ご覧いただきまして、有難うございます。
真っ直ぐでシンプルな占いを目指している、
占い館ルネッサンスの右京です。
前回の記事、
「白蛇が現れて起こった出来事(その1)」の補足的な追記です。
前回の記事内に、
……について書きましたが、
そこを掘り下げて補足しておきます。
少し長めですが、お付き合いください。
「四柱推命の命式と手相を併せて観ること」とは、
どういうことなのか?
そこを具体的に説明すると、
以下のようなニュアンスになります。
年柱・月柱・日柱・時柱などから構成される、
四柱推命の命式から読み取れる情報の量は多く、
さらに流派の違いを含めると種々雑多であり、
多面的でもあります。
もう一方の手相も、
手や掌や指の形状、
皮膚の状態、
掌に現れる線の状態、
などから得られる情報も、
多種多様かつ多面的です。
このように、四柱推命と手相に現れる情報は、
使用する流派にもよりますが、
ほぼ例外なく、
種々雑多で多種多様かつ多面的です。
そのままだと情報過多となってしまい、
氾濫しちゃって収拾がつかないってことになります。
そこで、
情報の氾濫を避けるために、
複雑多岐な情報をふるい分ける機能として、
「ろ過装置」=フィルターが必要になる。
その、フィルターの役割を果たすものが、
陰陽五行理論であったり、
四大エレメントであったりするわけです。
私の場合は、陰陽五行理論をフィルターとして使っています。
陰陽五行理論というフィルターにより、
“ろ過”された情報は、陰陽五行理論による分類結果に結びつく、
共通の情報=要因・ファクターに分類されるのです。
つまり、
日柱の干支や陰陽五行バランスによって、
手相に一致点=が見出される というわけです。
基本的に、四柱推命で表される情報は、
手相によっても確認できるだけでなく、
その精度を高めることができるのです。
たとえば、
四柱推命で適職を見ることは可能ですが、
適職といっても幾つかの職業が提示されます。
看護師、保育士、事務職に適性がある場合、
その中で最も向いている職業を、
手相を交えて判断できるのです。
また、お子さんの場合だと、
その人の能力適性および伸びしろを予測することも可能なので、
学業の方向性もアドバイスしています。
占いが目指すべきは、
現状を改善するだけでなく、
悪運や不運を避けて、
より良い未来を提示することにあります。
そういう意味でも、
癒すだけのものではなく、
「〇〇を考えてみるのも良いですよ」とか、
「これは避けておくべきですよ」というように、
リスクを避けてメリットを提示することも求められるのです。
言うまでもないことですが、
「学び」とは奥が深いもので、
慢心すると理解力が低下します。
これって、食べ過ぎて飽きている状態で、
違うものを味わってみたいというのと似ています。
そこで違うものを吸収するのも悪くはありません。
ただ、学んできたことをに磨きをかけるものであれば、
新たな気付きを得ることもできて、なお良いかと思います。
異分野に関心を持つことで、
自身が積み重ねてきたことの裏付けを得る、
というのもよくある話ですが、逆の場合もあります。
積み重ねてきたものが、
ぶっ壊れたとしても、
それは、より強固なものを積み上げるチャンスですから、
むしろ歓迎すべきことですよね。
最もいけないのは、
投げ出してしまって、
中途半端を繰り返しすことです。
また、どの道にも理論家がいます。
持論に拘りすぎて埋没する人も少なくありません。
一つのことを見究めることは大切ですが、
視点を固定すると思考も固まっちゃうので良くないですね。
そういった意味でも、
自身が目指すことに付随する事柄についても関心を持つことです。
ブレイクスルーの切っ掛けって、
一見すると無関係であるようなトコロに隠れたりしているものです。
それは、
さまざまな学問分野において、
幾度となく証明されていることです。
ここまでの話をまとめると、
必死になっても固執するのではなく、
視野を狭めずに愉しみながら進むこと。
それが大切なのだと思っています。
お読みいただき、有難うございました。