他人の音楽に腹を立てる心理と他者を攻撃する人達の話 | 皆見つかさ 公式ブログ 〜ソロアーティストの脳内と日常

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この記事は6190文字です。(読破予想時間:約14分44秒)

 

つい先日、ちょっと気になるブログ記事を読みました。

 

その記事にコメントを付けようかと思ったのですが、長くなりそうだし、多くの方に読んで貰った方が良さそうな気がしたので、記事にしてブログで発表する事にしました。

 

その元となるブログのリンクを貼れば話は早いのですが、ご本人がそれを望むかどうか疑問でしたので、仮にこの方をAさんとして、取り敢えず、要約したいと思います。

 

リンクは後からでも追記は出来ますし、ご本人の希望があればと言う所でいいのではないかと思っています。

 

↓追記・挿入部分

と言ってる間に早々とコメント欄にご本人さんからの許可を頂きましたので、冒頭で書いた“気になるブログ”のリンクを追記させていただきます。(2017.12.7)

 

◇評価/大島へぶんさん

↑追記・挿入部分、ここまで

↓以下、本文に戻る

 

と言う事で、その記事の要点を箇条書きで書き出す事にします。

 

・Facebookに(おそらく急造)ギターデュオをしている自分の動画をアップしたら、一つだけ「ひどいね!」をつけられて、凄く気になるしキツい。

 

・その動画は、Facebookと言う自分に好意的な人同士の空間なので、特に技術を見せびらかすものでもなく、楽しく演奏出来た記録や日々の活動の報告として残しただけものである。

 

・「ひどいね!」を付けた人は、フォロワーではなく、その人の動画を見ると、その人は素晴らしい技術と音楽性を持った人物だった。

 

・他人の演奏に腹を立てる人がいるが、自分は他人の演奏を見て腹を立てた事などないので理解出来ない。

 

・過去に高名な音楽家にも、チャージを貰える演奏じゃないだとかYouTubeの動画の演奏のクオリティーが低いとか言われた事がある。

 

・いろいろ考えると怖くなる事もあり、気にしなければいいだけとか、そうはいかない所まできている。

 

当然、他にもいろいろ語っておられますが、ざっとこんな感じです。

 

他の部分は必要とあらば、本文中で紹介しながら進める事にします。

 

 

まず最初に、僕は前にも書きましたが、以前から低評価ボタンなどいらない、失くしてしまえばいいと思ってる人間です。

 

◇ネットの低評価ボタンっている?

 

僕も同じく、やはり、自分の動画に低評価ボタンなんて押されれば、落ち込むし傷付きますしね。

 

それが単なる評価ではなく、他人への攻撃の手段となる事も多いですし。

 

実際に、たった一人の人間に、僕がアップしているほとんど全ての動画に一気にまとめて低評価を押された事が3回程あります。

 

中には押し損ねた動画があったりもしましたが、大半の動画に低評価を押されましたね。

 

今でも、自分の動画についた「低評価1」だとか「低評価3」の表示を見ると嫌な気分がします。

 

そのうち一人は、ネットで少しだけ関わった事がある頭のおかしい奴の仕業なのですが、普通、動画を観て低評価をつける程自分の基準にマッチしなかった場合、同じ人間の動画を全て観たりはしないですよね。

 

なので、一気に低評価を誰かがつけると言う行為は、ほとんど動画を観ずに単なる嫌がらせで片っ端から低評価を押したと考えるのが自然です。

 

どうして犯人が分かったのかって話は、そう言う奴に知恵を付けるだけなので公表するつもりはありません。

 

人にもよるのかも知れませんが、低評価を押されると傷付くと言う人は多いと思います。

 

それが分かった上で傷付ける目的で低評価ボタンを押す人間もいるので、低評価ボタンはいらないと僕は思っている訳です。

 

ただ、Aさんの動画に「ひどいね!」を押した人物は根本的に間違っています。

 

Facebookには低評価ボタンはなく、本来「ひどいね!」も、酷い目にあった人などの気持ちに寄り添う為のボタンで、「いいね!」のバリエーションなのだそうです。

 

これはFacebookが正式にコメントを出しているのを読みましたので間違いないです。

 

でも、上に貼ったリンク記事でも書きましたが、こういう勘違いした使い方や、わざと攻撃手段として使う人間が現れるのではないかと言う懸念は、「いいね!」のバリエーションがまだなくて、バリエーションを作りたいとFacebookが言い出した時から持っていました。

 

結局、勘違いであれ、Facebookがいくら「全てはいいね!のバリエーションだ」と叫んだ所で、動画に「ひどいね!」を押された人を傷付けるには十分なツールです。

 

それは、本来の使い方より何より、押した人間がどういう意図で押しているかが伝わるからに他なりません。

 

 

僕は、他人の演奏に腹を立てると言う事は、今こそ減りましたが、昔はけっこうありましたし、その上でそう言う人間とたくさん遭遇して来ましたので、Aさんと違って他人の演奏に腹を立てる人間の心理は全てではないですが、ある程度は分かります

 

他人の演奏や曲に腹を立てる心理もいくつかあって、一つ目は時間やお金を費やして見たライブが酷かった時。

 

二つ目は、メジャーな曲やアーティストで、自分が全然いいと思わないものの評判がやたら良い時で、腹も立つし、曲もアーティストも嫌いになるって言うのはありましたね。

 

三つ目は、二つ目とちょっと重なる部分もありますが、自分の価値基準と違った方向に曲だとかユニット名のセンスだとかがズレているとイラっとくるって事がありました。

 

後述しますが、要は、そう言った部分が人として未熟だと言う事なのでしょう。

 

一つ目は自分自身の事で、今でもこれは嫌だって内容で、二つ目と三つ目は過去の自分自身の事ですが、ここからは、過去に会った人達の事になります。

 

四つ目は、自分よりイケてる人間を、口で貶めようと必死な人。

 

いくら貶そうと演奏も音も何も変わらないし、評価も変わる訳ではないんですけどね。

 

落ちるとすれば他人を貶してる自分自身に対する周りの評価くらいでしょうか。

 

嫉妬や危機感の様なものも混じっているのかも知れません。

 

嫉妬や危機感を別にしようと思いましたが、四つ目で出てしまいましたので、それでいい事にします。(笑)

 

五つ目は、「音楽舐めてんのか!」って怒り。

 

下手クソなのに目立ちたがりだとか、下手なのにスター気取りだとか、下手なのに自覚がないだとか、下手なのに口だけは一丁前だとか、イラっとさせるパターンもいろいろバリエーションはある様です。

 

六つ目は、自分から見てダサいと思う人間を攻撃しなくては収まらない、いじめっ子気質の様な人です。

 

そのダサいかどうかの判断も、あくまでその人固有の自分基準ってヤツですが。

 

◇ダサいと誰にも言われないミュージシャンはいない

 

今、思いつくのは、取り敢えずこんなトコでしょうか。

 

 

他人の演奏や曲を聴くと、全てが素晴らしいとは勿論思いませんし、あまりいいとは思わないものもあります

 

しかし、それに腹を立てる事は今はもうないですね。

 

特にネットの動画の場合なんて、お金を払ってる訳でもないし、わざわざ足を運んだ訳でもないですしね。

 

自分が勝手に見てるのであって、嫌ならストップボタンを押せばいいだけです。

 

「つまらない」「下手だな」「ダサッ!」「キモい」などと思う事は勿論あります。

 

でも、それにわざわざコメントしたり低評価をつけたりなんて事は、僕はしませんし、勿論、腹を立ててる訳でもありません。

 

ちょっと補足しておくと「下手だな」って場合は、下手でも気分が良くなるものもあれば、あまり聴く気になれないものもあって、必ずしも下手だからダメって訳ではありません

 

昔は、腹を立てる事も多かったのに、いつから腹を立てなくなったのかと訊かれれば答えは簡単です。

 

自分の世界観が明確に出来始めて、一心不乱に音楽に明け暮れる様になってからです。

 

そうなると、他人の事はあまり気にならなくなります。

 

他人が成功して様と下手であろうと上手であろうと不当な評価で売れて様と、自分の音楽活動には一切関係がない事ですしね。

 

他人の事より、今、自分がやっている事をどうやって形にしようかだとか、今後の展開だとか、来週のスケジュールだとか、気になる事がたくさん有り過ぎて、他人の事を持ち込む余地はありません

 

それより何より、何か一生懸命になれるものが走り出した時は、「今まで何をあんなに怒ってたのだろう?」と自分で思える程、いろんなものを許容出来る様になっているものです。

 

これは部分的ではありますが、人間的な成長です。

 

怒る理由を6つ程ピックアップした時に、後述すると言ってた部分です。

 

スポーツでも音楽でも、学校へ通ってる時代なら部活なんかもそうですが、何かに夢中になれる事を見つけて、それを一生懸命にすると言う事自体、人間を大きく成長させます

 

言い換えれば、まだ、夢中になるものを見つけていない人は、そこがまだ未熟だと言えますし、夢中になったのは部活など過去の話だと言う人は、成長も学生レベルで止まっているのかもしれません。

 

やはり、こう言う経験は一回したからいいってものではなく、経験値が物を言う筈ですから。

 

ここでAさんに「ひどいね!」を付けた人に話は戻りますが、Aさんによると、その人は技術も音楽性も高いそうですが、他人の事がそんな風に映っている人って、一人の表現者としてどうなんだろうってのは、正直思いました。

 

小手先はそれなりにテクニカルなのかもしれませんが、何かを表現したいのなら、やっぱり他人の痛みは知っておいた方がいいと僕は思います。

 

ネットで「うまいですね!」などと褒められて、そのテクニックに自己満足してるだけならそれはそれでかまいませんが。

 

でも、人を傷付けんなよ。

 

ちなみに僕は、技術だけで魅力のない演奏を「上手い」とは表現しません

 

そう言う場合に、「テクニカル」と言う言葉をよく使います。

 

◇上手い下手の概念って人によって違うよね

 

ネットに動画をアップして楽しんでるだけの人や、Aさんの様な気持ちで気軽にアップしただけの人が、怖くて、音楽が出来なくなるかも知れないだとか、ネットに、動画をアップする楽しみが楽しみじゃなくなっただとか、他人から大切ないろいろな物を奪っている自覚なんてきっとないのでしょう。

 

要は、人間的にそこが未熟な人だと言えるのだと思います。

 

僕も、他人の事をどうこう言える程、人間が出来てる訳ではないですが。

 

 

音楽なんて、どう楽しむか、何を良しとするかは、全て自分基準なんですね。

 

だから、自分基準で自分なりに音楽をしている人はそのままでいい筈なんですが、その自分基準で自分の基準に合わない人を攻撃、排除しようって言う人が出て来る場合もある訳です。

 

いわゆる自分中心、自己チューってヤツで、自分の基準で世界を回そうとしてると言い換えてもいいと思います。

 

ネットでの正体が分からない顔の見えない人間からの攻撃は、リアルでの暴言より傷付く事が多いと僕は感じています。

 

◇自分のブログの定義は自分が決めればいい

 

それだけに、ネットの暴言で音楽が楽しめなくなる人が出ると言うのが、僕には納得がいきませんし、あってはならない事だとも思っています。

 

しかし、こう言う暴言や低評価ボタンによる評価は残念ながら、ネット上にはあるものなのです。

 

僕も、そう言う人を見かけた時に「気にするな」と声をかけたくなるのですが、気になってしまう人に気にするなと言う言葉はアドバイスの様で、実は何の効果もない、意味をなさない言葉なのです。

 

◇アドバイスにならないアドバイス

 

そう言う時、僕には力不足で何も出来ません。

 

僕は、例えメジャーなアーティストやアイドルや誰でも知ってる著名人の事であっても他人を貶す発言は不快ですし、そう言う発言をする人間は大嫌いです。

 

勿論、公の場ではなく、友達同士で喫茶店で大嫌いな芸能人についてあれこれ言い合うのはアリだと思っています。

 

人間ですから、好き嫌いはあって当然ですし、それをどこかで発散する事も必要な事でしょうから。

 

でも、公の場であるネットではナシだと考えています。

 

ネットでは本人の目にとまる可能性は大ですし、有名、無名に関係なく、やっぱり自分の事を言われれば不快だったり傷付いたりするのは人の性だと言ってもいいからです。

 

動画やブログなど、発信する理由は人それぞれです。

 

最低限、そこくらいは理解して欲しいものですが、それを理解する頭もないの?アホなの?と言いたくなるくらいです。

 

ま、そんなアホは世の中にたくさんいて、ここでこんな事を書いたからといって、そんな奴らがいなくなる訳ではないし、また、そんな事をしようとも思っていません。

 

ただ、嫌な奴は「悪目立ち」とでも言うのか、やたら目立つのは確かで、実数以上にいるかの様に思えるものです。

 

複数から攻撃されたり、単独の攻撃でもその回数が重なって来ると、世の中の人全てが自分を否定してるんじゃないかってくらい重く暗い気分にさせられます。

 

しかし、本当はまともな人間の方が圧倒的多数なのです。

 

ネットで一斉に誰かを理不尽に叩いている時でも、まともな人は口論しても火に油を注ぐだけだと知っているからなのか、そういう話題に参加していないだけだと僕は思っています。

 

案外、冷静に見ている人は多いものだと感じています。

 

そこは、こう言うたぐいの話の被害者にどうしても伝えたい所ですね。

 

 

Aさんの記事を読んで、いろいろな思いが湧き出てきて、行き当たりばったりで記事を書いたので、結局、誰の慰めにもならず、誰かを諌める効果もない記事になってしまいましたが、ネットで嫌な目にあって音楽を楽しめなくなったり、音楽を辞めたりする人だけは一人でも二人でも減って欲しいと思っています。

 

効果はなくとも最後にこれだけは言わせて下さい。

 

アホの台詞に耳を貸すな!耳が腐る!

 

全国のAさん(の様な人)に贈る陳腐な台詞でしたが、クリスマスプレゼント代わりに受け取って頂ければと。

 

え!?無理?(  ゚ ▽ ゚ ;)エッ!?

 

僕、プレゼントセンス、全くないんです。(-。-;)ボソッ

 

これ、マジばな。(-""-;)ウ~ン

 


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

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