ハドラー危機一髪【ダイの大冒険】 | イマジンテラー

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ダイの大冒険に登場する元魔王であるハドラー

彼の体内には黒の核晶(コア)というヴェルザーすら二度と使用しなかった忌まわしき超爆弾だ。

 

 

この黒の核晶(コア)は超魔生物になる前に既に埋め込まれていたようで、改造の際にザボエラが発見している。

 

 

ということはどこかのタイミングでバーン、もしくはミストバーン辺りが埋め込んだということだろう。

いや、もしかしたら性格的にキルバーンに命令して行った可能性もある。

 

ではいつ誰がどのタイミングで埋め込んだのだろうか?

 

  • 13年間眠っている間に埋め込んだ。
  • ハドラーがアバン討伐の褒美としてもらった新しい肉体に埋め込んだ。
  • ヒュンケルに倒されたあとミストバーンが復活前に埋め込んだ。

 

など様々考えられるがバーンはハドラー死の淵から救う際に埋め込んだと証言している。

 

 

死の淵ということは死に際なので完全に死んでしまったヒュンケル戦ではなくアバン戦だろう。

もしかしたら13年間も"魔力を蓄えるため"に眠ったのは黒の核晶(コア)が原因かもしれない。

 

 

さてそうなってくると、よく今まで爆発しなかったと言わざるを得ない。

ハドラーがバラン・ダイの親子と戦ったときは既にいつ爆発してもおかしくないくらいに魔法力が貯まっていたようだ。

だが魔法力が貯まりきる前であっても何かしらの切掛があれば爆発する可能があるのではないか?

 

そしてハドラーは何度もダイたちと戦っている。

その戦いの最中に爆発の危険性があったに違いない。

今回はその辺りを少し妄想してみたい。

 

対アバン(デルムリン島)

 

 

先にも述べたが、メガンテの爆発で誘爆される可能性があった。

この場合デルムリン島は消滅だろう。

流石に鋼鉄変化呪文(アストロン)が黒の核晶(コア)か不明だが仮に耐えられたとしても吹き飛んだ島の後動けないまま海底に沈んでしまう可能性がある。

ダイなら生還できる可能性があるがポップやブラス、ゴメちゃんあたりは水圧に耐えられずに死亡するかもしれない。

 

対ダイ(デルムリン島)

 

 

ダイとの戦いではダイのアバンストラッシュが黒の核晶(コア)付近に命中している。

アバン以上に深い傷を与えているが、もし両腕がなければ更に深く傷ついていた可能性がある。

この場合も誘爆したらアバン戦と同じくデルムリン島が無くなることは確定だ。

 

対ヒュンケル戦(バルジ島)

 

 

ヒュンケルのグランドクルスも危なかったが何よりもブラッディスクライドや魔剣の串刺しは一歩間違えればそのまま爆発したのではないだろうか?

これで誘爆したらバルジ島は消滅だ。

恐らく殆どの主要キャラは死亡すると思われるし、バルジ島の近くにいるマトリフの隠れ家に避難しているパプニカ一行は全滅すると思われる。

 

対マトリフ・ダイ・ポップ戦(テラン王国)

 

 

この戦いもハドラーは下半身を失うほどのダメージを受けている。

もしこれが上半身であったら恐らくテラン王国もろとも消滅していた可能性が高い。

 

対ダイ(死の大地近海)

 

 

ダイのライデイン魔法剣によるギガブレイクが仮に超魔爆炎覇に打ち勝っていたらそのままミストバーンやキルバーンを巻き込んで死の大地を吹き飛ばし大魔宮(バーンパレス)が浮上していたかもしれない。

 

 

いかがだろうか?

もし黒の核晶(コア)の存在を知っていたらあれほど勢いよくハドラーに攻撃はできなかっただろう。

そして万が一爆発したらバーンの計画は成功していたはずだ。

いや、そもそも最初からピラァ・オブ・バーンに搭載されている巨大な黒の核晶(コア)で問答無用で吹き飛ばしておけば済んだ話わざわざ魔王軍を編成したことによって敗北してしまった。

 

 

結局心のゆとりではなく慢心であったのだ。