支配者うんぬんの理屈で言うと、罪悪感は全て支配者から入れられたもの! となります。

 

言い換えれば、罪悪感を感じているときって、イコールその罪悪感は自分本来の感情ではないのだから、気にする必要はなし! となる。

 

なんてことを考えると、いや本当にそれでいいの? 私は間違ってない? と罪悪感を感じてしまう。

 

こういうときに心に聞くと、「罪悪感を斬れ」と言ってくるんですが、本当にそれでいいの? 単に自分の罪悪感から目をそらしているだけじゃないの? と気になってしまう。

 

まあそれはそれとして、おりゃあ! と頭の中で気合を入れて、罪悪感を斬るイメージを浮かべてみると、本当にその罪悪感が消えて、あれ、なにを気にしてたんだっけ? となるから面白い。

 

ところで私は、自分は催眠にかかりにくいタイプの人間なのかも? と思っています。

 

大嶋先生の本とかだと、催眠にかかった人が「つー」と涙を流すという描写がよく書かれていますし、本のレビューでも「読んでいたら涙が出てきました!」なんてことが結構書いてあったりする。

 

でも私は大嶋先生のどの本を読んでも、実際にFAPや催眠を受けても、それで涙を流した記憶なんかない。

 

だから自分という人間は催眠への感受性が弱いのかも? と考えていました。

 

けど、罪悪感を斬る! というイメージを浮かべるだけで本当に罪悪感が消えちゃうって、思いっきり催眠が発動してんじゃん! とついさっき気づいたんです。

 

そして、「受けた後に眠ったりボーっとしたり涙を流したりしないと催眠ではない」という固定観念、すなわち「常識」がいつの間にか自分の中にできちゃっていて、自分はその常識に当てはまらないから罪人だ! という支配の構造ができていたんだな、とも気づいて感心する。

 

支配って、息をするように自然に入ってくるからすごい!

 

そしてその支配もまた催眠に他ならないわけで、てことはこれだけ支配喰らいまくってる私が催眠への感受性が弱いわけないじゃん! とも気づくんです。

 

ここでいつもだったら、いや、自分は支配の催眠への感受性は強いけど、支配を解く催眠への感受性は弱いんだ、だからずっと支配に苦しめられることになるんだ! という恐怖がまた生まれていた気がする。

 

でもそういう恐怖が生まれてこないのは、もうその根っこにある罪悪感をとっくに斬っていたからかもしれない。

 

そして、あれ? そもそも今日はなんでこんなこと書いてるんだ? というレベルのことまでなんだかよくわからなくなり、また恐怖や罪悪感が生まれそうになったんですが、それもとりあえず斬ってみたら、まあいっか! となるから面白い。

 

最近の心は「斬れ!」ばっか言っててワンパターンだなとか思っていたけど、結局それだけで充分ってことなのかもな、なんてことも思ったんです。

 

 

 

このブログの記事は全て、大嶋信頼先生が開発された「心に聞く」を用いて書いています。

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