心が言う今日のテーマは「逆説をつぶす」だそうです。

 

基本的に、言葉には逆説というものが伴います。

 

例えば、「片付けを頑張る!」と自己暗示目的で唱えると、「片付けを頑張らない!」という逆説が働いて、頑張るという気持ちが消えてしまう、といった感じです。

 

おととい書いた、「右手を一気に上げる」と唱えると、確かに一気に上がるけれど、その後すぐに下がってしまう、なんていうのも逆説です。

 

 

心が言うには、この逆説というのは全て、支配であるらしいです。

 

支配というのは、よい方向に変わろうとするのを邪魔してくるもの、と言えます。

 

なので、どんな形であれ、よい方向に変わろうと意識すると、その意識に伴う言葉に対して支配が逆説を入れてきて、変われない! となってしまう。

 

 

この逆説に邪魔されない方法を、心に聞いた範囲で並べてみます。

 

・変化を少しずつにする

 

おとといの例のように、「右手を上げる」だと邪魔されずにゆっくり上がっていくけど、「右手を一気に上げる」だと結局下がってしまいます。

 

変化が急激であるほど逆説も入りやすいので、ほんの少しずつ変わっていくように行動したり、そういう感じの言葉を自分にかけると、逆説は働きにくくなるそうです。

 

 

・メタファーを使う

 

意識レベルだとなんかよくわからん! という言葉に対しては、逆説は働きにくいそうです。

 

ちょうど大嶋先生のブログで、5月にメタファーを使った呪文の作り方のオンライン講座をやる、と書いてますね。

 

私もこれは興味あるんで参加しようかと思ったんですが、心が「私には必要ない」と言うので、後ろ髪を引かれつつもパスします。

 

心は、「私は呪文を作る能力はもう充分すぎるくらいにある」と言っているので、それを信じることにしましょう。

 

さて、このメタファーですが、無意識の状態にならないと作れない――と思ったんですが、心は「意識的に作ることができる」と言います。

 

え、マジ? と驚きつつ、さらに聞いていきます。

 

例えば、「片付けをしたい!」という呪文を作る場合。

 

片付けをするためには具体的にどういう作業が必要なの? といったことを考えて、3つ~7つぐらいの範囲で並べてみる。

 

ということで、私が考えたやつでやってみると、

 

・いらないものを捨てる

 

・粗大ごみは捨てるための券を買って、ネットで回収を頼む

 

・「ひょっとしたら今後使うかも」程度のものは、残さず捨てちゃう

 

3つ考えるだけでも、結構難しかったです。

 

さて、次にどうすんの? と心に聞くと、「この並べたやつを頭の中で繰り返し音読する」とのこと。

 

それ、前に大嶋先生が書いてた技法じゃん! とツッコむと、「気にすんな!」という答えが返ってきます。

 

なんだかなーと思いつつやってみたら、沈みゆく夕日を見ながら、川辺の道を自転車で走っている人のイメージが浮かんできました。

 

そして、「夕日の自転車」という言葉が出てきたんです。

 

「これで呪文の出来上がり」と心は言うんですが、結局無意識の力じゃねーか! と私はまたツッコミを入れます。

 

それに対して心は、「気にすんな!」とまた言ってきやがるのです。

 

 

さて、今日はこれで終わりかな? と思ったら、心が「最後に最も簡単に呪文を作れる方法を書く」などと言ってきました。

 

それは、「極端にでかすぎる言葉を使う」だそうです。

 

例えば片付けることを目的にするなら、「全部捨てる!」とまで言っちゃう。

 

ダイエットを目的にするなら、「骸骨のようになる」みたいなことを呪文として唱える。

 

金持ちになりたいなら、「年収一兆円」とか言ってしまう。

 

こんなふうに、いやさすがにそれは言い過ぎでは? と意識がためらうレベルの言葉を使うと、逆説も働きにくくなるそうです。

 

まあこれも、大嶋先生が昔、「目標ではなく夢を掲げれば邪魔されない」と言ってたのと同じ理屈だよなー、という思いがわきます。

 

結局全部大嶋先生のパクリじゃん! と心にツッコむと、「全部パクる!」などと、頼んでもないのにまた呪文らしきものを出してきました。

 

とりあえず今日の締めとしては、私自身の願望として健康になりたいというのがあるので、「1億歳まで元気に生きる」と、適当にでっかいことを言って終わりにします。