船員になりたい若者も年々減少しているのでしょう。ベトナムの方でしょうか。一生懸命船の上で働いてました。

かさ上げ工事が進んでました

夜の漁港です。
ど素人の海釣り情報、
また報告したいとおもいます。
海の極みホームページ更新のお知らせ
海の極み.comと三陸わかめオーナープロジェクトのホームページを6月15日より
更新をさせていただきます。
更新までに数日間のお時間が必要となるため、この期間はページが正しく
表示されないこともございます。
また新しいホームページではお買い物機能を休止し、生産者様から直接購入いただく
ように変更させていただきます。
お客様、プロジェクトのオーナー様にはご迷惑をおかけいたしますが、
ご理解くださいますようよろしくお願い申し上げます。
ご連絡、お問い合わせはホームページ更新期間も承っております。
海の極み.com(石巻三陸わかめオーナープロジェクト事務局)
TEL 0225-94-5038
メール info@light-hous.com(プロジェクトを運営する事務局のメールアドレスです)