🔹どうも、占い師の右京です。
きょう12月22日の午後1時19分を以って二十四節気(にじゅうしせっき)の冬至(とうじ)ですね。そして、2020年は12月21日が冬至(とうじ)になるのです。
🔹つまり、冬至(とうじ)はカレンダーの12月21日とか12月22日と決まっているワケではなくて、地球と太陽との位置関係を示す太陽黄経=黄道というものによって決まっているのです。
🔹太陽黄経=黄道とは、地球が太陽の周りを一周する、つまり公転する経緯=みちすじを地球を中心として表しているのです。
現在の太陽黄経 ( 二十四節気 雑節 十二星座 )
www2s.biglobe.ne.jp さまより。
🔹つまり、地球が太陽の周りを360度ひと回りする状態をイメージしたものが太陽黄経なのです。さらに、これを15度ずつに24分割にしたものが二十四節気(にじゅうしせっき)なのですね。一年を二十四のパート=二十四節気(にじゅうしせっき)に分けて、季節の移ろいを示しているのです。
🔹閏月を加えることで季節や時間のずれを調整している太陰太陽暦も、うるう年やうるう秒を加えて時間のずれを調整する太陽暦も、ずれを修正するために太陽黄経に準じているわけです。ですから、太陽黄経に基づいた二十四節気(にじゅうしせっき)は、最もすぐれた地球暦(❓)なのです。
🔹そういった意味で考えると、自身の体調や気持ちをリセットしたり微調整するのにも、二十四節気(にじゅうしせっき)を用いることは役立つかも❓・・・・・・ですね。
🔹というわけで、冬至(とうじ)の日にすると良いこと、とされるものをリストアップしておきます。もちろん、この日だけと言うことではなく、この時期にオススメすることでもあります。
- 🔹星祭(ほしまつり)に出かける。
妙見系の神社等で行われる。天台宗や真言宗の寺院で行われる「星供養」も俗に「星祭」といわれます。各自の生まれ年の十二支に該当する当年星を祀って、無病息災を祈りましょう。 - 🔹冬至風呂
- この日は冬至風呂と称して柚子湯に入る。天保9年の『東都歳時記』によれば流行し始めたのは江戸の銭湯からであるとか。
🔹冬至粥
冬至の日の朝に小豆粥を食す。これを冬至粥と言います。小豆粥には疫病にかからないという伝承があり、あるいは体を暖めるためとも言われます。朝に拘らなくても良いと思うのです。
- 🔹冷酒
グイっと飲むことで、身体を温めるのでしょう。
- 🔹とうなす(かぼちゃ)
冬至にはカボチャの煮物を食べる風習があります。冬至にカボチャを食べると中風にならず、あるいは長生きするとも、栄養をとるためとも伝えられています。
- 🔹蒟蒻(こんにゃく)
コンニャクを「体の砂払い」と称して、体内の悪いものを掃除すると言われます。
- 🔹「と」の付く食べ物
冬至の「と」に因んで、豆腐・唐辛子・ドジョウ・いとこ煮。今でも冬至の前にはスーパーや魚屋でドジョウの売り出しの風景が見られます。豆腐は季節柄、鍋に加えたり湯豆腐にされたりすることが多い。
🔹また、易経では冬至(とうじ)を「一陽来復」とし、
「地雷復」 の卦で表します。五陰一陽で、陰の下に陽が兆すという意味があります。
🔹冬至(とうじ)を越して陽が兆し、しだいに強まりだして「地沢臨」で立春を迎える。「これから春に向かいますよ」という、めでたい卦なのです。来る年に備えて気力を高めて参りましょう