5月31日は金谷小学校での絵本語りの第一回でした。
昨年までは在校生のお母さんが務めてくださっていたのだそうですが、その生徒が卒業して読み手がいないとのこともあって、たまたま、お会いした校長先生(校長先生、お若い!)とお話で意気投合!
そこで、お引き受けすることになりました。
また、子どもたちから全校生徒に向けて「つばさ」というお知らせで、このことが書かれたプリントが配布されて…、えー!そこまでしていただいて…。待っていてくれる気持ちが伝わりました。ヾ(@°▽°@)ノ
読んだ絵本は以前にも紹介をした
- 花さき山 [ 斎藤隆介 ]
- ¥1,260
- 楽天
金谷小学校は全校生徒が42名。
学校の前にはシンボルツリーがあって、温かで穏やかな学校の様子が伝わってきます。
学校を出て、校外学習に向かう時、学校から帰る時にはこの前に集まって、準備ができたら学校を離れるのですが、その時には校長先生からみんなが出て、ご挨拶していくんですね。(ノ´▽`)ノ
その子それぞれの帰る時、出かける時の学校から離れる時の様子がよくわかりますね。
過疎化した学校も悪くないものだとちょっとうらやましくなりました。
今回は初回ということもあって、とても緊張!
それを和らげてくれるような校長先生や学校の教職員のみなさんでした。
一月前にご依頼をいただいて、その間に何度か練習をしたのですが…。
声を出して読むことと、目で読むことではかなり違って、…。
声の抑揚、強弱、間、などなど…。
久々に悩むことしきりでした。
余談ですが、こんな時平日のカラオケルームはいいですね。( ´艸`)
大きな声で練習をしても邪魔にならないし…。時には歌も歌えるし…o(〃^▽^〃)o
新たなカラオケルームの使い方を発見しましたよ。(;^_^A
全校生徒が音楽室に集まって、給食が終わった後に聞いてくれました。
年齢によって理解の度合いも、かなり違うのでこの本を選んだことがどうだろうとヒヤヒヤ!(゚ー゚;
終わって子どもたちから「ありがとうございました。」とあいさつをされた時には何だか照れくさい気持ちが…。
最後にこの本を選んだ理由をお話しました。
「東日本大震災が起こって、多くの人たちがこんな気持ちで過ごしておられるのではないのかと思います。また、今、NHKでも東日本震災のテーマソングとして“花は咲く”という歌が流れていますよね。この歌を聴くたびに、この本を思い出すのです。」
そうだね、こんな時のために歌詞カードでも用意しておけばよかったね。反省!o(_ _*)o
子どもたちの中から、以前金谷美術館で行われたバリアフリーコンサートの時に唄ったことがでて、一緒に口ずさんでくれました。
ヾ(@^▽^@)ノ
その後は、学校の中を案内してくださいました。
少人数のクラスです。だから、6年生は学校全体の行事を支えることになるのですが、これから少子化が進めばこんな学校が増えていくのだと…。
その時に子どもたちの役割も多く、地域との役割も担わなくてならなくなるのだなぁと将来の社会を垣間見たような気がします。
しかし、行き届いた指導と愛情がいっぱいの学校でした。うらやましい気分がいっぱいでした。
子どもたちからの温かな感謝の言葉にこちらこそ、ありがとうございました。素敵な時間の数々を貰ったような気がします。
来月もがんばりますね。反省を踏まえて…。('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*)