渋谷区 恵比寿 の駅前 税理士のブログ -212ページ目

新規開業の年齢

私たち税理士は多くの新規開業をする方と出会いますが、

はたして適正な年齢はあるのでしょうか?



開業を準備して事業を軌道にのせていくには、気力と体力が充実している

若い人の方が有利なのか?

はたまた


マネジメントの経験が加わって高いパフォーマンスを上げられる

年齢が高いほうが有利なのか?




日本政策金融公庫が出している一般的なデータでみると、



【サラリーマン時代から開業後の収入比較】

20代・・・60%の伸び

30代・・・50%の伸び

40代・・・0%の伸び

50代・・・-20%の減少

60代・・・-40%の減少



全体の平均でみるとサラリーマンが開業をして、元の収入を超えるのに2年間

かかるそうです。

これをどれだけ早く取り戻せるか?という視点だけで見ると、

若ければ若いほど、サラリーマン時代より収入の伸び率が高く、収入的な満足度を

得られているようです。



ただし、開業直後の収入高でみると40代が一番高いです。

体力・経験・マネジメント力が一番バランスがとれている年齢のようです。


また、50代以降はサラリーマン時代の年収が高いので、伸び率で比較すると

不利ですが、自分の趣味などを活かしたビジネスをしている傾向があり、

満足度は高いともいえます。

アグリビジネスへの期待

世界的な食糧の高騰で、日本の食糧自給率の低さに不安を感じている方も
多いかと思います。

実際、日本の食糧自給率は、先進国の中で最も低い40%となっています。


日本の農地の平均面積は1.3haで、アメリカの100分の1以下と非常に狭く、
農家の1戸あたりの生産性の低さは深刻だと思います。




今日の新聞に『農地借用を原則自由化』という記事がありました。

これは農林水産省が検討しているものです。
今まで農地法では、農地は農家か農業生産法人にしか貸せないように定められて
いましたが、今後は株式会社にも貸せるようになるそうです。


『農作物は農家が作る』という原則から

『農作物は企業が作る』へ転換しつつあります。



企業の経営努力で、

「無農薬で体によく、採れたてで新鮮で美味しい。」
といった野菜がどんどん出てくれれば嬉しい限りです。




今後、農地税制も大きく見直しがされると思われます。


現行では、農地を相続した人が農業を継続すれば相続税はかなり優遇される
仕組みになっています。これが

相続した人が耕作しなくても、農業を行う企業へ貸し出せば相続税の優遇が
受けられるようになると思います。


今後のアグリビジネスの活性化が楽しみですね。

追加担保提供しない

財務内容が悪化している会社は増えてきています。


資金繰りが苦しくなり、金融機関に返済スケジュールを伸ばす交渉をせざるを得ない状況も
でてきています。

この金融機関との交渉ポイントとして



追加の担保提供は絶対条件ではない!

ということを認識しておいてください。



このとき金融機関は何を考えているのか?


金融機関は、右目で社長を見ながら、左目で保証人や担保の価値を見ています。

子供・家族・親族・友人・知人、、、回収できるところはないか考えています。

何とかして人質をとる方法を模索しているのです。



金融機関から 『追加の保証人や担保を出すように!』 と言われます。

簡単に「はい」と言ってはいけません。


『今さえ乗り切ればなんとかなる』

『今言うことを聞けば、後で必ず面倒をみてくれる』



それは間違いです。

今の赤字は、これまでの累積の結果です。そうは簡単に解決しません。

金融機関との約束は、本部の指示でいくらでも変わってしまいます。




 『被害者は一人だけに止める』

まずこのことを頭に入れてヤリ抜けば、次の手が打てます。

ワクワクIT理論

どうも最近固有名詞が覚えられなくて、、、脳の老化かな!? と

感じている人はいませんか。



これは『ワクワク感の欠如症候群』 という見方もできます。




IT理論って聞いたことありますか?

ImpressionとTimesの頭文字をとった理論だそうです。



人はImpression(印象)×Times(回数)で、学んだことを脳に定着させているそうです。



何かを覚えるのに『回数』が重要というのはよくわかります。

私も、税理士試験の理論を覚えるのに何百回とブツブツつぶやいた経験があります。


ただ、これだと何度も繰り返していくうちに飽きて記憶に定着していかないそうです。





もう一つの『印象』が重要です。


感情が豊かな人は、回数が少なくても印象が強いので記憶力が強いらしいです。


常にワクワクした生活を続けると、五感(見る、聞く、味わう、嗅ぐ、触れる)が活性化し

記憶力もどんどん増します。




これを逆手にビジネスに置き換えると


他人に自分の名前や商品を覚えてもらうとき、何度も会ったり見せたりする

『回数』が重要であるのと同時に




ワクワク感、ドキドキ感といった『印象』も

非常に重要です。



私たちもワクワク、ドキドキさせる仕事をして、記憶に残る仕事をしていきたいですね。

小金持ちの特徴

先日、『幸せな小金持ちな人』 について話をうかがう機会がありました。 


ここでいう幸せな小金持ちとは、
金融資産を1億円以上所有し、かつ年収が3000万円以上。
それでいて好きなことで生活している人のことを言うそうです。


こういう人たちは4つの特徴があるそうです。それは


1) 豊か(幸せ+小金持ち)になると決めている

本気で(幸せな小金持ちに)なろうという思いの強さで、集まってくる情報や
人がそれにあわせて寄ってくる。


2) セルフイメージが高い

今の状況とは何ら関係なく『かならずヤレる』と思っている。
心の中からあたりまえのように考え続けていると、それが現実となっていく。


3) リスクをとって挑戦している

他人と違うことをし、批判されても、それでも挑戦している


4) 静かな情熱を持っている

言葉ではなく行動をしている。
『自分はこれから絶対やるんだ!!』と口に出す人は逆に本人の熱も冷めやすいし、
周囲もひく。


だそうです。

自分の人生を自分で切り拓こうとする人に、幸せと小金はついてくるのでしょうね。