昨日の夜は、「寝る前2時間はPCもスマホも断つ!」をやってみました。

 

結果、2時間経っても特に眠くならず、それでも横になってみたらすぐ眠れたんですが、明け方に一度早めに目が覚めたりして、睡眠の質が上がった感はなし。

 

たった1回で比較するのもなんですが、おとといの「森」を唱えて寝るという、ホントにそれ効果あんの? というやつのほうが手応えがあった気がします。

 

 

理屈としては、寝る前のブルーライトカットは睡眠の質を上げる、間違いない! となるはず。

 

ただ、睡眠の質って別にそれだけで決まるわけじゃないよな、とも思うんです。

 

昨日の私の場合、ブルーライトをカットしていたその2時間の間、紙の本を読んでいたんですが、それがあまり楽しくなくてストレスになっていたのかも? と想像しています。

 

むしろ読んでいて変に緊張したりして、そのマイナスがブルーライトをカットしたプラスに勝ったのかも、なんて想像するんです。

 

ちなみに今調べたら、寝る前にスマホを使わなかった場合は睡眠の状況が変わったけれど、ブルーライトをカットしただけだとそうでもなかった、という実験がありました。

 

こういうのも考えるに、やっぱりなにか一つが原因というわけではなく、トータルの問題なんじゃない? と思うんです。

 

食べ物も、健康にいいとされる食品を一つ食べていれば、それだけで健康になれるというものではない。

 

逆にタバコは健康に悪いとされてますし、まあ直接的にはよくはないんでしょうが、でもタバコによってストレスが軽減されたとしたら、その分トータルでプラスになる可能性もある、かもしれません。

 

上で紹介した実験にしても、単に「スマホを使った」でまとめるのではなく、スマホをどういう使い方をしていたのか、ゲームやってたとかSNSやってたとかKindle読んでたとかいろいろあると思うけれど、その使い方による違いはなかったの? なんてことも気になるんです。

 

なんにせよ、いいとされているものが必ずしもいいとは限らないし、悪いとされていることが必ずしも悪いとも限らない。

 

結局はトータルの問題であり、そこを判断するためには、やはり「自分の感覚」が大事なんじゃないかな、と思うんです。

 

少なくとも現状の科学では、そういった細部のメンタル面も含めた、健康や幸福感に関わる「全ての」要素を個人単位で網羅してチェックする、というのはおそらく不可能でしょう。

(いずれはそれもできるようになるかもしれませんが、早くても1世紀ぐらいはかかる気がします)

 

なので、「なんとなくこれはいい」「なんとなくこれはいやだ」という曖昧な自分の感覚こそが、実は現状においては本当に自分にとって必要なものと有害なものを見分ける一番のセンサーなのでは? と思うんです。

 

 

 

このブログの記事は全て、大嶋信頼先生が開発された「心に聞く」を用いて書いています。

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