それぞれに二度ずつ世界チャンピオンになった結弦くんとハビエルが、
互いの才能を認め合って築いた厚い友情で、
日本・スペイン両国の友好関係にも寄与したと、
スペイン日本財団から表彰されました。
スペイン日本財団の今年度の
— equipo_javier_japon (@equipo_javier) October 23, 2019
FCEJ Awardsが@javierfernandezと羽生結弦選手に授与されます。プロフェッショナルな関係を築き上げた両選手、ともに2度の世界チャンピオンであり、互いの才能を認め合い厚い友情を築き、両国間の友好関係にも寄与したと認められました。
🇪🇸大使館にも写真がありましたね pic.twitter.com/KDq8KAd5R3
“Lloré por la medalla de Javier Fernández, era su sueño”: El japonés Yuzaru #Hanyu subraya el bronce de su amigo y compañero https://t.co/G7bi6eDJkw @mundodeportivo pic.twitter.com/MZ0TvNSUyw
— JapanEmb_Spain (@JapanEmb_Spain) February 27, 2018
ハビが、
結弦くんのクリ家入りをOKしたところから始まった二人の縁。
(クリ家に渡る前年、初めて一緒の表彰台に乗り、
急成長を遂げつつ、コーチと良好な関係を築くハビの姿を間近に見た結弦くん。)
ハビはマイペースで
結弦くんは沸騰したヤカン。
結弦くんは、ハビのサルコウに憧れてクリ家に来たけど、
ほどなく、ハビのトウループの軸が結弦くんそっくりになった。
ザアイスで、ゆづるくんをおんぶして周回してたの、
見てた方が羨ましい。
懐かしすぎるフィナーレの抱擁。
どう考えても、普通はあり得ないトップ男子の友情。
ライバル心が敵対心というよりも、
共感とリスペクトに満ちていたことは、
二人の心根の美しさと、
人としての暖かさゆえ。
「ここにいるひとの誰が一番、今、助けを必要としているかを、
いつも感じるようにしている」と語っていたハビ。
英語が不自由で、言いたいことも伝えられず、
内にこもるしかなかった結弦くんの状況を、
同じように、英語がわからないままスペインを出てしまったときの自分に重ねてもいただろう。
「年が近いからお父さんじゃないんだけど」と結弦くんに言わせてしまったときには、
笑ったなあ。
結弦くんの首筋に手のひらを当てて顔を寄せるしぐさは、
父親が息子を慈しむような優しさに溢れてた。
(スモメダ会場でじゃれ合う二人・・)
(こらこら・・メダルをおもちゃにしては・・・な二人)
泣きじゃくる結弦くんを抱きしめてたのは、いつもハビ。
ていうか、結弦くんは、ハビに慰められた時だけ、
どうにも涙が止まらなくなっちゃったんだよね。
抑えきれないほどの気持ちが、あとからあとからあふれてくるから。
平昌前には、
さまざまなひとたちに、結弦のケガはどうなのかと問われたが、
ハビは決して口を割らなかった。
それぞれに、
国を背負っていた二人。
真の友情と、
スポーツに対する誠実さ。
これから先、何十人も何百人も、
同じ拠点で練習するアスリートはいるだろうけど、
彼らのような深い絆で結ばれ、
互いを支え合い、リスペクトし合うアスリートは、
二度と出てこないだろう。
この二人を応援できたことを
誇りに思うし、
幸せだったと、
ただただ、感謝。
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