おはようございます。(一部追記)
今日は、わたしが思う人間教育の根幹について備忘も兼ねて書こうと思います。
わたしの中では、「頭が悪くても、能力がなくても、成果/結果を出す方法はある」と思っています。
なぜならば、わたしがこれまで43年間それで生きてきたからです。
わたしの中で一番大切にしているのはタイトルにも書いてある、
――ホンキ
です。
君たちはいつホンキをだすか。
1.はじめに
普段からブログを読まれている方からすれば下みたいに、
マジで!?
と驚かれるかもしれませんが、
わたしには誇れる学歴も無ければ、得意分野もありません。
皆様のブログを見ると
劣等感を抱くときが多々あります。
なぜならば、わたしは長女はな子の伴走をしているわけでもなければ、
全国大会に向けてがむしゃらに頑張る次女まる子にアドバイスもできません。
一方でブログを開くと、
テストに向けて頑張る受験生に対し、
一緒に頑張る保護者さまが大勢いるんです。
――すごいな
と思う一方で、
「受験生の親のあるべき姿」
が見えてしまい、ココロがしんどくなります。
ホントは、そういうのを見て、何かを変えられればいいんですが、環境的にそれは許されません。
なぜならば、以下に書いた通り、1月から単身赴任するためです。
そのため、これまでの中学受験関連のブログや書籍/経験などが全く役に立たない境地に立たされます。
ある意味先駆者?
未来は書籍化か?
と楽観的に考えつつ、以下書いていきます。
2.独断と偏見
わたしの根本には、以下3つの独断と偏見があります。
- 勉強できなくて損をすることはあるが、勉強ができて損をすることは少ない。
- 勉強ができても仕事ができるとは限らない。
- 学校の先生が教えてくれるのは限度がある。
①勉強できなくて損をすることはあるが、勉強ができて損をすることは少ない。
これはたぶん、多くの方が実感していると思います。
「なんで俺ってこんなにバカなんだ!」
「なんで俺ってこんなに勉強ができるんだよ! 俺ってすごすぎね?


と悩む人は少ないはず。
ここだけの話、じつはわたし、普通自動車免許を取る際の学科試験、1回落ちています。
高校の卒業式を終えた翌日に行ったのですが、結果発表を見て↓の感じ。

と聞いていたので調子こいていったらこのザマ!
あまりの自分のバカさに、泣きたくなりました。
帰りに免許センターの目の前で問題集を購入、翌日リベンジしたのはいい思い出です。
例えば、
要は"勉強ができて損をすることは少ない"
②勉強ができても仕事ができるとは限らない。
話はちょいと変わって、
どんなに素晴らしい学歴や賞、
資格を持っていたところで、
だが残念ながら、仕事と直結するとは限らないんです。
ただ、仕事を始めるにあたって、その"アクセサリーが無いと門すら叩けない場合が多々ある"ので、たくさん持っているほうがいいだけ。
たとえばわたしの職場の場合、自称"東大卒"がたくさんいます。
ちなみにこの東大というのは、東京大学から始まり、東京工業大学、東京理科大学、東海大学など、大学名に"東"が入っていればOK!

ただ残念なことに、勉強を頑張っていい大学に入ったところで、社会に出ても決して使えるとは限りません。
もちろんいい大学を出た人のほうが、知識は豊富だし、有能な率は高いと思うが、中には"勉強しかできない"人も一定数存在します。
ペーパーテストをやらせれば完璧にこなすが、それ以外は全く使えない人も中にはいるし、わたしの会社にもいます。
学歴だけ見たら、わたしの数倍輝いているのに、なんであんなに仕事ができないんだろう、だらしないんだろうと思うと、見ているこっちは悲しくなってくる。
ああいう風にはなって欲しくないと思うと、勉強一本だけでいくのは危険だし、"勉強ができても仕事ができるとは限らない"
③学校の先生が教えてくれるのは限度がある。
こちらも完全に偏見だが、
学校の先生の大半は、"学校しか知らない"
例えば大学卒業後すぐに教員になった先生は、
指導要領やテキストに沿った教え方は出来ると思うが、
"社会に出て生きる力"
を教えることなんか不可能だ。
なぜならば社会経験が無いから。
どんなに社会に出てからの生き方を熱く語ったところで、空理空論を吐いているのと一緒だ。
まる子の担任のポンコツ先生なんか、まさに典型例だ。
AIとなにが違うんだろう?と思ってしまう。
ただ、中にはスゴイ先生もいる。
わたしが大学時代の研究室の教授がまさにそうで、元一部上場企業の研究所長だ。
ヤバいくらいのパワーと発言力、知識があり、これまでの先生とは"世界"というか"次元"が違った。
研究室にいた数年間は死ぬほど大変だったが、今でもその経験は大いに役になっている。
ただこういう先生は例外であり、
学校しか知らない先生に、
ありとあらゆることを教えてもらうことは困難だ。
そのためわたしは常に、"学校の先生が教えてくれるのは限度がある"と考える。
これによって、少なくとも学校の先生への高望みはしなくなった。
3."ホンキ"とは?
わたしが最も大切にしているのは、これまでのブログでも何度も書いていますが、
――経験です。
例えば以下にも書いていますが、
わたしは非認知能力の育成を大切にしています。
非認知能力の詳細は専門家に譲りますが、
非認知能力とは学力テストやIQテストでは評価されない能力で、
「生きていくために必要な能力」
とわたしは解釈しています。
なぜ非認知能力の育成を大切にしているのか?というと、理由はただ一つ。
――ホンキ。
鬼滅の刃の全集中をイメージしてもらえるとわかりやすいですが、
人として生きる以上、
どこかのタイミングで"ホンキ"を出す必要があります。
それが中学受験なのか大学受験なのか、
それとも仕事なのかは分かりません。
だが必要なタイミングで"ホンキ"を出すために、"ホンキ"を出す訓練を常にしています。
例えば👇のはな子の最後の発表会。
日能研Mクラスとして勉強もしながら、ピアノに"ホンキ"を出しました。
次女まる子は、ピアノ/声楽で"ホンキ"を出しました。(例えば以下参照)
結果はともかく、魂を注いで何かに"ホンキ"を出したことによる成長はありました。
4.ホンキが必要な理由
今、受験生たちが勉強している理由は、将来を見据えてだと思っています。
が、将来を見据えて"ホントに必要なもの"ってなんでしょうか?
わたしは以下3つだと思っています。
- スキル
- ホンキ
- マインド
5.君たちはいつ"ホンキ"をだすか!【追記】
これは、難しい。
例えばはな子の場合は、冬休みのキャンプで、"ホンキ"を出して欲しいし、
まる子は来月の全国大会で"ホンキ"を出して欲しい。
じゃあ中学受験生は?
と問われると、こればかりはなんとも言えない。
なぜならば、
――反動があるからだ。
んな、マンガの世界じゃないんだから、いつも"ホンキ"でやれよ!
と思うかもしれないが、それは不可能。
真の意味での"ホンキ"は、ものすごい反動がある。
例えば次女まる子が挑んだ昨年のコンクール全国大会。
たった1分半のホンキだったが、それに向けた練習過程も含め、終わったあとの反動はすさまじかった。
演奏後は数日間はヒトのカタチをしたモノでした。
話を戻して中学受験生は?というと、
はな子の場合、まだまだホンキを出すタイミングではない。
わたしの考えるホンキのタイミングは、
2025年1月のキラキラ星に落ちたあとから、
2/1のもーえーわ受験までの2~3週間がホンキタイムだと思っている。
さいごに
さて、明日は思考力育成テストの結果発表&PRE合格判定の志望校登録が始まりますね。
皆さん、思考力育成テストはどうでした???
うちは以下に書いた通り自己採点が事故報告で惨敗。
ぶっちゃけこの思考力育成テスト、
3回目ともなると、だんだん真理に近づいてきた気がします。
わたしの中では、
受験生の思考力なんかまったく育成されず、
保護者の不安を駆り立て、
"死行力”を養っているんじゃね?
さらに追い打ちをかけるのが、
PRE合判の志望校登録!
どこかの毒マフィンじゃありませんが、
重大インシデント発生で嘔吐寸前
ホンキでこれ以上ブログを書き続けると、
自分で自分の首を絞めてるんじゃね?状態に!!!
これ以上書くと愚痴記事になるので、また別の記事で書きます。
明日は【続・長男(2歳)のタカラモノ】になります。
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