はい、どーも!井上です!
関西を中心に精神医かつ産業医しています!
ラフな人生をめざしていきましょう(^^)
『急に目の前で人が倒れたら…』
これからの
超高齢化社会において
誰でも遭遇する可能性のある
シチュエーションです。
もちろん
街中での出来事ではなく
あなたの家の中で起こることも
あり得るでしょう。
あまりにも
急な出来事であれば
たとえ
知識のある医療従事者でも
頭が真っ白になって
何をすればいいのか
分からなくなってしまいます。
とは言っても…
人命にかかわる緊急時に
それでOKな訳はありません。
少しでもそうならないために
心肺蘇生のスキルを
多くの人が身に着けることは
とても重要な課題でしょう。
不定期ながら、私は
若手の研修医や看護師などの
医療従事者に対して
『病院内で急に人が倒れたら…?』
という講習会で
インストラクターとして
活動をしています。
先日、そちらに
参加してきたので
ここで報告させてもらいます。
今回の舞台は
大阪の堺市にある
ベルランド総合病院!
大阪では
俗にいう有名病院ですね。
とくに
堺市にお住まいの人なら
”知らない人はいない”
ってくらいに大きな病院。
病院独自のドクターカーも
所有をされている病院で
救急への力の入れ具合が
よく分かります。
実際に
講習会の当日も
会場に入る前には
ER(救急外来)の外には
救急車が来ていましたね。
そのような状況を
目の当たりにしつつ
緊張感のあるなかで
講習がスタートです。
今回の受講生のなかには
1年目の医療従事者も
たくさん参加されており
熱意を感じました。
研修医にしろ
1年目というのは
今年の4月に医療従事者に
なったばかりですから
まだまだ右も左も分かりません。
環境に慣れることだったり
覚える知識が山ほどあるなかで
貪欲に心肺蘇生のスキルを
学ぼうと思ってくれるのは
素直に嬉しいですね。
このような人形を使って
説明をしていきます。
午前中は
循環や気道、除細動器(AED)など
各パートを分けて学び
午後からは
本番さながらに
実践形式で反復学習をします。
こちらは
分かりやすい表現をすれば
蘇生チームが一丸となって
『バンッ!』って心臓に対して
電気ショックを
与えているところです↓
今回も
インストラクターとして
教える側として
参加させてもらいましたが…
結局のところ
自分がいちばん勉強に
なりますね。
私は
精神科医や産業医であるからこそ
実際の現場でこのような場面に
遭遇する機会はたしかに
減ってしまいました。
関わりが減れば減るほど
時間とともに知識は抜けるし
スキルは落ちます。
ただ、その一方で
人に教える側になると
時代とともにアップデートされる
最新の知識も必要であったり
伝える本質を理解する必要もあり
本当に勉強になります。
このような機会を頂き
本当にありがたいことで
また機会があれば
積極的に参加させてもらいます。
ちなみに
私の場合は
”病院内で”人が倒れたら
という想定の講習会なので
対象者が医療従事者です。
ただ
医療従事者でないあなたにも
ぜひ心肺蘇生のスキルは
身に着けてほしいです。
『急に目の前で人が倒れたら…』
という事象が起きたときに
なんとなく知識はあったとしても
実際に
どれくらいの力で
胸骨圧迫すればいいのか…
自信を持って
AEDを使うことが
できるだろうか…
などは人形が相手でも
体験しておくことが重要です。
現代は、消防さんによって
そのようなスキル獲得に向けて
色々な講習が行われています。
たとえば
『お住まいの市町村 + 普通救命講習』
などで検索をすると
該当するコースが
見つかるでしょうから
ぜひとも参加してみて下さい。
たとえば
母校のある出雲市であれば
こんな感じで
見つけれましたよ ^^↓
では、今日はこのへんで!
See You Next Time Bye-Bye!!
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