かっちょいっ~! マーコス
やってきました、マーコスくん。
ゼッケン、11番。
かっちょいい~!!
ちょっと、お顔はオマヌケ感がありますが、なんか、動物っぽいっと言うか。
あるいは、こわくない感じの恐竜?
そうは言っても、かっちょいい~、うん。浮かれちゃってるよ。
が、ハッと我に返れば、コイツを動くようにするのかぁ、また気の長い話しだなぁ・・・・・・。
コイツも長いこと眠っていたようだしなぁ。
ホイールは、オリジナルのマグネシウム。 マグは、寿命が短いから残念ながら使わないほうがいい、普通のアルミホイールに交換か。
左ハンドル、潜り込むような室内。
左端、レブカウンターの下にある大きなダイヤルは、グリグリ回すとペダルボックスが前後します。
シートが固定だからね。ペダルで調整か。
エンジンは、クロスフロー、1600cc。 英フォードのケントユニット。好きだな、コレは。
マーコスといえば、木のクルマ。プライウッド、合板で出来たシャシーにファイバーグラスのボディーね。
おそらくこのモデルは、ほぼ最後のウッドシャシーマーコス。
ペダルボックスを囲む箱も木だし、ステアリングシャフトのサポートやフロントサブフレーム、エンジンマウントも木にボルト止めしてある。 エンジン側になる側面は遮熱の為かアルミ板がペロッと張ってあるけど。
木だから車体は軽いが、湿気を吸うと重くなったりするのかな?
カビとか、キノコとか、シロアリとか、大丈夫なのかな? 壊れたら、大工さんが必要??
状態を見るに、意外と木というのは強くて長持ちなのですねぇ。
で、例によって依頼は、まずはどんなもんか、診て欲しいと。
エンジンをかけてみてからエンジン/ミッションを降し、シャシの状態を調べて・・・・・・。
そこまでやってから何をするかプランを立てて、ある程度バラしてボディーを直しペイントするつもりらしい。もちろん、足回りやらブレーキ他もやらねばいけないのは覚悟の上で。
なんか、このヤレた感じのままで走ってもカッコよさそうだけどなぁ・・・・・・。
ま、とにかく。 診ていきましょう。
ネチョネチョ、カピカピ状態のキャブは、とりあえずエンジンをかけてみるという段階でも無理っぽいので、
バラして。
ウェーバーの、32DFMですね。
これでキャブは使えそうですね。
一通りの確認をして、油圧、コンプレッションも大丈夫。
リークダウンもしてみた。大丈夫。
燃料系は、やり直さないとダメっぽい。

これは、燃料ポンプ、ガラス製のドームを外してみたら、こなこな、きな粉みたいになっちゃって。
なので、またしてもとりあえずは点滴タンクにて。
そんなこんなで、エンジンがかかった。
現状のままでも、ブォン、ブォン、軽く気持ちの良い感じ。
とりあえずは、一安心ですが・・・・・・。
さて、シャシのほうは不具合があっても木なんて直せませんよ・・・・・・。
おそらく、状態は良さそうなので大丈夫だとは思うけど。
近々、下から見てみようと思うけど。
なんだかこれから色々と大変そうだけど、それにしても
かっちょいい~
お目覚め ジェンセン・ヒーリー
またしても、たっぷりとオネンネしていた方の登場です。
今度は、ジェンセン・ヒーリーさん。
ん~。
アメリカでは意外と人気があるのは、他の英国スポーツカーに比べて少し大きいので、
大柄なアメリカ人でも快適なのか?
エンジンは、ロータス エスプリと同じで、この辺の余裕も好まれるのか?
古そうに見える、アキュサンプも付いてるけど?つながってないけど。
今は使わない。 わざわざ付けたってことは使いたいのかなぁ・・・・・・?
現オーナーが手に入れてからは、2年間ちょっと、動かないままほってあったようですが・・・・・・・。
まずは、エンジンかけてみて欲しいとのこと。
・・・・・・最後の登録は、1984年ですよ。
いわく、キャブはリビルト済みのデロルトに換装したのでそのままいけるはず・・・・・だそうで。
オイルは入っているけど、カムカバー外してカム/バルブ周りにはオイルをかけて、
プラグ穴からシリンダーにも入れて、まずは手でクランクを回しましょう。カムタイミングも確認して。
大丈夫そうなので、スターターでクランキングして油圧を上げますが、やはり、なかなか上がらない。
エアで圧かけたり、場所を移動しているオイルフィルターや、オイルクーラーをキャンセルしてもダメ。
仕方ないのでオイルポンプ外して各クリアランスを測ると、スペックぎりぎり、マックス状態。
それでも一度つかまえてくれれば油圧は上がりそうなので、クリーニングして液状のアセンブリールーブを入れてあげましょう。
で、油圧が上がりました。フィルターやクーラーにも回ったみたい。
コンプレッションも、多少ばらついてるけど、ま、一度エンジンかけてみよう。
次は、点火系を見ていきますが、デスビは適当に突っ込んであるだけなので、初期設定して。
コイル+の配線は・・・・・
・・・・・こんなの。
針金みたいなコイツは、抵抗入ってる? 1.5Ωね。
てことは標準スペックなら、コイルは1.5Ω。古そうなコイル、測ったら、やはり1.5だ。
でも、この古い配線はイヤだし、むき出しになってるし、普通の配線に換えよう~。
コイル取り付け位置も変えられているので、いづれにしてもこの配線、届かないし。
コイルは後で新品にするって言ってたから、3.0Ωコイルでそのままでもいいし、そうでなきゃ外部抵抗入れたらいいし。
デスビは、ポイントからピックアップに換えたとのこと。
ピックアップの電源は、別に作った方がいいかな、タコがスミスの電流式なので。誤作動するかも。
それでも、ヘンな動きになっちゃう場合もあるけど、まずはエンジンがかかるかなのでその辺は後回し。
ガソリンタンクは、きれいにしてあったけど、SUタイプのポンプがダダ漏れ。
んじゃぁ、点滴みたいなタンクでいきましょう。燃料、自然落下。
各部、点検&準備して、いってみよう。キャブも、かかるように初期の設定してね。
テスト後、すぐ抜いちゃうけどラジエターにお水も入れて。
さぁ、起きてくださいよ、ブフォ、ブフォ、ブガガ~ン!
ああ~、タコ足までしか付いてないのでウルサイ。
アイドリングして吹け上がるとこまでいったので、現状ではここら辺で。
後はブレーキやらなにやら、さすがに色々あるので、走り出すのはいつかなぁ・・・・・・。
と、エンジンがかかってホッと一息もつかの間、この後さらにもう一台、お目覚めさせなきゃいけないのが来ちゃうのだ。
そいつは、えらくカッコいいし、めったに見ないやつだけど、たぶん大変
。
その話は、また後日。
セブン あんど セブン、そしてクラッチ故障。
毎週、土曜日は、うちのショップに迷車会の皆さんがダラダラと集まってくる。
ま、何するわけでもないけど、くっちゃべったり、クルマいじったり。
この日の一番のりは、会長のささ象、ケーターハム7で~す。
そして、2番手はとも象&途中でひろってもらって乗せてきてもらったオイラです。
ささ象、お待たせ!
セブンとセブン
RX-7 FCは2台目、FC歴は17年目という、とも象は、この日は仕事があったので、少しだけで退散。
リペイントの準備をボチボチ始めて部分的にプライマー状態のFCにのって飛行場まで行って、飛行機の操縦というお仕事です。
本日は日帰りで、帰宅は夜中だそうな。
陸と空、運転続きですな、今日は。お疲れさん。
こんなもん、よく飛ばせますなぁ。
たまに楽がしたくて?、嫁のサーブに乗っていく事もあるが、ほぼ嫁が使っているので
片道約60マイル、FCで行くことが多し。
と、旧いながらもマメに手を入れて絶好調で活躍中のFCですが、
先日、仕事帰りのフリーウェイでクラッチが切れなくなったとの事。
もう近くまで来ていたので、
“今からそのままレッカーでショップに持っていくから!”
ということで。
点検してみると、クラッチフォークがどうにかなっちゃってるみたい。
ミッション、降ろさないとね、んじゃ明日ね、とも象、仕事ないね、来れるね。
・
・
・
ミッションを降ろしますです。
フォーク折れてるぅ~!!
もはや、とも象と大笑いの巻。
ということで、フォーク、クラッチ3点、エキセントリックシャフトリヤシール、パイロットベアリング、
トランスミッションのフロント、リヤシール、などなど、ミッション降ろすついでにやりましょう。
T/Oベアリングの動きが渋く、スライド面もカピカピで荒れていたので、そういったところも修正しつつ、
直していきましょう。
きれいに洗浄したトランスミッション。
シールを交換しているセルフサービス状態の、とも象。
そして、迷車会イチロー君から安く譲ってもらった、アルパインのステレオもつけて、
今までFCに付いていたパイオニアは我が家のロデオ用にもらっちゃって、
というオマケまで付いて作業終了。
クラッチ、軽くてスムースになりました。
とも象FCは復活、また通勤という任務をこなしているのでした。
ん~、めでたい。 がんばれ、FC。
AH3000
オースチン ヒーリー 3000、後期のほうのモデル。
前オーナーがレストア途中に売ることを決めて、それを現オーナーが買ったというクルマ。
購入後、現オーナー(アメリカ人)がウチに持ち込んだ。
オーナーの気になるところの修理と、その他、点検して作業することに。
ドアのラインがうまく合わずズレてるとか、電気系で動かないものがあるとか、そういった状況を聞いて、
さらに各部チェックということで。
どうやら、レストア途中で売ると決めてからは、突貫工事で仕上げられた様子。
最後にサッと組みあげたらしき部分は古いパーツのままだったり。
配線も間違っていたり、外れているところをつなぐといきなりショートしたり。
なるほど。
で、ダメな電気系はすべて修理となりました。
後はブレーキ。
一通りやって、ブースターもダメだ。
フルード漏れちゃってて、中がグチャグチャ。
エアバルブも、ご覧のようにグチャグチャ。
ペダル、マスターから離れたところに付くリモートのブースターなので、ピストンも入ってる。
付いている場所は、右フロントフェンダーのインナー後ろくらいの場所。
チェックバルブも見事にダメ。
リヤハブは、ベアリングとシール交換。ハブのフタと一体になったシャフトを入れないと
わずかにガタ付くものだけど、これはベアリング自体のガタがですぎ。
フロントも、同様に。フロントベアリングの調整は、何種類かの厚さのシムで。
この辺は、古いパーツで組んじゃったのね、新品にしましょう。
他、まあいろいろボチボチとやりまして、これで少し乗ってもらいましょう。
めっずらしく、外出。
普段は、ショップにいるか家にいるかのどちらかばかり。
滅多な事じゃ、出かけたりしません。
日本の仲間、カオルがこっちに来ていると、
“アニキ、たまにはどこか出かけなきゃダメだぁ~!”
ということになり、それならばということで、ちょこちょこ連れて行ってもらったりするのだ。
アメリカ一人旅を愛するカオルは、ルート66を制覇した後も何度もアメリカに来ており、
そのたびにあっちやこっちに一人旅してるのだ。
ここ地元、オレンジカウンティーやロス近辺も、オイラよりずっと詳しい。
ので、運転も任せて、アニキは助手席でポケェ~っとしてますね。
ちょっと前のことだけど、この日は朝からカオルのパーツの仕入れに付き合いがてらの外出だったのだ。
ちゃんと、アメリカ来てもお仕事もしてんだ、カオル。
午後になりまして、帰り道に寄り道をして連れて行かれたのが、
SANTEE ALLEY という問屋街のようなところ。
ここを見せたかったということらしい。
いろんなものを売っている、しかも安いのでは?
アニキの外出は、激レア! ということで、カオルが写真を撮っている。
しぶしぶ外出、という割には、なんかうれしそう。
(実は、すごくおもしろかった、ここ。)
お腹がすいたので、問屋街の奥のほうにあったメキシカンフードの店で食べることにする。
食べ物も、安くてウマかった!!
んでもって、なんといっても店員のお姉ちゃんがかわいかった、うん。
それを見逃すわけはないですなぁ、メキシカンギャル好き
のカオルが。
“アニキ、ちょっと声かけてくるわ、待ってて!!”
・・・・・・・そうでしょうとも、あなたは。
で、なにやらお話してたと思ったら、記念写真も撮るという。
はいはい、カメラマンは、アニキですね。
へへ、写真のせちゃおう・・・・・・。
まっ、でも、カオルの知人、友人たちに、一体アメリカに何しに行ってんだ、と言われちゃうと
カオルも困るかもしれないので、せめて顔には黒目線入れてあげよう、少年Aみたいに。
あっ、黒目線、ずれた。
おかしいな、お姉ちゃんのかわいい顔はうまいこと隠せたのに。
ちょっと下すぎたか。
・
・
よし、今度こそ。
うーん、難しいな、写真の加工って・・・・・。
これじゃカオルの顔がまる見えじゃないか。
しかし何で、そんなにびっちり抱き合ってんでしょ、この2人は。
ということで、カオルは年2回ほどアメリカに来て、こういうことをしている。
あ、仕事もしている、たぶん。
今年も、やっぱり自転車通勤
え~、今年も自転車通勤続行中。
自転車仲間も増え、週末にも乗ったりしますが。楽しいけどね。
乗ってる自転車は、あいかわらず 1984プジョーのPGN10。
通勤のお供は、ジッポのお姉さんとダンサーのお兄さん。
たまにはこうしてお手入れも。ショップのリフトでつりさげちゃうもんね。
しか~し!! 5,000キロほど走ったタイヤはツルツルだし、うーん、なんか色々リフレッシュしたいなと思っていたら。
ありがたいことに、我がショップにて週末の集会で集まる、日系ヘンなクルマカークラブ、迷車会のみなさんからのいただき物でリフレッシュできちゃった。
ほら、わかる??
ミシュランのタイヤは、粉象からの寄贈。
粉象は、自転車好きで工具も持ってるのでクランク外してメンテもしてくれちゃったよ。
やたら明るいライトは、迷車会からのクリスマスプレゼントで。ささ象、粉象、ひろ象。
バッテリーは、サドルの下にセットね。
夜道もよく見えて安心になりました。
後ろタイヤのエアバルブに付けてるライトは、ひろ象から。
横方向からでも目立つでしょ、これ。ホイールが回れば、模様が出来る。
付けた当初は、どんな風に見えるのか気になって覗こうとするので、コケそうになったり縁石に激突しそうになったりと、危なかったけど。
オレンジ色のトウクリップのストラップは、とも象から。
かっちょいいよね、オレンジ。
というわけで、みなさのおかげで今年もプジョー君は走れそうです。
うーん、なんというか、迷車会、自転車好きも多くてよかった!!
たのしいさ、自転車。
あとは、サドルがヘタってるけど・・・・・・。
セライタリアの今っぽいヤツなんか、どうかな??
え!?、
自分で買いますってば~、ちょっと言ってみただけよん。
コロニーパーク、ランデブー
えー、あいかわらず、プジョー<自転車>にて、通勤を続けていますが、
先日は午後から雨が降るかも、ってんで、久しぶりにクルマで通勤。
我が、マーキュリー コロニーパークで走ってますと、
珍しく隣車線にもコロニーパークが走ってる。
おお、コロちゃん横並び。 ジャマくさ~。
アメリカ人のじいちゃんに近いおっちゃんが乗ってましたね。
あちらの方が少し新しいので、顔面がちょっと違いますが、まあ、ほぼ同じ。
あ、クルマのことですよ、運転手じゃなくて。
そのうち、前に出られてしまったので、ならば後ろから追っかけましょう。
今度はコロちゃん、縦並び。これもウザって~。
うむ、我がコロちゃんよりちょっと新しいうえに、だいぶと小奇麗ですな。
なんか、光ってるし。
それにしても、カッコいいね、コロちゃん。
世間の人々には、あまり理解されないけど。
迷車会メンバーでも唯一ほめてくれるのは、1949ジープのハナダ君だけだ。
まぁ、いいじゃない、気に入って乗ってんだから。
ほれ、虹までかかったよ。
しかも、ダブルで。
こわいウワサ!!!
どこから出るのか、いろんなウワサ。
こわいウワサ・・・・・・。
まぁ、自分が子供の頃も、学校で色々なウワサがあったけど・・・・・。
何でか知らんが、学校が昔はお墓で、今でも地面の下には・・・・・おひょひょひょひょ~。
みたいなコワイうわさが多かったような。
ウチの息子たける “通称、たけ” は、ミドルスクール、日本で言うとこの中学生だけど、
やはり学校でヘンなうわさはあるらしい。
またそれをみんなして信じてるのが微笑ましいけど。
いま、たけがビビっているウワサは・・・・・・。
“マウンテンデューを飲むと、ち○こが小さくなる”
どーなんでしょうな・・・・・。
友達同士で、“オレ、けっこう飲んじゃってたよ・・・・・”
とか、心配してますが。
先日も、キッチンに娘の飲みかけのマウンテンデューがあったので飲んでいると、
たけに見られてしまった。
“うお~!!飲んでる~!!”
と、たけはビビってましたが。
息子よ、明るい未来を期待している君たちと違い、
もはや父のモノは少々縮んだところで特に影響はないのだよ。
おいしくマウンテンデューをいただくとしよう。
しかしまぁ、こういうことを信じてるんだから、かわいいもんだ。
この年頃の男子は、女子に比べて圧倒的にバカである、というのは日本もアメリカも同じか。
単純でおもしろい、息子。
先日も、コーヒーテーブルの上にどこだかで貰って来たらしい、デオドライザーというのか、
コロンというのか、男性用のがありまして。オイラは全く使わないのだが。
それを見た、遊びに来てた迷車会メンバーのとも象が息子に、
“たけ君、明日それつけて学校いってごらん、女子にモテモテだよ。
浴びるくらい、つけてったらいいよ”
と言ったのだが、息子は関心なく、いいよそんなの、女子なんて、てな感じだった。
しかし・・・・・
翌朝、まぁ、たけの臭いこと臭いこと、浴びるようにつけちゃったらしい。
そのまま学校行ったけど、玄関がデオドライザー臭かったもんな。
で、その後特にモテたということは聞いていない。
情報によると、たけは金髪、青い瞳の女子がお気に入りだそうだが・・・・・・・。
“少年よ、大志を抱け、マウンテンデュー飲むな、コロンを浴びよ”
ま、がんばって欲しい。