志々雄真の資産【るろうに剣心】 | イマジンテラー

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るろうに剣心の主人公緋村剣心の宿敵である志々雄真

今回は彼の資産状況を少し妄想してみたい。

 

 

まず彼には十本刀を始め全国に沢山の部下が居るようだ。

その情報網を活用して影で大久保利通の暗殺を成功させている。

恐らくその部下は専属で志々雄の身の回りやアジトの管理をしているものから普段は市井で生活しつついざという時は志々雄のために動くようなスパイのように働く部下も居るはずだ。

恐らくアジトなどで専属で働く部下はほんの一部でその大半は全国に散らばっているとみられる。

そして一般市民にまぎれている部下は当然生活のために働き、その上で志々雄に上納金として一部を収めているはずだ。

志々雄の収入源の一つだろう。

 

 

また新月村を始め既に占拠した十の村からは当然税が収められる。

これも大切な収入源の一つだ。

だが新月村を見てもわかるがあまり村の発展には力を入れていなさそうなので収入が増えにくいと思われる。

 

 

他にも政府の中に志々雄の息のかかった人物が居り、幾つかの政策で志々雄が有利になるような取り計らいをしている可能性もある。

志々雄が国内で起こす予定であった「国盗り」による混乱で儲けが期待できる闇の商人などは志々雄のパトロンであった可能性も高い。

そうやって貯めに貯めたお金の3/5を叩いて購入したのがかの大型甲鉄艦"煉獄"だ。

 

 

さてその煉獄がいくらで購入したのかがわかれば志々雄の資産が何となく見えてくるのではないだろうか?

 

煉獄は恐らく当時の甲鉄艦である東艦(あずまかん)(ストーンウォール号)と同じモデルだろう。

残念ながら披露パーティー直後にどこの馬の骨とも分からない東京の喧嘩屋に沈められてしまったが、恐らく当時の最先端モデルだ。

 

 

東艦(あずまかん)は当時40万ドルで幕府が米国から買い付けている。(製造はフランスだ)

志々雄真の場合正規のルートではないので実際にはもう少し高く、更にはブローカーである雪代縁にもそれなりに支払いをしているはずだ。

いくら方治が交渉上手と言っても限界があるはずだ。

値引きは難しいだろう。

 

日本にそのまま入港してしまえば当然バレるのでどこか縁のツテで偽装を施した後に入港しているはずである。

しかも外装を爆破して離脱することが可能な仕掛けまで用意している。

その分も含めると結構かかっているはずである。

 

 

仮に仲介手数料や偽装費用など諸々含め総額が60万ドルだったとしよう。

そうなると大体100万ドルが志々雄の全財産になる。

ちなみに明治4年に制定された新貨条例によると1ドル=1円らしい。

もちろん今の1円とは価値が違うので現代レートではない。

 

だが大体志々雄の全財産がわかった。

 

そしてそこからわかったことは、彼は剣腕よりもビジネスの方が才能があったということだ。

組織作りも成功し、自身のプロモーションも上手い。

ワンマン経営ではあるがやり手の起業家としては申し分ない。

 

 

彼にはビジネスを介してで日本を強くしてもらいたかった。