私が好きな物語の一つの形は、「これをしてはいけない、という周囲からの圧力に苦しみながらも、それでも自分の魂に従い、自分のやりたいことを貫く」というものです。

 

つまりは自由に生きる物語ということなんですが、「周囲からの圧力に苦しみながらも」の要素がないと、そこまでのめり込めない。

 

ここについては、私自身の人生やら、今に至るまで抱え続けている葛藤やらの投影があるからかな? と思います。

 

自分がしたいことと、世の中的にはやっちゃダメだと言われていることとがぶつかっていて、自分が不自由の鎖に縛られている、という感覚が私にはある。

 

いや、感覚があるどころか、その状態があまりに長すぎたためか、縛られているという感覚すら失ってしまっている部分も多い。

 

私自身が抱えている身体の症状について、病院で診断を受けたり、心に聞いたりすると「心因性」と言われるものがあるんですが、これはつまるところ、心理的にストレスを抱えているということを自覚しきれていない、そのしきれていない部分が身体の症状として表れている、となります。

 

そういう意味では、心の苦しみをそのまま心の苦しみとして感じられているうちは、実はまだマシだとも言える。

 

心の苦しみはよくわからないけど、身体やらなんやらがなぜかつらい、という状況が、深刻度という点ではより深いのだろうと思うんです。

 

さておき、そういうのに対してどう対処すればいいの? と私が自分の心に聞くと、よく返ってくるのが「斬れ」という答え。

 

これはつまり、自分を縛っている不自由の鎖を斬らない限り、苦しみから解放されることなどない、ということのようです。

 

言い換えれば、この鎖を外すことさえできれば、「斬る」以外の選択肢でも別にいいとも言える。

 

てことで、他にはどんな選択肢があるの? と心に聞くと、「『感謝』『許し』『笑い飛ばす』の3つやな。これに『斬る』を加えた4つが自由への道であり、この4つは違うようでいて全部共通している」とのこと。

 

「斬る」についてはこれまで散々触れてますが、他の3つは具体的にどういうことなのか、という話は(心が答えてきたら)また今度やります。

 

ただ、とりあえずの実践法としては、この4つの言葉の中から自分に合ってそうなものを、頭の中で適当に唱えるだけでも効果があるそうなので、興味のある方はぜひどうぞ。

 

 

 

このブログの記事は全て、大嶋信頼先生が開発された「心に聞く」を用いて書いています。

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