本日2本め
コフトンくんが引退を発表しました。
結弦くんより1歳年下で、
結弦くんのライバルの4回転ジャンパーとして知られた時代も(ほんの一瞬とはいえ)あった選手。
結弦くんについては、いろんな思いを抱えているに違いないと、
「ユヅル・ハニューを恨めしく思わないか」みたいな質問されてたことも、思い出す。
(もちろん彼は、その度には、僕らは友人だと答えていた!)
そんな彼が、さいたまワールドの結弦くんについても語ってくれてた。
先のワールドで、何が一番印象深かったか?と問われて、
「羽生結弦だ。
チェンに負けたことは、気にならない。
勿論ネイサンは信じられないくらいクールだった。
でも、彼の演技から、僕は感銘を受けはしなかったから。」ってね。
https://rsport.ria.ru/amp/20190423/1552960316.html?__twitter_impression=true
そして、コフトンくんは、結弦くんにはもう伸びしろがないと思って残念がってたが、それはちょっと違うかな?とも思う。
結弦くんは、たしかに、コフトンくんと同年代だし、コフトンくん同様、完治の見込みのない怪我も抱えている。
でも、これからまだまだ、やりたいことがあって、
それをやるためのスキルも意欲も、
溢れている。今大会は、怪我からの治癒途上にあったから、彼の頂点は、まだまだ先。
日本のアイスショーにも出てくれたね、コフトンくん。
ソチと平昌の間のオフシーズン、
やたらめったら上半身の筋肉を鍛え、スーパーマンみたいになっちゃったこともあったっけ。
ペアの元五輪チャンピオン、トランコフさんに「逆効果だから、やめろよ」と言われ、シュンとしてたこともあったなあ。
※コフトゥン、ヤグディンを弱虫呼ばわりし、トランコフは羽生とフェルナンデスを例に挙げる
ユーリさんが和訳してくれたコフトンのインスタには、
「(結局オリンピックに出られなかった男子)」と、自虐的に表現してたりして、なんとも複雑な気持ちになる。
https://russianfigureskatingforever.blogspot.com/2019/04/Kovtun-instagram.html
ソチでは、ほんとはコフトンくんがロシアの1枠で出るはずだったけど、タラママの鶴の一声をきっかけに、
強心臓のプルさまを引っ張りだすことになってしまい、
コフトンは補欠に。
今でも、あの采配について考えると胸がしくしくする。
結局、プルさまは腰のねじが折れて、滑れなくなってしまったものね・・・。
平昌五輪の代表も逃がし、
でも、今シーズンは、最初はいい感じだったけど、
ワールドの代表に選ばれながらも、またもや、欠場。
なかなか結果を残せず、残念な思い出ばかりが蘇る、
そんな選手、コフトンくん。
その上。。。。
なぜか、多かったんだよね、
結弦くんの次の滑走順を引き当てちゃうことが。
今ほど沢山のプーが降り注いだ訳ではなかったけど、
それでも、投げ込まれた無数のプーに集中力を奪われた感の演技をしちゃったこと、一度や二度じゃなかった気がする・・・。
特に、結弦くんが6練の衝突事故で流血しながらFSを滑り切った、驚愕の中国杯2014、この時も、コフトンくんが結弦くんの次だった。
しかも、コフトンくんがSP1位だったから、
フツーに滑れば、逃げきりで優勝できるっていう場面。
どんなにか大きなプレッシャーだったかと思うよ。
結局彼は、見事に優勝した。
そんなこともあったね。
コフトンくんは、ある意味、元祖・4回転ジャンパーの一人。
(ケヴィン・レイノルズと共にね!!)
バンバン着氷させていた時代もあった。
でも、あまり点が伸びなくて、結果には結びつかなかった。
理由は、SPの単独ジャンプの前にステップを付けられなかったから。
そうなんだよ!!!
あの頃は、
ジャッジはちゃんと仕事をしていたの。
いったいいつから、
ジャンプの前のステップを抜いても減点されなくなったんだっけ?
ねえ、いつからだっけ???
なんとなくの印象はあるけど、
朧気な記憶で書くのは気が退ける・・・。
コフトンくんは、指導者としての勉強も始めているとのこと。
同じ年頃のガチンスキー先生みたいに、
キスクラに座る姿を見る日も遠くないかもしれないね。
幸多からんことを!!!!!
ところで、こんなの作ってくれた方がいた。
◆2018-2019シーズン GOEまとめ
https://m.weibo.cn/status/4364186119303186?#&gid=1&pid=4
あきらかに、米勢ががつんがつんと加点を貰っている。
彼らの滑りが、
個性の差を飛び越えて、価値があるということか?!?!
ジャンプ
スピン
コレオ
ステップ
むむむむむ。
基礎点の高い方の4回転ジャンプを、転ばずに着氷したら、
PCSも、ステップやコレオのGOEも、
みんな連動して高くなっちゃうんだな、ってこと?!
それとも、米国勢には素敵な下駄が用意されていたの?
特に、ネイサン。
って思わされてしまうような点数だなあ・・・。
来シーズンはどうなるんだろ。
米国ジェイソンと、結弦くんの両方を抱えるブライアン、
だから、分析に時間がかかると言ったんだろな。
ジャンプを跳んだこともないジャッジ。
ステップを踏んだこともないジャッジ。
いよいよ高難度化が予想される来シーズン、
彼らがどんな風にジャッジするのだろうか。
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