ブライアンインタ「僕にとっても学びだった」 | 見上げれば、青空 ~羽生結弦選手に夢を託して~

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励まされ、受けとめられて、初めて人は、生きていけるのかな?

コメント、嬉しいです。
励まされないと、何もできない性質なので・・・・。
って、いきなり弱気?

フィギュアスケートの羽生結弦選手を応援しています。

苦しい程に結弦くんが好きな方、ようこそ!

※BBマガジンの感想は、昨日の記事です。
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆

ブライアンのインタ、ミッツさんが和訳&ご紹介下さいました。


結弦くんの平昌の復帰方法に寄り添い、謙虚にも「学んだ」とおっしゃる、流石です。そういうところも、結弦くんがブライアンを尊敬する理由の一つなんだろな。


(画像は、中日新聞よりお借りしました)



(続き)
の状態に戻したがるが、それは不可能だ。何らかのプランを立て、体の状態に耳を傾け、今まで通り(怪我する前)の状態まで体を戻せるよう十分の時間をかけることだね。

自分もスケーターだったから言えることだけど、どの選手にも共通することは、だんだん我慢できなくなり、すぐ元の状態に戻したくなり、それがストレスになるんだ。泥沼にはまり、行き詰まってしまう。

昨年ユヅとオリンピックへ向かう準備をする中で、彼が辛抱強く取り組んでいたことからたくさん学んだよ。彼には優秀な医学・理学療法士が付き、ほんの数日で競技レベルまで戻す様な無理をせず、日々達成できる小さなゴールを定めたんだ。(普通は)出来ないことだよ。



彼から、その辛抱強さから沢山のことを学び、彼はオフアイストレーニングも沢山した。実際のジャンプやスピンやランスルーとは別に色んな事に取り組んでいた。

メンタルトレーニング、イメージトレーニング、ビジュアル化も沢山やっていた。他の人達がフィジカルトレーニングする中、彼はメンタルトレーニングを行い、通常成し得たことよりかなり進めていた。

それが去年の彼の強さで、そこからも沢山学んだ。時間を賢く使い、通常は取り組まないことに焦点を当てること。僕にとっても学びだったし、今ではブランクから復帰する生徒達にもその手法で取り組んでいるよ。実際、物理的に準備を整えるということなんだ。



(ケガから復帰する選手の準備が整ったか、どのレベルで事を進めるべきかはどう判断する?)

ただ体の調子に耳を傾けることだね。独りでは出来ない。誰かの助けを借りないと。僕の担当は氷上だ。(中略)ユヅの氷上復帰時は、ターンやストローキングを少しと、シングルジャンプのみから始めた。それと同時に、これがこなせる体のになるよう、オフアイスで何時間ものトレーニングをしていたよ。少しずつ進めていくしかないんだ。

(メンタル面に関してスポーツ心理学師は必要か?)

もちろんだよ。人によっては常に付けてる自分もそうだった。ケガしたからって突然スポーツ心理学師とやっていけるわけじゃない。セラピストやコーチとの対話が必要だ。

書面にした何らかのプランが必要だ。今週何を成し遂げるべきか、今日何を成すべきか、今から3週間後どんな状態でありたいか?

ユヅがオリンピックへ向かう時は、6週間でピークを持って行けることが分かってた。ケガから少しずつ回復した時期は、文字通りオリンピックのFPの6週間前だったよ。

それ自体が心理学だね。"よし、6週間あれば出来る。前にも6週間で仕上げられた。いいか、実際6週間あるぞ"ってね。

肩の重荷が取れた様な感じだったね

(生徒が体調的・精神的にどんな状況か見極め、それに合わせてレッスン内容を臨機応変に変えたりもする)

場合によっては、"明日休みなさい。その間こういう事をやって。ハビみたいに一日中プレイステーションやるんじゃないよ"と言うこともある。計画立ててリフレッシュしろと支持する。
(以上、ミッツさんのツイートから、感謝してお借りしました。m(__)m)







普通の選手なら、氷上練習ができないとき、あるいは、身体を休めろと言われると、のんびりゲームして時間を浪費してしまうところ、

結弦くんの場合は、「通常は取り組まないことに焦点を当てること」つまり、筋肉のことを学ぶために学術論文まで目を通すなど、幅広く、しかも深く学ぶために、その時間を有効に使った。

その姿勢が勝利に繋がったことを、他の生徒たちにも伝えているんだね、ブライアンは。

怪我のために身体が思うように動かないとき、大きな目標、たとえば、「3か月後の五輪で金メダルを獲る!」という究極の目標があることで意欲を持ち続けることは、誰でも実行するけれど、

その目標と今の自分のレベルの乖離の激しさにメンタルをやられてしまう、あるいは、無理して怪我を悪化させてしまうことは、よくみられること。

でも、大きな目標だけでなく、それを細分化させてスケジュールに載せた「日々達成できる小さなゴール」に集中して実行していくことで、

日々、達成感を得ることで、メンタルを保ち、ゴールへの道筋を着実に歩んでいくことが、怪我の多い競技の選手にとって最良かつ不可欠な方法論だと学んだと、

謙虚にもブライアンが語っていることが、
とても素敵だなと思いました。

ともすれば、コーチである自分の成果だと喧伝することだって可能なのに。

でも、人として、何が一番大切かを知っているブライアンだから、
ユヅから学んだと、語ることができるんだねって、

改めて、そんな環境に結弦くんがいることが、とてもとても幸せだと思いました。



(中日新聞)


怪我が治る前に世界選手権に出て、
今また、加療中の結弦くん。

氷上に、出てはいるみたいだよね、ラヤくんありがと。

ブライアンたちのリスペクト溢れる視線に包まれて、
日々、治療とリハビリと、プラスアルファの学びの日々を過ごしているんだろな。



(ブライアンのインスタより)



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