岡山かなりや学園50周年記念の集いに参加しました
こんにちは、ふじおです。今年は岡山かなりや学園が創設されて50周年の節目の年ですこの半世紀の間に人工内耳が開発されるなど、補聴装用機器の技術も日進月歩技術の躍進は目を見張るものがあります。いずれはAIを搭載した人工内耳が開発され、自動的に音量の調節をしたり、聴きたい音だけを聴くことができたりと、健聴者が当たり前のように使っている聴覚機能(内耳や脳)を難聴者も獲得するようになることでしょう。かなりや学園は、昭和50年4月に、全国に先駆けて「難聴幼児通園施設」第1号としてスタートしています。全国的にもかなりや学園が歴史ある施設だとは、『耳科学-難聴に挑む (中公新書 )』を読んで知っていましたが、まさか全国初とは知りませんでした!11月29日(土)に50周年を記念した集いが催されました。会場には当時を偲ばせる写真や「学園報」が創刊号から展示してありました。 会場には多くの卒園児やその保護者が集まり、久し振りの再会で昔話に花が咲きましたそうしたことができるのも、かなりや学園が50年もの長きにわたって難聴児の療育をサポートしてくれたからであり、今なお基幹施設として存続しているからだと思います。改めて感謝、感謝です久し振りに会った先生と話していると、共働きの核家族が増えたことで、以前のようにイベントに参加できる園児と家族が減り、催事も減ったそうです(餅つき大会が無くなった!)その一方で、園児を連れて通園に来るお父さんは増えたという嬉しい変化もありました。つな館では令和6年から、かなりや学園で就学前講座を開催しています。就学前講座では、かなりや学園の先生では伝えきれない、入学前後の実体験を紹介し、少しでも入学前の不安を解消し、準備に入れるよう、毎年プレゼン内容をアップデートしていますかなりや学園でも出来ることと出来ないこと、得手不得手があります。つな館も同様です。お互いの出来ないことや不得手を補いながら、楽しい療育に繋がればと願っていますかなりや学園では、通園していなかった難聴児でも相談にのっていただけるそうですかなりや学園に通園する機会が無かった方でもお気軽にお問合せください。自分たち家族だけで悩むのではなく、どこか一つでも相談できる場所があるということは、気持ち的にも安心できます。もちろん、つな館にもいつでもご相談ください専門家とは違った、あなたと同じフラットな当事者目線でお話しします。33cafeにお喋りしに来て下さいね。次回の33cafeは来年2月に開催予定です(またブログ等で告知します)。