行政に学校行事を参加確認を依頼する申立書の例 | 子の連れ去り被害に遭わないために。親子断絶防止(共同養育)するために。

子の連れ去り被害に遭わないために。親子断絶防止(共同養育)するために。

有責配偶者による子どもの連れ去りを防止。また親子断絶にならないように法律を学び、より良い世の中に変えていく。共同親権、共同監護、共同養育を大切に。子にとって親という存在は一番の宝物。ツイッター(@hanabizone)でも情報発信中。

▼概要

同居親と別居親は、同じふたり親である。それぞれが子どもを見守ることができる。いきなり行政にいくとリソース対応ができないことがある。そこで予め事情を伝えておき、信頼関係を築くことがよいと思う。

 

▼想い

親子の繋がりがあることによって、「子ども」も「親」も心理的に安定する。

 

 

 

申立書のテンプレートポイント:子どもの幸せを最大限に


申立書

*****教育委員会

*****小学校 

学校長

**** 様

住所:****

氏名:****

拝啓

平素より、**市の行政を支えてくださり、感謝申し上げます。

この度は、子(現在、小学校*年生 氏名:***)の学校教育に関するについてご連絡いたします。お伝えしたいことは、「経緯の説明」「学校行事への参加」「保護者登録」「成績通知表、出席状況、健康診断などの情報」「社会情勢」について5点でございます。

 

 1.経緯の説明

まず初めに、これまで家庭環境の経緯についてお伝えしたいと思います。

 

****(個人の事情を書く)******

 

これまで積極的に双方の親が子の育児に取り組んで参りました。しかし残念ながら、子どもにとって意図しない子の連れ去りが起きました。連れ去りとは双方の親の同意に寄らず片親のみの意思で子の居住を変えることを意味します。

 

子どもの意思としては、もともと**市の学校に登校したいことを明確に意思表示していました。第*子(*名前*)は、***というように友達関係もよく、本人の登校意欲も高い状態でした。ところが、片親のみの申請により、様々な行政手続きがなされました。この手続きがなされていることは、把握していない状況です。子どもの生活環境を変えることによって著しく心理状況に悪影響を及ぼすことにつながりかねない状況となっているだけではなく、良好である親子関係を絶つような形となっており、このままだと心理的に不安定な状況になっていくことを懸念しました。そこで子の福祉を第一に考えて、親として子どもの成長をサポートしたいという強い想いから、ご連絡することに致しました。

 

 

2.学校行事への参加

 令和*年*月*日の***行事について、子どもの成長が見届けられるように参加したいと考えています。なお法的に公共機関で会うことを妨げるような法律はないようです。また他の自治体にはなりますが、学校行事以外でも同居親の意思に関わらず面会交流ができるように公文書が各学校などへ配布されています。そのなかでは、学校における親子の交流自体が成長を促進することが認められており、むしろ法的観点から別居親からの意向を拒否することができないことが明示されています。どうぞご配慮いただけると幸いです。

 

3.保護者登録の件

 令和*年*月*日**市の教育委員会に電話連絡し、***様にて簡単なご説明を事前にさせていただきました。そのうえで、子どもの成長が健全になるように最大限の配慮をし、検討をしてほしいということ要望させていただきました。現状では、(1)親権者として子に紐づいて登録できないという仕組みがあること、(2)学校からの保護者への連絡がなされない、ということであれば、保護者として子ども接することができず、監護する(子を見守る)こともできないことを危惧しています。

 

もし緊急連絡時が通じなければ、子の医療に関する判断が難しいと考えています。また災害などに遭遇したときの安否確認やその後の対応ができないと思います。そのため「①保護者登録」および「②学校から保護者に対する伝達事項を確実にする」ことについて切に願っています。

 

私は、成長を見守る機会として子の福祉の確保を優先に考えています。もし親が学校に行かなければ、子どもは「なぜ学校に来てくれないのだろうか」「他の親は来てくれるのに、自分のことを見捨てられたのではないだろうか」といった想いが強くなっていくように思えます。時系列とともに親子関係が悪化していくのではないかと心配しています。子どもは心理的なストレスから、発汗、動悸、口ごもりなどの変化が現れることがあります。そのような症状が出ることを「片親疎外」とも呼ばれますが、まさにそのような状況にならないことを危惧しています。両方の親から愛されることによって子どもが安定的に成長するということは、様々な学術的な調査からも明らかになってきています。どうかより良い社会になることを願っています。

 

余談とはなりますが、これまでの授業どおり、家族に関連に対する題材を避けることなく、子どもたちの将来につながる教育を望みます。もし、我が子どもが何らかの相談を学校にしてきたときは、本人だけの秘密相談を除き、双方の保護者への情報共有を願っています。そして、子どもの権利条約、学校教育法、児童福祉法、次世代育成支援対策推進法、子ども基本法などの観点からも、子のために親が成長を支えることができるように意義が果たされてほしいと願っています。

 

4.子に関する情報

生活に関する「成績通知表」、「出席日数」、「健康診断」および「学校だより」「学級だより」などの公文書が片親のみにしか通知されておらず、別居親が知ることができておりません。同じ保護者として情報共有を図っていただけないでしょうか。公文書開示請求書や保有個人情報開示請求書などの提出手続きが必要であれば、都度対応したいと思っています。その際には手続き方法などをご教示いただければ幸いです。

 

5.社会情勢

 昨今、未成年の子の両親のいずれか片方が、もう片方の親の同意なく子供を連れ去り別居状態にし、弁護士を介入させた上で離婚調停や訴訟を起こし、別居親に子を会わせず親子関係を断絶させるケースが増加しており、「子の福祉」を毀損させる事態が多数生じています。また、このようなケースにおいては、同居親が離婚を優位に進めるために、同居親が別居親からDV被害を受けたという疎明責任も不要である「DV支援措置」を濫用し、子と別居親との関係断絶を継続させるといった悪質な事案も散見されます。こういった環境に置かれた別居親は、それまでの子との関係は良好であったばかりか、教育面でもしっかりサポートしていた親も多く存在します。子の心身の健康や学業等の状況を一切知ることもサポートすることもできない状況に陥り、更には、同居親と継親、または同居親とその同棲者の養育環境に置かれた子どもが虐待を受けるという事案も年々増加しており、最悪のケースでは子どもが虐待死をしてしまう大変惨く、痛ましい事件も後を絶たない由々しき状況にあります。

 

 

本来であれば、夫婦間で円満に解決すべき事由ではございますが、ご負担をお掛けしていることを大変深くお詫び申し上げます。   

 

※本文の開示範囲は、行政内関係者のみでお願いします。

 

以上、よろしくお願いします。

 

 

※必要に応じて、戸籍謄本、身分証明書のコピー、離婚不受理届(一方的な離婚調停では係争理由にならないこと)も同封してもよいかもしれません。

 

 

▼大東市における学校行事の考え方

 

 

引用元

 

▼文部科学省(令和6年)

スクールロイヤーが機能すれば、極端にどちらかだけ子どもに関わることしかできない状態であれば、軟化していくようにできるのではないかと思う。

引用元

 

 
 

↓行政へ要望しよう

⚫︎保育施設や学校施設での面会交流を実現させよう

 

●学校に別居親の保護者登録を依頼する申請の例

 

●行政に保育園の在園を継続依頼する申立書の例

 

●子どもの様子を保護者として把握しよう

 

●保育園や幼稚園及び学校で氏名を変えられないように依頼する申請の例

 

●行政機関(市役所、区役所、町役場、小学校、中学校、保育園、幼稚園)に相談した情報が守られる権利

 

●学校教育での共同養育_父母双方が関わるためのスクールロイヤー

 

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