宇宙船ポッドについて【ドラゴンボール】 | イマジンテラー

イマジンテラー

漫画などの内容を斜め上から紐解く妄想の語り部

ドラゴンボールに登場する個人用乗り物で恐らくトップクラスに早いのはサイヤ人達が乗っていた一人乗りの宇宙船ポッドだろう。

この宇宙船ポッドの性能に関してはあまり本編ではあまり語られていないが可能な限り妄想してみたい。

 

耐久性

 

 

大気圏突入、着陸とそこに生命体が居ようが整備されたインフラがあろうが関係なく突っ込んで着陸するところをみると、着陸場所の環境は殆どチェックはしていないだろう。

それだけに装甲の強さは相当なものだろう。

また搭乗者は誰もシートベルトの着用をしていない。

にも関わらず安全性が確保されているところを見ると相当高度な衝撃吸収性を誇っていると推測される。

しかしこれらの耐久性は当然で、サイヤ人は子供を異星に送り込むのだ。

子供が着陸の衝撃で亡くなってしまう事態だけは避けなければならない。

また異星人を絶滅後は惑星ベジータへ戻らなければならないので十数年はメンテナンスフリーで稼働保証できねばならない。

それは装甲だけなく電子機器もそうだ。

これはかなり高い製造技術だろう。

 

睡眠装置

 

 

ベジータとナッパが1年間睡眠をとることが可能ということは何かしらの睡眠装置がついている筈だ。

また睡眠中に床ずれを起こしている様子はないのでその辺りのカバーもできるのだろう。(プロテクターの可能性もあるが…)

これは恐らく上記の衝撃吸収を兼ねた椅子がポイントなのかもしれない。

意外と座り心地がいいのだろう。

他にも点滴に代わる栄養補給の仕組みや戦闘員の筋力低下を防ぐために電気で筋肉を刺激するEMS(Electrical Muscle Stimulation)のような装置も搭載しているはずだ。

 

生命維持装置

 

 

ベジータが地球から帰還する際に使用していた装置だ。

どのような仕組みで生命維持を行っているかは不明だが恐らく顔を覆っているマスクはメディカルマシーンと同じようなものだろう。

メディカルマシーンについてはまたいつか考察するとしても、恐らく酸素と生命維持に必要な栄養や麻酔等の薬品が出てくるのではないだろうか?

 

燃費

 

 

無重力である宇宙空間での移動はともかく惑星の重力圏を突破するには大量のエネルギーが必要だ。

恐らくだが惑星ベジータのように地球よりも重力が強い星も当然存在している。

その星々をエネルギーの充填をせずに惑星間をハシゴできるということは相当燃費がいいか、エネルギータンクの性能が良いのだろう。

しかも着陸の衝撃に耐えられるものだ。

もしかしたらソーラーパネルのようなものが付いているのかもしれない。

 

宇宙(スペース)ナビゲーション

 

 

恐らくスカウターと同じく(参照)位置情報はサーバーで管理されているだろう。

ただ宇宙空間を高速で移動している最中に逐次通信しているのかある程度は自身で計算しながら定期的に修正をしているのかは不明だ。

また宇宙の地図もインプットしているはずだ。

恐らく定期的に地図情報を更新しないと新しい惑星を発見したり、フリーザが破壊したりした場合に困ることになりそうだ。

 

空調

 

 

密閉空間で長時間移動可能な宇宙船ポッドは当然内気循環型空調でありしかも酸素の供給が可能なはずだ。

だがいくら酸素を供給できると言っても限度はあるだろうから船内でパワーボールを作ると酸欠になる可能性は高い。

もっとも大猿になったらいくら耐久性に優れていようとも船が壊れると思うが…

 

リモコン

 

 

そして自爆装置がついているのはスカウターと同様(参照)に敵に奪われた時の安全装置だろう。

また悟空が子供の頃に乗ってきた船は旧型でリモコンはないようだ。

 

 

おかげでブルマの誤操作による自爆から難を逃れることができた。

恐らく星ひとつ分くらいがリモコンの有効範囲なのだろう。

 

いかがだろうか?

これほどコンパクトで高性能な宇宙船ポッドは恐らく気軽に買えるものではないだろう。

恐らくラディッツあたりは異星人へ星を売るビジネスの先行投資としてローンで購入した可能性もある。

 

 

惑星フリーザの人間が「丸形!!戦闘員だぞ!」と言っているので恐らく一人前の戦闘員なら宇宙船ポッドの一つくらい所持していないとダメな風潮でもあるのだろう。

なので一般のスタッフはフリーザが乗る大型船のような居住可能なサイズの宇宙船で航行すると推測される。

 

最後この宇宙船ポッドの注意点だが、まず閉所恐怖症には向いていないということだろう。

また長期間移動するにも関わらずトイレがないのである程度空腹の状態で搭乗したほうがよいかもしれない。