昨日は素敵なモザイク画が残る神戸長田の扇港湯さんに行ってきました。
長田はまだまだ銭湯の残る場所。とは言ってもやはり廃業してしまうところは多く、三件だけになってしまったとか。(・_・;

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昭和七年創業です。大正筋と六間道の商店街の中にあって、夕方には買い物帰りにお風呂に入って帰る人がきっと多かったことでしょうね。

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掛け湯文化が残る神戸の銭湯。ここで掛け湯をしてからお風呂に入ります。
関東はカラダを洗ってから入るので、こんな湯船はありません。

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カランの脇にはこんな素敵なタイルがありました。
お年寄りにも使いやすい、立ち上がりに便利なバーもしっかり付いています。

ジャジャーーン‼︎


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ポートタワーが出来た昭和30年代の神戸の夜景がモザイク画になっています。

殿方には申し訳ありませんが、このモザイク画が残るのは女湯のみです。(^_−)−☆

夜景を神戸港から写真で取って、モザイク画にしたそうです。
しかし、このタイルは相当目が細いし、写真の再現だから色の数も多く、時間と労力は相当なものですよ。
素晴らしい!

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サウナのなかのタイルと灯りも何ともオシャレ!

タイルは剥がれたり、割れたりと手間がかかるけどこんな素敵な芸術がすぐ暮らしの近くにあるなんていいですね。
ゆっくりと楽しませていただきました。

ちなみに水風呂は神戸ウォーターとのことで冷たい!

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赤ちゃんを寝かせる台も完備していて、お母さんがゆっくりお風呂に浸かっている間は誰かがあやしてくれたり、見守ってくれているので安心です。

子育てしやすい街ってこんなことから始まるのではないかなと…。

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お年寄りの方々は、お風呂上がりに互いに湿布を貼りあったり、街場の暮らしの社交場がここには色濃く残っていました。

長田は職人さんの街。
せっかちな気風が残る街だけど、あったかい人情の街ですね。

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菊水温泉
あー、日本酒、飲みたい!
帰りに冷で!
寿司だって、蕎麦だって、銭湯の周りに付き物だったんだけどね。
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萬歳湯さんの前は有名な、そばめし発祥の青森があります。

長田に残る銭湯です。

この日は揚げたてのコロッケを頬張ったり、神戸たこ焼き 焔楽さんで具材を変えたオリジナルたこ焼きを食べて、長田を満喫させていただきました。

あったまりました。

次はかき氷かな?

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帰りにはぼっかけ焼きそばと焼き飯、そして蒸し鶏などをお土産に楽しい長田町歩きを堪能しました。

あ、長田には神戸映画資料館もあって、『あったまろ銭湯』を上映していました。
淡路 岩屋の銭湯が舞台の映画。
今度は淡路まで出かけてみましょうかね。(^_−)−☆